U24高校生大学生創業体験プログラムSta-sh05を開催しました
Sta-sh(スタッシュ)とは、2019年より福山市で始まった全国から集まった高校生・大学生が2日間で地域の課題を解決するビジネスプランを創る創業体験イベントです。
高校や大学を卒業したら“就職”となり がちなこの世の中ですが、“創業”や“起業”という方法もあることを知ってほしい。 起業に全く興味関心のない学生に創業を体験できる機会を提供し、将来の職業の 選択肢を増やしてほしい。これが本プログラムの開催に至ったきっかけです。
学生が考えた地域や企業の課題などの5つのテーマを「創業という視点」でどの ような事業 ができるか考え、メンターやアドバイザーによるサポートのもと、実際に2日間で事業モデルを創り上げます。2日目の午後には審査員の皆さまをお招 きして、学生の興味とワクワクにあふれた事業 を公開プレゼンテーションという 形で発表します。
今年は「食」「エンタメ」「空き家」「教育」「デニム」のテーマで5チームにわかれて2日間でビジネスプランを創り上げました。
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2日間のTIMETABLE
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1日目 ・創業について学ぼう
特別ゲスト 福山シティFC 代表 岡本佳大さん
・各グループにてディスカッション
・メンターと課題や目的の整理
2日目 ・グループにてディスカッション
・メンターと事業計画書の作成
・プレゼン資料作成・プレゼン練習
・一般公開にて事業計画書の発表会
・参加者による懇親会
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特別講演
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福山シティFC 代表 岡本 佳大氏
1989年 広島県生まれ。 広島観音高校時代にインターハイで日本一を経験。 大学卒業後、凸版印刷(株)に入社。 セールスやブランディング戦略を学び、25歳で独立。 ジュニア年代のサッカーチーム運営から事業をスタートし、現在は広島県福山市からJリーグ参入を目指して挑戦する福山シティFCの代表を務める。
岡本様の講演では学生に向けて「自分らしく生きる」についてお話いただきました。自分がなりたい将来像、ゴールを決める。
そこにたどり着くまでの手段を考える。
高校生からは「自分の選択」が必要になってくる。
自分の選択肢を増やす為にも「起業」という手段を知っておくことが大切。
学生にとってとても刺激的なお話だったと思います。
ありがとうございました。
いよいよ1日目スタート!
Sta-shは2日間でビジネスプラン作成といっても実質は50分×9クールで0からビジネスプランを作成します。
そのプログラムを作成してくださっているのは福山ビジネスサポートセンター 池内精彦プロジェクトマネージャーです。
今年で5回目ですが時代の変化や学生の変化に合わせて毎年毎年ブラッシュアップして作成してくださっています。
また、各チームには1名ずつメンターがついてくださり、ファシリテーターでもある池内さんのプログラムに沿って学生をサポートしてくださいました。
<ファシリテーター紹介>
池内 精彦氏
成蹊大学経済学部経営学科卒業後、カリフォルニア州立大学に留学。1983年プランタン銀座に入社し、フランス・パリ駐在事務所に責任者として赴任。1997年ウォルト・ディズニー・エンタープライズ・ジャパンに入社。その後スイス系商社にてブランドマネージャーを務める。2004年よりエルメス銀座本店店長2008年よりジョージジェンセン社長2012年より高級皮革ブランド・バリー社長を歴任。2017年より福山ビジネスサポートセンターFuku-Biz プロジェクトマネージャーに就任
<メンター紹介>
◆広島加計学園 英数学館中・高等学校上級心理カウンセラー 理学博士栢野 祐介さん
◆株式会社NSP LAVO 代表取締役 櫻井 章博さん
◆(株)カタリシス 代表取締役 岡山大学非常勤講師中村 剛さん
◆県立広島大学 キャリアドバイザー甲斐 陽子さん
◆インタードリブン株式会社 取締役 COO 横山 大城さん
今年も全国から29名の申し込みがありました。
「食」「エンタメ」「空き家」「教育」「デニム」の中から自分が希望するチームにわかれていよいよスタートです。
この1日目で初めて会う学生がほとんどです。
更に、このチーム分けも当日発表しました。
本当にチームビルディングもビジネスプラン作成も0からのスタートです。
それでも学生たちは、すぐに打ち解けて
自分の想いをどんどん共有していきます。
1日目の終了後、メンターが集まって各チームの進捗状況や課題を共有。
2日目の午前中にはプレゼン資料をほぼ完成させて、プレゼン会場へ移動するというタイトなスケジュールです。
更にSta-shには約束があり、1日目も必ず17時で終わりました。
時間を延ばしたり、徹夜をしたり・・・ということはしません
働き方改革?!ではありませんが、9時~17時までの
限られた時間のなかで何が出来るかに挑戦します。
2日目(最終まとめ・プレゼン発表)
いよいよプレゼン発表
<審査員紹介>
◎一般社団法人ふくやま社中 代表理事 小林 史明氏
◎福山商工会議所青年部 会長 杉原 広昭氏
◎株式会社ベリタリア 代表取締役社長 藤本 真理子氏
◎広島テレビ放送株式会社 営業局福山支社支社長代理・営業部長
ISLAND LIFE LLC 代表 糸永 直美氏
◎福山大学 大学教育センター 講師 前田 吉広氏
◎福山市経済環境局 局長 池田 圭次氏
第5回Sta-sh 最優秀賞に輝いたのは・・・
第5回目となるSta-shの5チームのプレゼンはどれも素晴らしい内容で、審査員控室では
「2日間で考えたとは思えない素晴らしい内容だ」
「私たちでは思いつかない考えのビジネスプランで驚いた」
「このプランは実現できる。何かあれば手伝いたい」などと褒めていただきました。
審査員の方には、
【社会・地域への貢献度】5点
SDGsの達成につながるか。社会や地域の人々の暮らしを本質的に豊かにするものか。
【共感性】3点
事業に取り組む背景や理由が明確であるか。事業の目標やプランを通じて達成したいビジョンが明確になっているか
【主体性】9点
事業から自身の考えや想いが伝わるか。事業に必要な情報の収集・分析を行なっているか
【プレゼンテーション】3点
伝え方・魅せ方に工夫がされているか
合計20点満点で採点していただきました。
厳正なる審査の結果、最優秀賞は・・・
エンタメチームになりました!!
どれも素晴らしいビジネスプランでしたが、やはり自分たち学生自身が「福山で遊ぶ場所がない!!」という課題をどうにか地域課題を解決しながら街中にどうやったら作れるのかをしっかりと考えられたプランだったと思います。
優勝者には備後地ブランド研究会さんより福山の美味しいもの詰め合わせセット、有限会社山陽不動産さんより福山デニムのオリジナルバックが贈られました。
また参加者全員に若石DRT整体サロン楽笑さんよりお花を頂きました。
この度は、エンタメチームには協賛企業の株式会社エフピコ 人事部の方もサブメンターで2日間チームメンバーに入っていただき学生を一緒に盛り上げてくださいました。
本当にありがとうございました。
プレゼン終了後はメンターからフィードバック
今回は最優秀賞チームは決定しましたが、どのチームも素晴らしいプレゼン内容でした。最後にメンターの方からの気付きや良かった点、そして参加した学生から参加した感想などを共有して自分たちの中にしっかり落とし込んでいきました。
小林代表からは
「素晴らしいプレゼンでした。
私たちは学生さんたちにチャンスの機会を創ろうと思い開催するが、
毎回思うのは、2日間参加して成長のチャンスを得られたのは運営している大人側でもある。
それで学生の皆さんに何を感じてもらいたいかというと学生が学ぶ側、大人は教える側というイメージがあるが、全くそんなことはない。
今の皆さんでも大人に伝えられることがあるし、成長する機会を与えることができる。それぐらい、みなさんの「今」に価値がある。
今日頂いた提案は、全部実現してもらいたい。」と総評をいただきました。
学生アンケートはまだまとめられていません。
創業に全く関心のない学生に創業体験をしてもらう2日間のイベントで学生の意識がどう変わったのか、またこちらはまとめてUPしますので是非フォローをよろしくお願いします。
この度は、ご参加頂いた皆様、ご協力いただいた皆様、
本当にありがとうございました。
<運営体制>
運営・企画:Sta-sh05実行委員会
主催:一般社団法人ふくやま社中
共催:福山市・公益財団法人ひろしま産業振興機構・福山ビジネスサポートセンターFuku-Biz
特別協力:ソフトバンク株式会社
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サポート企業様一覧
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Sta-shでは創業体験イベントの開催を通じ、学生とサポート企業様や地域のプレイヤーなど学生×企業、学生×地域、企業×学校、行政×学生など、多様な交流の機会を提供し学生の挑戦の場を増やす活動を行ってまいります。
サポート企業様、ご支援いただきありがとうございます。
株式会社松原組
株式会社エフピコ
株式会社ドリーム・アーツ
株式会社アクティオ
株式会社福山臨床検査センター
有限会社山陽不動産
株式会社かこ川商店
株式会社三倉屋
株式会社仲心
株式会社リゾーム
英数学館高小・中・高等学校
ファニーズファクトリー株式会社
株式会社Salt design
司法書士法人 瀬川事務所
麻生廉司税理士事務所
株式会社RevComm
若石DRT整体サロン楽笑
有限会社藤井印刷
福山電業株式会社
備後地ブランド研究会
カジュアルダイニング楽笑
(敬称略)