働くママが何か成し遂げたら「旦那さんのお陰だね」「旦那さんに感謝しなよ!」という人たち・・・
まず大前提として私は夫に感謝しています。
私は色々な事業に携わっていますが全て私の手柄だ!なんて言ったことは一回もありません。夫だけでなく周りにいてくださる方々に感謝しています。
それを踏まえて読んで頂けたら、、、。
私は会社を4つ経営していたり街づくりなどにも積極的にかかわるようにしています。マスコミに取り上げていただくこともあり、色々な方から話しかけていただくことがあります。
そんな中でも年配のおじさま方で多いのが
『全て旦那さんのおかげだね!』
『旦那さんに感謝してる?』
『自由にさせてる旦那さんを尊敬するわ!』
って私に言ってくる人がいます。
一人二人ではありません。。。。
こういう人は、そういうことを言うことによって男性が作ってきた社会なんだから女性が活躍出来ているのは自分たち男性のお陰。自分が頑張ってきたことも認めてね!って言いたいんだろうなとは思いますが、、、。
その言葉は全て自分への保身ってことに気付いた方がいい。
可哀想だなって思います。
そんな古い発想しか出来ない人間関係の社会にいることにも気づけていない環境が。
そこを固辞することで自分を認めてもらいたい。
だって自分は生涯そこしか居場所もポジションもない人ばかりなんだもん。
気付いていても自分の保身の為にそんな言葉しか吐けないっていうのが可哀想。
本当は女性で子育てしながら仕事でも頑張って結果を出してるって頭で理解しても未来への為の言葉を発するのではなく自己保身、第一。
今までを否定される筋合いはない!って考え。
それも未だに正しいって思う人がいてもいいと思う。
私は関わりたくないけど。
女性活躍社会…って何?
『女性が活躍出来るのは男性の支えがあるからだろ!?』
って言いたい人がいる。
男性の支えがあってからこそです。
ホントに感謝していますので少しご迷惑にならない程度で女性も活躍させて頂いてよろしいでしょうか?
が男性が望んでいる女性活躍社会だと感じていて私は
そもそも「女性活躍社会」って言葉自体、私は賛同はしていないけど、
活躍出来るのは旦那さんのおかげでしょ?
感謝してるの?あなたの自由さを受け入れた旦那さんを!
っていう言葉を何の悪気もなく言ってきたり、
旦那さんのおかげって言え!
っていう圧力を凄く感じますが、
そういう経営者の企業は次世代には受け入れられない企業になるので今は耐えるしかないかなと思ってます。
旦那さんのお陰だと思っていてもあなたに伝える必要はないし、あなたに強制的に言わされるのもおかしい。。。
また私は、今の男性経営者が「◯◯した!」って何か大きなプロジェクトを成し遂げた!聞いてもその間自分のキャリアを犠牲にして支えることを選んでる経営者の奥さんは自分の子育てと仕事をどう両立しているかなどが気になります。
自分の場合は、そこはスルー。。。の人が多いのにね。
自分はいちいち奥様のお陰ですねって言わされるとどう思うのか、、、。自分だったら、、、って考えてみた方がいい。
女性も男性活躍の陰でさせているリアルな奥さんの声を聞いた方がいい。
専業主婦って嬉しい反面、
いざというときに結婚っていうものにしがみつかないといけないリスクも…。
女性自身ももっと自分自身のキャリアを人生を長いスパンでしっかり考えていかなきゃいけないとも思います。
まだまだ、日本はこんな風に色んな圧力や嫌味を言われる世の中ですが、、、(泣)
子育てに専念できる環境は素晴らしいけど、子供はいつかは旅立ちます。
焦ることはないけど、しっかり自分の将来を見据えて、自分も子供と一緒に成長できる環境は自分で創らなきゃ。
仕事と子育て両立は綺麗ゴトじゃない。
大変なこともあるけどやりがいもある。
実際に本気で取り組んで
結果を残すぐらい自分の時間を使いながら
努力して仕事と子育てを両立する。
それは男女問わず本当に大変なこと。
自分がやってみたからこそわかること。
それを負担をより少なく、地域で支えながら仕事と育児の両立を出来る社会を作っていかなきゃいけないのに、
働くママが頑張って何か成し遂げても、
それは旦那さまが許して下さったおかげでその環境に感謝して申し訳なさを感じながら子育て仕事を頑張らなきゃいけない圧力が変われば地方も本当の意味で女性活躍社会への一歩が踏み出せるはず。
子育て世代経営者が変われば地方も変わるけど、そこが女性は…って感覚なら無理でしょうね…。
冒頭でもお伝えしましたが、私は旦那さんだけじゃなく、家族や周りのみなさんに感謝しています。
フラットです。
旦那さまのおかげで女性も自由に仕事出来ているんだからあなたは男性に感謝するべきだ!と言ってくるのは自分の価値を下げるのでやめた方がいいと私は思います。
ただそういう考えの人も共感はしませんが、尊重はします。