にわか度float("inf")の馬券 - ウマ娘勢の年末競馬予想
この記事は小餅さん主催の誰が書くねん Advent Calendar 2022 23日目の記事です.
前日の水晶発振器くん@4MHzさんの"ぺぺぺぺ"もぜひご覧ください.
また, 競馬を嗜んでいらっしゃる方は, 13日に別のAdvent Calendarへ投稿した "BlueBookを読んで, 国際グレードを知ろう ~日本競馬グレード珍百景~"も是非あわせてご利用ください.
1.前文
おはようございます. みこでございます.
今年は自身のTwitterの内容が音楽ゲームから競馬へ大きく移り変わった, そんな1年でした.
この1年, 様々な衝撃がありましたが, とりあえずそれは次の節で振り返りましょう.
さて, 今回の記事は"これくらい気軽でいい" そんなゆるさの競馬予想を目指しております. 実現できているかは知りません.
なお, この予想記事に関連するトラブル, 苦情等は受け付けておりませんのでご容赦ください.
2.な~に予想する記事?
この記事で予想するレース一覧を書いておきます.
12/29(Thu)
東京大賞典(G1)
ばんえいダービー(BG1)
12/31(Sat)
高知県知事賞
一発逆転2022ファイナルレース(C3-19記者選抜)
多いですね. 一旦注目レースを太字で書いておくことにします.
なお, これらのレースを観戦する方法も紹介しておきます.
3-1.東京大賞典
12/29(Thu)の15:40, 大井競馬場第9レースとして開催される東京大賞典(G1)です.
この東京大賞典は芝を貼らないダート路面でのレースです.
日本の競馬(厳密には平地競走)には芝コースのレースと, ダートコースのレースがあります.
東京大賞典は, ダートレースの年内最終決戦にあたるレースというわけです.
今回は, 東京大賞典4連覇を誇る昨年の王者オメガパフュームが, 東京大賞典5連覇を目前に無念の引退.
絶対王者なき今, 一発を狙いに数多の馬が大井の地に集まっています.
同じコースで開催される帝王賞の今年の勝者, オメガパフューム他多数の強者を打倒したメイショウハリオ
今年のダートダービー勝者, 希少な若手, 3歳勢として参戦するノットゥルノ
その他カジノフォンテンやショウナンナデシコ, ミヤギザオウ, ラッキードリームと各地から精鋭が集められました.
そんな東京大賞典の私の予想ですが, 実は東京大賞典はまだレースメンバーが確定していません.
しかし, NARの公式ページに暫定の出走馬表があるので, 一旦たたき台として
◎メイショウハリオ
△ノットゥルノ
としておきます.
本命連下ともに, 成績から判断. ノットゥルノに関しては, 最近あまりうまく行っていないようですが, ここで一発やってくれることに期待.
3-2.ばんえいダービー
次いで12/29(Thu)の19:25, 帯広競馬場第11レースとして開催されるばんえいダービー(BG1)です.
この輓曳競争(ばんえい競争)というものは, 馬がそりに繋がれていて, そしてそのそりに大量の荷物と人が乗っています.
要はそのそりをいかに早く目的地点まで運べるかを競うのがばんえい競走というわけです.
そしてばんえいダービーは3歳シーズン三冠の最終戦, つまり"若手限定"のレースです. 有力な若駒がこのダービーの栄冠を目指し駆ける, それがこのばんえいダービーです.
今年の参加馬ですが
今年3月のG1イレネー記念の鮮烈な勝利が記憶に新しい, 3歳の最強格キングフェスタ
低人気からG1のばんえいオークスを制し, G12勝目のチャンスを伺うダイヤカツヒメ
一方オークスで1番人気に推されるも最下位に敗れ, 今度こそはリベンジしたいピュアリーナナセ
この他にもクリスタルコルドやヘッチャラなどの精鋭10頭が揃ったところです.
さて, 私の予想ですが, おそらく当日の状況次第でそれなりに変わるものと思います. そちらは随時更新するとして現時点では
◎キングフェスタ
と本命だけを貼っておくこととします.
というわけで本命のキングフェスタ, やはり今年3月のイレネー記念(上に貼った動画のレースです)の鮮烈な勝ち方が忘れられません. あれを見るだけで本命に推すには十分な理由になると思います. すでに3歳2冠目のばんえい菊花賞を獲っているなど実力十分, 2冠目に期待がかかります.
3-3.高知県知事賞
いよいよ大晦日にやってまいりました.
12/31(Sat)の17:30に高知競馬場第7レースとして開催される高知県知事賞です.
東京大賞典と同じようにダート路面でのレースですが, ある意味わかりやすく頂点決戦な東京大賞典とくらべて, このレースはいくつか特殊な点があります.
全国からトップ層が集まる東京大賞典と比べ, 高知県知事賞は高知所属馬限定
距離が長い. 2400mのレースは高知競馬では年1回このレースだけ. 日本でもダートで2400mのレースはほとんどない
つまり, 高知地区の精鋭たちが普段走らないような未知のコースでトップを競い合う, そんなレースが高知県知事賞です.
今回の参戦馬も高知競馬では有数の精鋭で,
高知に来て以降は無敗, 二十四万石賞, 福永洋一記念, 黒潮マイルチャンピオンシップと大レースで連戦連勝, 現在の高知最強といっても過言ではないララメダイユドール
を筆頭に,
昨年覇者, 今年7月の久々の実戦以降不調も前走を勝って連覇へ勢い付けるグリードパルフェ
一昨年覇者, 昨年のこのレースで2着以降不調に悩まされるもこちらも復調気味, グリードパルフェにリベンジを誓うスペルマロン
それ以外にもヤークトボマー, エイシンピストンなど高知における大レースの常連組が集まりました.
私の予想は
◎1-スペルマロン
○2-ララメダイユドール
△5-グリードパルフェ
としております.
圧倒的な強さを見せるララメダイユドールですが, こと高知県知事賞に関しては高知唯一の2400mレースである部分がどう出るかわかりません. ララメダイユドールは高知転入から3戦目の二十四万石賞で1900mのレースを勝っていますが, 今回のレースはそれより500mも長いです.
その点スペルマロンとグリードパルフェはすでにこのレースを勝った経験があるため, 2400mでもそれなりにやれることがわかっているのです.
まあ破竹の勢いという言葉がまさに似合うララメダイユドールに対し, 復調気味とはいえ調子は落ちていた2頭ですので, どうなるかは未知数です.
3-4.一発逆転2022ファイナルレース(C3-19記者選抜)
さて, 今回の記事の最終レース, 12/31(Sat)の(時刻不明 20:50付近?), 高知競馬場第11レースとして開催される一発逆転2022ファイナルレースです.
まず"一発逆転ファイナルレース"について説明します.
高知競馬はほぼ毎週, 土曜日と日曜日に夕方から夜までレースをしています.
そんな高知競馬の1日の最終レースが"一発逆転ファイナルレース"です(極稀に一発逆転じゃない普通のファイナルレースをやることもあります)
"一発逆転ファイナルレース"は日本の競馬のレースでも特に変わったレースと言えるでしょう. その特徴として
高知所属, かつ弱い馬が集められる
(一発逆転ファイナルレースに参加する馬は基本的に高知競馬の中でも下の方であるCクラスの馬です. 特にこの"2022ファイナル"はCクラスでも一番下のC3クラス, そしてC3クラスでも一番下の第19組の馬が参加しています)レースメンバーは記者選抜式(ランダムではなく会議で決まる)
そして基準は"最近勝てていない馬"かつ"実力の拮抗した馬"
つまり, 弱いクラスでもなかなか勝てない馬の救済として, 勝利による一発逆転のチャンスを与える, そんなレースであるわけです.
ちなみにこれ以外にも
基本的にその日の日本競馬で一番最後のレース
実力が拮抗しているため予想が非常に難しい
様々な理由で高配当の馬券が出やすい
(分かる人向けにいうと人気の拮抗と, ファイナルレースだけの三連単の控除率低下で配当が高くなる)結果馬券人気が高くその日の高知競馬で一番高い馬券売上を出すこともしばしば
(https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=48131 2021/01/17の売上に関する記事 当日はトップ層の馬が多数集まるレース"大高坂賞"があったにもかかわらず, 一発逆転ファイナルレースがその売上を抜いている)
などなど, 様々な特徴が.
とりあえずかいつまんでまとめるとこの"一発逆転2022ファイナルレース"は
2022年の日本競馬のラストレース
なかなか勝てない馬が数少ない勝利のチャンスをつかむためにやってくる
そんなレースです.
さて, 出走馬と予想の紹介をするところなのですが, このレースは特に何か言う事がありません.
出走馬についてはなにか言えるほど私が知識を持っているわけではないですし, 予想のしようもないレースとよく言われるようなレースですから特にあれこれ考えて予想することもありません. 高知競馬を10年見続けた, という人ならいざしらず, 私はにわかなのです.
というわけで予想はクイックピック, つまりダイスでランダムに決めてしまいます. 参戦頭数は12頭, 果たして結果は...
1d12 = 8, というわけで私の予想は
◎8-トーレスデルパイネ
です.
4.最後に
久々に考えなく予想しました.
なんというか, ここ1年で予想の方法が徐々に複雑化していって, それはそれで進化の1種と捉えてもいいのかもしれませんが, 時間がかかりすぎるようになって次第に予想を面倒がるようになったのはある意味この進化の罪と言えそうです.
日本の年末には競馬レースが充実しています. 今回予想の記事を書いた私が言うことではないでしょうが, 馬券を買わずとも一度スポーツ観戦感覚で見てみてはいかがでしょうか(今回紹介したレースは全部簡単に見れていいよ~)
さて, 今日が23日目の"誰が書くねん Advent Calendar 2022"ですが, 明日24日目はyoshidaさんの"私は金でぶん殴るッ!"でございます.
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