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【858球目】真っ白な場所

現在三陽工業には27の営業拠点があります。
そのひとつひとつに想い入れがあるのですが、営業所出店に際して妄想をしてみたことがあります。そして、実際に1ヶ所だけ実行をしました。今日はそんなお話です。

原則

多くの営業拠点がお客様がある状態、もしくはこれから始まる状態でスタートしています。既存のお客様の別工場のお話を頂いたり、今ある拠点から少し距離があるお客様を新たな拠点のお客様とさせて頂いたり、お客様がある=売上が立つ、状態ですから、売上が0で始まることは原則ありません。
結果としては全ての拠点がそうなっています。ただ、こんな妄想をしたことがあります。

妄想

真っ白な何もない場所に営業拠点を作ったとするとどうなるだろうか。
営業拠点を最初に作って、そこから営業活動をしていこう。そんな妄想をしたことがあります。

当然、お客様は0の状態ですから、新規営業から始まります。未開拓の地での営業ですから、1社目のお客様を獲得するまでどれくらいの時間がかかるか。1ヶ月なのか3ヶ月なのか。そもそも、1日中新規営業をするしか仕事がないのですから、1ヶ月あれば、内容問わずお客様の獲得はできるでしょう。

それが採算ベースに合ってくるまでにはどれくらいかかるか。半年くらいあれば形にはなりますかね。1年、投資をすることが出来れば十分勝負はできる。そう考えていました。

実際にやってみた

そして、実際にやってみたことがあります。
横浜営業所は何もない状態で営業所を新設することを決めました。全くの0からのスタートを決めたのは後にも先にも横浜営業所だけです。想いだけで作られた横浜営業所でした。

ただ、拠点設立の動きと同時並行で新規営業の動きを取っていました。本社にいるアポイントのスペシャリストにアポを取ってもらい新規営業へ。その新規営業はスムーズに事が運び、営業所設立とほぼ同時に取引が開始されるという運びになりました。

結果として、真っ白な状態からの営業所とはならなかったのです。しかも、最初のお客様の最初の配属は明石からスペシャルな社員が立上げの為に配属されています。結果として全くの真っ白な状態でスタートした営業拠点はないことになります。

やってみたい

新規営業、採用、定着、事務処理、全ての力が必要な0からの新規出店。
いずれやってみたいと考えています。0→1の難しさ。よく理解しているつもりです。ただ、0→1の楽しさもよく理解しています。

・新規でお客様と契約を締結した時
・新たな仲間が増える事が決まった時
・その仲間が定着してくれて更なる仲間を増やそうと行動してくれる時

全てにおいて、楽しさが詰まっています。もちろん、事務処理を完璧に遂行した時もです。新たな動きをする時は、凄まじいパワーが出てきますよね。
それが仕事の楽しさなのだと考えています。

まだまだ

三陽工業は東北に拠点がありません。北陸も富山だけです。四国にもひとつだけ。関東もこれからです。まだまだ、やるべきことは山積みです。ひとつひとつやっていきます。可能性は無限大です。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします!




最後まで読んでいただき、ありがとうございました!