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【346球目】鈴鹿8時間耐久レース

明日は、とうとう三重県の鈴鹿市で行われる鈴鹿8時間耐久レースです。

もうすでに色々と始まってはいますが、2020年、2021年と中止になったこの大会、Kawasaki Racing Teamを前回大会のチャンピオンとして、各メーカーがしのぎを削っています。どこが優勝するのか楽しみですね。

今日は鈴鹿8耐への想いを書いていきますね。

2016年夏



三陽工業が初めてバイクレースのスポンサーを行ったのが2016年の夏に開催された鈴鹿8時間耐久レースでした。

最初の8耐はよく覚えています。

8耐どころかバイクレースの観戦が初めてだった私は、8耐の盛り上がり方に驚き、バイクの音とスピードにこれまた驚き、そして8時間経過した後の感動と帰りの疲労、そして翌日の体のしんどさは鮮明に記憶しています。

あれから6年

2年間は8耐が開催されていませんので、今回が5回目の8耐になります。しみじみと6年の月日が流れていることを感じています。今年の夏はどんなドラマが待っているのか、楽しみです。

鈴鹿4耐

バイク好きな人はみんな知っています。一般的な知名度はそんなにないですかね。私も知りませんでしたから。8時間耐久レースの前に、4時間耐久レースというレースがあります。いわば8耐がプロ野球だとするならばこの4耐は甲子園の様なもの。そこで実績を挙げたライダーがもう1段上のステップへと上がっていく、そんなステージのレースが開催されています。

しかし、若者がその甲子園(4耐)を目指しているのは昔の話で、今はベテランライダーの思い出作りの場所になっている傾向にもあります。野球もそうですが、競技人口が減っていくと明るい未来予想図が書きづらくなります。昔の4耐はそれは凄かったらしいです。もちろん、今もそこを目指して次のステップへと考えている若者もいますが、絶対数が昔と全然違う。こういった所も盛り上げていく必要がありますよね。

バイクレースという業界を捉えた時に、若者がもっと未来に希望を持つことが出来て、切磋琢磨して、全体のレベルが上がっていく。

野球も本当に全く同じ状況です。今は良いかもしれませんが、10年後、20年後、今よりもみんなが年齢を重ねていった時に、どうなっていくのか。

未来のためには今の行動が必要になってきます。

年に1度のお祭り

2016年から2019年の8耐で感じたこと。

お祭り感があります。

観客数も全日本ロードレースと比較すると随分と多いです。真夏だからというのもあるでしょう。やっぱり人が集まると楽しい雰囲気が出てきますよね。この8耐のお祭り感に近いものを大分のオートポリスで開催されていたスーパーGTの時に感じました。

人が集まるからお店も多い。
お店も多いからそこでの消費も多くなる。
消費も多くなるから、そこに出店したい魅力的なお店が出てくる。
魅力的なお店があるから人が集まる。

まさに好循環、プラスのスパイラルです。

全日本ロードレースも鈴鹿8耐も同じ鈴鹿サーキットで行われます。ということは立地は問題ではない訳ですよね。もっともっと、バイクレースに携わる人達が幸せになるような、そこに人とお金が集まってくるような、そんな未来を創っていきたいと妄想をしております。

まだまだ私たちは強くない。
これからもっと強くなって、三陽工業を育ててくれたバイク業界にも恩返しが出来ればという妄想を持ち続けています。

明日、朝から鈴鹿入りです。

楽しみで仕方ありません。
さよりんもピットウオークに来るそうです。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。




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三陽工業株式会社公式 代表取締役社長note
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!