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【499球目】WBCからの学び

WBCロスの人も多いのではないでしょうか。

あれだけの試合を見せてもらえるとそうなりますよね。普段野球にそこまで興味がない人も巻き込んでのこの盛り上がりは野球界全体にとっても大きなことだったと思いますし、ここから日本の様々なカテゴリーでの野球がさらに盛り上がっていって欲しいと野球好きの1人として感じている所です。今日は、WBCを見て学んだことを改めて書いていきます。


心の軸

侍ジャパンは自チームにおいて中心選手の集まりです。

今回の優勝までの過程において、出番の少なかった選手が当然出ます。そういったサブに回った選手も、ベンチから大きな声で声援を送ったり、いつ来るか分からない出番の為に、準備をしっかりと行う。俺を出せ!!そんな想いもあるでしょう。でも、チームの為にそんな様子は絶対に出さない。
チームが勝てば喜ぶ。チームがピンチの時は、精一杯応援する。きっと、自チームでもそういった選手が必ずいるので、いつもは中心選手だからこそ、サブに回った人の気持ちを考えることができるのでしょう。自分が自分がではなく、チームの為に。言葉にするのは簡単ですが、一流の選手たちばかりです。そういった一流の選手たちが1つに纏まった。一致団結したからこその今回の結果ではないでしょうか。

試合に出ていた選手はもちろん素晴らしかった。それと共に、出番が少なかった選手も素晴らしかった。投手で言うと、松井・宇田川・宮城・高橋奎二・山崎野手で言うと、大城・牧・牧原・中野・山川・周東文字にしてみるとこのメンバーでチーム作っても強そうです。そんなサブメンバーが腐らずにチームの為に思考と行動していた。そんなチームは強くなります。一流選手は心の軸もしっかりしていることを学ばせてもらいました。大学生の時にスタメン外れてブーブー言っていた自分がとても恥ずかしくなりますww


自分のイメージしたことしか物事は起こらない

木曜日に帰国したばかりの栗山監督が報道ステーションに出演していたのを見ました。

決勝のダルビッシュと大谷の登板についてお話をされていた部分があり、どちらとも向こうから言ってきたとコメントしていました。一流選手は多くを言わなくても分かる。だからこそ敢えてこちらから言わなかった。もちろん、投げて欲しいなという想いは持っていました。そんな内容のコメントをされてましたね。栗山監督は大谷翔平選手をあまり褒めません。その理由は翔平ならそれくらいできて当たり前だからと言います。二刀流前提で日本ハムファイターズに入団した時から栗山監督は本気で二刀流で成功するとイメージしていたのだと思います。

冷静になって考えてみましょう。WBCの決勝戦で3番DHで先発出場している野手が、クローザーとして9回に登板してくる。大谷翔平選手がもしいなければ、完全に漫画の世界です。あのトップクラスの選手が集まるチームで3番を打つ。それだけでも凄いことなのに、クローザーを務める。もう、100年に1人のレベルではないでしょうね。試合後のアメリカのインタビューで翔平はどこの惑星から来たの?と聞かれていましたが、本当にそうです。地球人とサイヤ人くらい違う気がします。最後はスーパーサイヤ人にはなって様な雰囲気でした。これからもっと楽しみです。


野球を楽しむ

帰国後の記者会見で、岡本和真選手が野球ってこんなに楽しかったっけと思いました、そんなコメントをしていました。

今回の侍ジャパンはとても楽しそうに見えました。勝負ごとですから、勝ち負けは出てきます。ただ、その過程で楽しんでいる様に見えた。準決勝と決勝は痺れる試合展開でしたけれど、日本の若い投手陣もメジャーリーグの中心打者たちに対して逃げずに向かっていってそして抑えた。大きな緊張もあったと思います。その緊張すら楽しんでいるのではないかという様な気がしました。岡本選手が言った様に、野球はそもそも楽しいものです。楽しいから夢中になってその道を極めようとする。その極める過程ではしんどいこともあるでしょう。ただ、その過程は自分に必要なことだと思ってやり続けることができる。野球を心から楽しむ選手が、夢中になってもっと成長していけるのだと改めて感じることができました。


最後に

高校野球を見て感動するのはなぜか。

負けたら終わりの状況で必死にプレーする彼らをみて心が揺さぶられるのでしょう。今回の準決勝と決勝はまさにその状況でした。ましてや彼らは超一流選手です。だからこそ、大きな感動をもたらしてくれたのだと思います。野球と仕事は共通点が多いです。今回の学びを仕事にも生かしていこう。
そして次回3年後の2026年のWBCは自分たちも成長した状態でまた応援しよう、そう強く感じました。本当に感動をありがとうございました。頑張った!侍ジャパン!!

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。

明日は記念すべき500球目です!


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三陽工業株式会社公式 代表取締役社長note
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