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【912球目】禁煙と主任

禁煙を始めて40日が経過しました。禁煙アプリ・禁煙ソルジャーで今までの時間や本数、節約できた金額を見える化してくれるので、とても役に立っています。今日は、禁煙と主任、この主任は生産推進グループ主任を指します。そんなお話です。

禁煙

百害あって一利なしな喫煙を20年以上続けて来ましたが、体調不良をきっかけに禁煙に成功しました。喫煙している時には、全く止める気はなかったのですが『後悔したくない』『高い税金を払いたくない』この2点が大きく禁煙に成功しました。

ある人が、本当に禁煙成功したかどうかは、いま一本吸ってみて、その後もちゃんと止められるかどうか、ということを仰っていましたので、それもしっかりとクリアしています。その人の健康、周りの方々の健康、経済面、全てにおいて効果的な禁煙。ただ、周りの人達でタバコを止めたという声を聞いていません。効果があり、有効であり、経済的でもある。メリットしかないのに取組をしない。不思議です。そして、不思議に感じていた時に、ひとつの疑問と合致しました。

生産推進グループ主任

生産推進グループ主任を設立した際には、多くの人がそこを目指そうとする、そう考えていました。

その主な理由は、主任になると、給与が約2割~2割5分上昇するからです。
もちろん、責任は増しますが、その上昇率を考えるとみんながなりたいと思うであろう、そんな予測をしていました。

もちろん、一定割合目指してくれています。一般的な割合よりも高いと思っています。ただ、当初の予想よりは遥かに低いです。役割や責任は増える。ただ、その分給与や賞与は増えていく。そこからチャレンジできる幅も広がっていく。それでもそこに挑戦しない人がいる。

喫煙・禁煙と似ていませんか??なぜだろう??

主体性と当事者意識

結果、ここに辿り着きます。
禁煙も生産推進グループ主任も強制するものではありません。本人の主体性があってこそ、成り立つものです。この主体性と当事者意識。幼児教育でも出てくるのですが、全ての人にとって当てはまると考えています。幼児教育に大切なことは主体性と当事者意識です。よく分かります。

学生に大切なことは主体性と当事者意識です。違和感ありません。若手社員に大切なことは主体性と当事者意識です。その通りです。中間管理職に大切なことは主体性と当事者意識です。そうですよね。経営幹部に大切なことは主体性と当事者意識です。はい、そうです。経営者に大切なことは主体性と当事者意識です。全く異論はございません。主体性と当事者意識が大切なのです。

教育において

元々人間はこの主体性と当事者意識の塊です。
小さい時には、色んなことに興味を持って行動に移していました。小学校低学年の授業で先生が『これ分かる人?』と聞くと、多くの小学生が大きな声で『はい、はーい』と言いながら手を挙げている光景。それが小学校高学年から中学生になると手を挙げなくなります。

社会人になってもです。『それでは質疑応答の時間です。ご質問がある方は挙手願います』で、全く手が挙がらないこと、ありますよね。海外に行くと、学生の時からディスカッションを積極的に行い、自分の主張を行いながら他者の話を聴くことになれています。日本ではなかなかそうはいきません。

主体性と当事者意識を育んでいかないといけないのに、それが逆に下がっていっている。選挙の投票率でもそうですよね。あれだけ注目されたと思っていた兵庫県知事選挙でもその投票率は50%台です。当事者意識があれば、もっと上がっても良いはずです。このジレンマをどう解消していくのか。永遠の課題かもしれませんね。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします(#^.^#)


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井上社長|三陽工業株式会社
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!