【352球目】インターンシップ
初めてのインターンシップをやります。
やったことがないことをやってみます。今日はそんなお話です。
経緯
2年ほど前に、みなと銀行と兵庫県立大学の産学連携講座において、私が講義をさせて頂きました。
私が18才の時に受験して落ちた神戸商科大学(現在の兵庫県立大学)。きっと私が受験したであろう場所で、『この大学に落ちた経営者の話』と題して、お話をさせて頂きました。その後、大量の約300名分のアンケートを頂き、そのアンケートの中から熱量の高かった学生に対してはformsを使って再度アンケートを取り、数名の方には、三陽工業にお越し頂いて広報業務を経験してもらいました。そんな縁もあって今回はインターンシップのご依頼を頂きました。毎年、インターンシップをやる、やらないと議論にはなるのですが、良い機会です。
この8月に初めてのインターンシップを実施する運びとなりました。
内容は
『三陽工業の面接官になってみよう!』がテーマです。
大学生は今後、就活において面接を受ける側になります。そして、三陽工業の事業においてとても重要な「人財を採用する面接」を体験することで、間違えない就活をする為の感性を磨いて頂きます。アルバイトの面接を受けた人は多いでしょう。でも、面接官を経験した人はほとんどいないのではないでしょうか。面接する側を経験することによって、その人の学びや気づきに繋がり、その人の成長の一助になればという考えです。
なので、採用グループがインターンシップの担当部署になります。
詳細は
インターンシップの詳細はこんな感じです。
このインターンシップを通して、来て頂く学生が採用する側の考えを理解し、それを理解することによって、自分が就職したいと思う会社からの内定を得る。三陽工業の採用グループが学生の就活を応援しますよ!そんな想いです。インターンシップは本来、自社に入ってもらいたいという想いが先行するのかもしれませんが、今回の本質は学生を応援することです。三陽工業に縁があろうがなかろうが、今回参加してもらった縁を大切にして、その相手を全力で応援する。
それが三陽工業の考え方です。
インターンシップを通じて
きっと、来て頂く大学生のみなさんにはとても有意義な時間になるはずです。
これから待ち受ける就活において、相手の気持ちがとても理解できる訳ですから、そこから生まれる余裕も出てきますよね。就活における面接においても、緊張はするでしょうが、相手も緊張しているということが理解できるだけでも全然違うはず。その質問の目的は?なぜこんなことを聞くのか?そんなことを理解している人が面接に臨むと良い面接になるのでしょうね。そして、今回インターンシップに参加する学生が自分の希望する内定を獲得することが出来ればいいですね。そして、もう1つの大きなメリットは、三陽工業の採用グループ側にあります。
採用グループにおいては、新卒・中途問わず、採用活動がメインの部署です。今の大学生の生の声や感性を感じることが出来る訳ですから、これ以上のメリットはありません。きっとインターンシップ中にも学びや気づきがあり、試行錯誤を繰り返していくことでしょう。このインターンシップを通じて、学生と採用グループがお互いに何かを得て成長してくれることを楽しみにしています。そして、これからも継続できればいいですね。
本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。