【47球目】バリバリ伝説
45才以上の方々は、みなさんご存じではないでしょうか?
イニシャルDの作者が書いた漫画です。
1983年から1991年まで少年マガジンに連載された伝説のバイク漫画と言っていいでしょう。
そんなバイク漫画を私、恥ずかしながら読んだことがありませんでした。
1983年ということは私6才です。
この漫画を読むには少し小さいですね。ただ、1991年は14才。
読んでいてもおかしくないのですが、読んでいませんでした。
そんばバリバリ伝説を、たまたま読む機会がありました。このnoteを書いているときはまだ途中ですが、感じたことを書いておきます。
こんな漫画なん!?
率直な感想です。バリバリ伝説という名前から、勝手に暴走族漫画のようなイメージをしていました。
確かに峠を走る所から始まるのですが、そこから全日本ロードレースへ参戦したり、鈴鹿4耐に参戦したり、最終は世界へと旅立ったり。
ロードレース漫画ですね。
勝手な想像です。ほんとうに。
学生服でバイクに乗っている主人公の画像は以前も見たことがありました。勝手に、それで特攻の拓のようなイメージを自分自身で持っていましたね。
(※特攻の拓:1991年~1997年に少年マガジンに連載された暴走族漫画)
情報はきちんと取る必要を、改めて痛感しました。
全日本ロードレース
早い段階で、全日本ロードレースが出てきます。
つくばや鈴鹿が出てくると、やはりテンション上がります。
が、漫画内の全日本ロードレースの熱狂がやばいです。
鈴鹿8耐のこの時代の映像は、YouTubeで見たことがあります。
今でも鈴鹿8耐は人が多いと感じますが、この時代の8耐の比じゃないですね。
それと同じ様に、漫画内で描かれている全日本ロードレースの人の多さと熱狂ぶりは凄いです。昔の話ですが、逆に新鮮味を覚えました。
「高校生の彼氏は、やっぱり400CC以上のバイクじゃないと嫌だよね」
みたいなセリフは今、探すのがとてつもなく難しいのではないでしょうか。
と、一度できたことならば、それを再現するのは難しくないのではないかと思ってしまいます。
なぜ、あの時代に人がバイクに熱狂していたのか。
ヨーロッパでは、今でもその状態が継続しています。
(もちろん変化はありますが)
改めて、日本国内のロードレースについて考えさせられましたね。
バイク事故
漫画の中で、バイク事故で亡くなってしまう人がいます。
バイク=死亡事故って連想しやすいくらい、私たち日本人の一般的なイメージになっていますね。
バイクだけじゃなくて、車でも同様ですし、そもそも危険な運転をしていれば乗り物は全て、そのリスクが増大していきます。車でも自転車でも。
ただ、身近にそういう経験があると、死亡事故の類は本当に胸が痛くなります。漫画とは分かっていながらも、気分が落ちましたね。
巨摩郡
バリバリ伝説の主人公の名前です。
姓:巨摩(こま)
名:郡(ぐん)
です。
これを最初に見た時に、中巨摩郡、北巨摩郡が頭に出てきました。
半年ほど住んでいた山梨県の地名です。
案の定、ググってみると、そこから来ているようでした。
こんなところで山梨県を感じることができるとは。
7年住んでいた佐賀県と半年しか住んでいなかった山梨県は私の中でとても似ている印象を持っています。
いいですよね。あの、東西南北どこへ走っていても山、山、山な感じ。
信玄餅やほうとう、吉田うどん、懐かしいですね。
また、山梨県へ行ってみたいと思いました。
バイク好き
バイク好き=50才前後より上の世代、
そんなイメージがあるかもしれません。
でも、三陽工業でもちょっとだけスポンサーしている中学生がいます。
若い世代でも、バイクを必死にやろうとしている人もいる訳です。
小さなこども達がポケバイに乗ってたりもしますよね。
野球とかサッカーとかをやっているのと何ら変わりがないんだな
と思います。
少年野球の人口が減少しているという記事をチラホラ見る様になりました。35年前、私が小学校の時には考えられなかったことです。
30年も経てば、考えられなかったことが現実に起きます。
バイクレースも同じかもしれません。
30年前と今を比較すると、競技人口も興味を持っている人も人数が減少しています。同時に、スポンサーも減少しています。なのでお金が集まらない。
悪循環ですよね。
業界での悪循環は誰かが変えないといけません。
野球は現在、興行として成り立っています。
ただ、競技人口が減っている。
スポーツの業界でも多様化は顕著です。
サッカー、ラグビー、卓球、バスケ、e-sports等々。
私が子どもの頃には考えなかったような競技がプロになっていたり、多くの観客を動員する様になっています。
バリバリ伝説の様な、あんな熱量のある全日本ロードレースがもう一度みたいな。
切実にそう思います。
微力ながら行動していきます。
本日もありがとうございます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!