【851球目】兵庫県知事
兵庫県知事のニュースが連日メディアに取り上げられていますね。何が真実なのか、メディアのニュースを見るだけでは判断しかねますが、このニュースを見て私が感じたことを今日は書いていきます。
トップとして
兵庫県知事は兵庫県の行政のトップです。
兵庫県、日本の中で人口は上から数えた方が早い県ではありますが、足元は人口減少が進んでおり課題は数多く抱えています。
その中で3年前に兵庫県知事になった現知事。私と同じ年なので、勝手に親近感を持っていました。県知事は県民から選挙で選ばれた存在です。きっと当選された時は、兵庫県のトップとしての責任感を持っておられたのではと推測します。
トップの重圧は計り知れないものがあります。私は民間企業でしか経験していませんので、行政のトップの重圧はよくわかりません。ただ、トップはトップです。そこに重圧があることは間違いないと考えています。
勘違い
それまでは謙虚だったのにトップになると急に勘違いを起こす人はいます。
これはトップのみならず、役職に就くことによって勘違いをする人は世の中には存在します。役職者は偉いという勘違いです。そしてその偉い役職者は何をしても良いのだという間違った感性です。
昔はそうだったのかもしれませんね。
そして、私の年代だと社会に出たのが2000年。今から24年も前のことです。
当時なら許されたことが今は許されない。そんなことはいくらでもあります。
世の中は変わっているのに、自分の知事に対する思考はその時のまま変わっていないのかもしれませんね。時間外のチャットが話題になっていましたが、そんなことは現在では常識です。緊急を要する要件、ここでは事故や病気や災害等のレベルの緊急度を指します、それ以外のチャットは、すぐに送りたい!と思っても予約投稿しますよね。
夜中に、ふとアイデアが思いつくことはあります。土曜日にもあります。
それをその時間に送るのは非常識でしょう。翌日の始業開始時間や土曜日であれば月曜日に予約投稿しておけば済むことです。
似た経験
今の兵庫県知事と似た様な経験をしたことがあります。
中身は全く異なりますが、暴走していたという意味で似た様な経験と考えていることです。
中学校2年生の時。予期せず野球部の主将に指名された時のことです。
重圧に潰されそうになりました。一晩寝たら、『やらないといけない』という謎の責任感に包まれていました。
翌日から人間が変わったかのように、人に対して厳しくなりました。人に対して厳しくなった理由は『やらないといけない』という責任感。一切の許容はなく、自分自身がいっぱいいっぱいの感覚になっていきました。勘違いしていた訳ではありませんが、重圧に負けそうになった。責任感という感性の元で人に厳しく接していましたが、一切の遊びが無かったので、周りは大変だったと思います。
それまで、主将をやることをイメージしていなかったので、そうなったのだと思います。高校と大学は少し余裕が持てましたから、初めての事に対してのチャレンジとして、自分の中では良い経験となっています。
急に役職に就くと、それまでの人間性とは全く異なる思考や行動が出てくることをこの時に学びました。何事も準備は大切です。そして、この経験は会社に入ってからも生きています。
兵庫県
兵庫県は人口が減少している県です。
特に県庁所在地の神戸市は急速に人口が減少しています。隣の大阪府は関西の経済の中心地として、インバウンドの受け皿として大きな魅力があります。
私の高校の同級生の多くが大阪に住んでいます。兵庫県で生まれ育って、仕事は大阪。そんな人が数多くいるのです。明石は人口が増えていると言いますが、それは近隣から移住しているだけのこと。県外から人が来てくれるほど、全国的に見ると子育て支援も突出している訳ではありません。
自身が生まれ育った県ですからね。
そして、三陽工業の本社は兵庫県ですからね。この10年間で福岡との差が随分と開いたと感じています。神戸も神戸らしく発展することが求められているので、本当は違う意味で兵庫県をPRして欲しい所です。
兵庫県に本社がある会社として、今の状況は良くないと考えています。
兵庫県のことを本気で考えて行動出来る人。そんな人が県知事になるべきですね。
本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします(#^.^#)