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【273球目】今期のテーマ

三陽工業の今期のテーマは、

誰もができることを誰にもできないくらい徹底してやる

です。今日はなぜそれをテーマにしたのか、書いていきますね。


たくさんある

有益な特許を持っていたり、とても優れたハードやソフトを持っていたり、そんな特別な会社も世の中にはあります。その一方で、誰でもできるようなことなのに、その業界で優位性を持っている企業もたくさんあります。

私たちもそうです

派遣というビジネスはお金を貯めて資産要件をクリアし、許可されれば誰でもできます。しかし、今の三陽工業と同じことができるかと言えば、決してそんなことはありません。42年間積みあげてきたもの、そして、特に生産推進グループが出来てからの6年間の試行錯誤については、一朝一夕で真似ができるものではありません。そして、今もその思考錯誤は継続してシンカをしていますから、この流れが止まらなければ、三陽スタンダートにある真似できない価値が誕生してきます。

人と接すること。

HR事業では、これが主な仕事の内容になります。その中で、いかにして仲間を増やしていくのか、その為にどんな自分になっていくのか、それを考えることが面白くなってくると、この仕事の醍醐味を感じてきます。人には個性があります。表現の仕方は人それぞれでいい。その中で、どれくらい徹底して行動ができるか、それがポイントになります。


エピソード

ある拠点で6ヶ月未満の退社が1つの課題になっていました。

入社から6ヶ月の退社には防ぐことのできる些細な理由が原因になっている場合が多いです。その6ヶ月未満の退社が課題になっていた拠点長がとった行動は、

新しく入社した人に毎日電話をする。

でした。毎日電話をする。きっとやろうと思えば誰でもできることです。もちろん、相手のことを考えた時に、毎日電話がかかってくると嫌がられるかなと考えることもあるかもしれません。でも、彼はそれを徹底してやってみました。結果、6ヶ月未満の退社が劇的に改善しました。コミュニケーションの量が不足していたのでしょう。毎日の電話の中で起こり得る些細なことを発見できたのでしょう。対面、電話、LINE等、様々なコミュニケーションツールがあります。その中で、毎日電話をすると決めてそれを徹底した。すると成果へと繋がりました。

誰もができることを誰もができないくらい徹底した結果、良い成果が生み出されたのです。


未来へ向けて

この誰もができることを誰にもできないくらい徹底してやること。

三陽工業の行動の本質だと考えています。三陽スタンダードには10の項目があります。

①理念・ビジョンは・・・から始まり、⑩真似できない・・・まで。

この1つ1つは誰もができることです。たまにそれをやるだけでは、成果へと繋がりにくいです。その行動を誰もができないくらい徹底してやることで成果へと繋がります。ということは、誰もができないくらい徹底してやることが正しい行動になります。子会社のサンテックの社長に、昨年度の好業績の理由を聞くと、やりきること、と返って来ました。

やりきること

言葉にすると簡単ですが、それをやり切れずに注文を受けなかったり、納期が遅れたりする製造業者は数多く存在します。やりきる過程では大変なこと、しんどいことも多数発生します。逆に、それをやりきるからこそ、良い結果が生まれています。今期のテーマは、三陽工業において、不変のテーマになります。正しい行動の1つとして、この1年間これを継続していけば、必ず予算は達成できます。

やりきるかどうか

1つ1つの行動がその結果を導いてきます。本日もありがとうございました。明日もよろしくお願いします。

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三陽工業株式会社公式 代表取締役社長note
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!