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【943球目】生産推進グループとは

=社長ラジオ【17球目】の内容です=

皆さん、お疲れ様です。三陽工業株式会社代表取締役の井上です。
本日もお付き合いください。今日のテーマは「生産推進グループとは」、そして「生産推進グループの主任に期待すること」です。そんなテーマでお送りしたいと思います。


▼生産推進グループって?

まず、生産推進グループとは何かというところですが、三陽工業にある一つのグループで、1500名を超える人数が在籍しています。この生産推進グループは、もともと我々がやっている“ものづくり事業”の、“リーダー候補”を輩出する目的で設立されたグループです。そこからいろいろと多様化していき、ものづくり事業に移らなくても、生産推進グループ内で仲間を増やしていくことであったり、ものづくりの方へ最終的に行きたいという想いを持って自分のキャリアを重ねていく人がいたり、一人ひとりの多様な想いを実現するためのグループです。

▼生産推進グループの特徴

特徴としては、派遣先で就業してもらうんですけれども、全員が三陽工業の正社員です。正社員として人事評価があり、昇給があり、賞与があり、自分自身の目標を設定した上でキャリアアップをしていくという形です。自社工場で働く人、本社で働く人、営業所で働く人と同じようなスキームで、生産推進グループの人たちもキャリアを重ねていきます。違うのは、就業場所が派遣先、お客様先であることです。ここが大きな違いになっています。

▼技術の軸と心の軸

そんな生産推進グループに期待することですが、モデルがあります。要は、製造現場において技術の軸と心の軸、この2本が必要だという認識をしています。技術の軸が立っていると、製造現場において非常に重宝されます。ものづくりにおいて効率化を進めていかないといけないとか、納期通りに物を納めないといけない、作業の習熟・技術の向上というのは非常に大切なことです。

ただそれだけでは仲間は増えないですし、短期的には生産効率が上がったとしても、それを継続することができません。殺伐とした職場では、人が辞めていくことにもなります。なので、心の軸も同時に持ってもらう必要があります。技術の軸、心の軸、その両方を持った上で仲間を増やしていくことに関して、HR事業部の営業社員と共に思考と行動を繰り返していってくれる人たちが、生産推進グループの主任という立場になります。

▼生産推進グループ主任に期待すること

主任に期待することは、当然技術の軸を伸ばしていくことと共に、心の軸をどうやって伸ばしていくのか。仲間を増やすということは、イコール仲間を守るということでもあります。新しく入った人を辞めさせない、守っていく、文字通り守っていくためには、例えば定期的な面談が必要でしょう。ちょっと様子がおかしいなと思ったことに関しては、現場でキャッチしたことを営業と情報共有する、お客さんに何かしらの要望を伝えるなど、いろんな状況の中でこの生産推進グループ主任は活躍してくれています。

多様性と言いましたが、いくつかのタイプパターンがあります。派遣先のお客様において、主任として仲間を増やすことに注力するのか、はたまたものづくり事業、自分たちの自社職場・自社工場においてリーダー的存在になっていくのか。それは本人の想いや希望をしっかりと組んだ上で、その人それぞれに合った目標を決めていってほしいと思います。

もともとのベースは、生産推進グループはものづくりのリーダーを生み出すためのグループだったということです。その感性は今でも残っています。なので、そこをしっかりと目標にして、ものづくり職場には定期的に人が行くようにしていますし、必要があった際には、自分はそこに行きたいんだという人を常に面談等を通じて営業社員、営業所長は把握しておく必要があると思っています。

これが本日のテーマ「生産推進グループとは、生産推進グループの主任に期待すること」です。最後に1つだけ、三陽工業において生産推進グループの存在は、我々の会社の最大の強みだと認識しています。この仲間をもっと増やしていって、一人ひとりの無限の可能性を伸ばしながら、会社の成長にもつなげていきたいと考えています。

本日はこの辺で、ありがとうございました。
ご安全に。


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井上社長|三陽工業株式会社
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!