【857球目】学ぶこと
数日前、【854球目】に学ぶことの楽しさを書きました。
【854球目】学ぶことの楽しさ|三陽工業株式会社公式 代表取締役社長note
今日はこれをもう少し詳しく書いていきます。
学ぶことの楽しさ
学ぶことの楽しさを知っていると、学ぶことが苦ではなくなります。
学ぶといってもとても幅広いですね。
仕事の知識として学ぶこともあれば、仕事とは全く関係ないことを学ぶこともあります。
どちらにしても、主体的に、自発的に考えて行動することによって、その学びは苦ではなくなります。
主体性と当事者意識。
幼児教育においても大切と言われることです。
それを芦屋市長は幼少期にご両親から育んでもらったと言っています。
自分が興味を持つから、それが気になって調べる。
最初はそんなところからのスタートでしょう。
そして、その学びが積み重なっていくことによって面白さに気付くことができるはずです。人によってその感じ方は違って当然ですけどね。
私の場合
私の場合を振り返ってみます。
特別な教育を受けた訳でもなく、特別な学校に行っていた訳でもありません。小中高と徒歩でいける公立の学校です。
元々は勉強が好きではありませんでした。
夏休みの宿題も溜めてしまうタイプです。
学ぶことが好きではなかった。
そんな少年がある時、学ぶことについて覚醒を起こします。
好奇心
ちょっとした好奇心からです。
中学2年生の時、とても仲の良かった友達は勉強がよくできました。
雑談の中でその彼の勉強の方法が話題になっていたのです。
誰かに何かを言われた訳ではありませんが、その勉強の方法を真似してみようと思って行動してみました。
ただ、全教科やるのは大変なので1教科だけ、社会だけに絞ってそのやり方を試してみました。
それくらいの軽い気持ちでやってみたのです。
すると、それまで60点台くらいだった社会の点数が90点を超えました。
92点だったと思います。そんな点数は中学校に入ってから取った記憶がありません。ただただ、その友達のやり方を真似してみただけです。
今思うと、ラッキーもあったのかもしれません。
ただ、真似をして成果がでたことに気持ちよくなったのはよく覚えています。そして、次のテストでは1教科だったものが全教科へと展開されていきます。
やり方と行動
全ての教科でそのやり方は通用しました。
当然、以前より勉強時間は増加しましたが、全ての教科で成果がでてきました。覚醒です。本当にその友達には感謝です。
まずは真似から入りましたが、正しいやり方を見つけた。
後は行動の量です。
それまではテスト前でも、なんとなく勉強をしていました。
そのやり方を学んでからは、まず机の上の整理整頓から始め、学習計画を立てることから試験勉強がスタートします。
こんなことはそれまで思いつきもしませんでした。
この教科は〇〇時間、この教科は〇〇時間、計画がドンドン埋まっていきます。
あとは、それを実行するだけ。
時間設定はどうしても保守的になります。
なので、もうひとつ効率化ができたかもしれません。ただそんな余裕はありませんでした。
真似をして、成果が出て、面白くなって、もっともっとと貪欲なる。
日々の授業さえも楽しくなってきます。
主体性と当事者意識
ただ、これはあくまでも学校の勉強という限られた範囲での話です。
本当の意味で主体性と当事者意識を持つようになったきっかけはリーマンショックです。
もし、あの経験が無ければ、今でもそんなに何も考えずに物事を進めているのかもしれません。
主体性と当事者意識があるから、ビジョンが出てきました。
それがあるから問題を見つけることもできます。
問題を見つけると、それを改善する為の思考と行動が始まります。
問題を見つけること、問題を解決していくこと。
どちらも大切なことですが、問題を見つけることができなければその後は続きませんからね。
主体性と当事者意識。
どの世代においても大切な要素です。
そして、それが持てないと、他責思考や不平不満が出やすくなります。
他責思考や不平不満を言っていた人が覚醒したことがあります。
その経験があるから、誰でも変われると考えています。
自分の人生です。
全ては自分の責任であり、自分の意思で進めることができます。
それに気付けば思考と行動は自ずと変化をしてきます。
元々、持っていれば良いのですが、私も持ち合わせていませんでした。
どこかでそれを手に入れることが、自分の人生や周りの人生をより良いものにしていくひとつの手段になってきます。
本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします(#^.^#)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!