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【223球目】Kawasaki Plaza Racing Team

2022年1月25日にプレスリリースが出ていました。

下記がプレスリリースの引用です。

株式会社カワサキモータースジャパン(本社:兵庫県明石市、代表取締役社長:桐野 英子)は、新たに「Kawasaki Plaza Racing Team」を立ちあげ、「全日本選手権ST1000クラス」および「鈴鹿8時間耐久レースSSTクラス」に参戦いたします。
チーム概要
チーム名:「Kawasaki Plaza Racing Team」
チーム監督:西嶋 修
ライダー:岩戸 亮介
マシン:2022年モデル Ninja ZX-10R
参戦クラス:「全日本選手権ST1000クラス」、「鈴鹿8時間耐久レースSSTクラス」

全日本ロードレースからTeamGreenがいなくなったのが2020年。その時はとても悲しい気持ちになりましたが、今回はこんな明るいニュースが入ってきました。

しかもライダーはKRPで2019年の鈴鹿8時間耐久レースを走ってくれた岩戸亮介。柳川明、マークアチソンというメンバーで予選11位だったことはつい最近の様に思い出されます。

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今年の全日本ロードレースにいく楽しみが1つ増えました。

私たちも来月体制発表会を予定しておりますが、このコロナの状況を鑑みると開催は難しいかなと現時点では判断をしています。正式な今年のレース体制については、別途正式に発表をさせて頂きますのでもうしばらくお待ちくださいね。どの様な状況であれ全日本ロードレースが盛り上がればいいんです。

今日は全日本ロードレースを盛り上げる為に久しぶりに妄想話を書いていきます。


ライトなファンの獲得

バイクを愛してライダーを愛してレースを愛する、そんなコアなファンはいきなり生まれません。

どんなイベントでもそうですが、まずは人に来てもらわないと始まらない。私もそうでしたが、初めてサーキットでバイクレースを見た時の感動は忘れませんし、同じ感動をしてくれた人も数多くいます。

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まずは、サーキットに足を運んでもらう。

その為にどうすればいいのか?バイクに興味がない人に来てもらうのはなかなか難しい。バイクに乗っているけれども、バイクレースには無関心だったりそもそも知らなかったりする人は結構いるのではないでしょうか。バイクに乗っているということは、あのスピードでストレートを走ったり、コーナーを曲がったりすることの理解はある訳ですよね。

バイクに乗っているけどレースに興味がない人

この人達にサーキットに来てもらうにはどうすればいいのか。これはそんなに難しくないような気がします。サーキットはそのほとんどが山奥にあります。サーキットまでの道中はとても良いツーリングコースです。ツーリングの目的地をサーキットにしてもらうにはどうすればいいのかを考えればいい。

食べ物?イベント?買い物?風景?

ツーリングの目的地には様々な理由があると思います。試行錯誤しながらそれを作ればいい。もちろん、バイクで来た人には何か特典があればなおいいですよね。ジャストアイデアですが、オイル交換無料とかガソリン満タンとかもありの様な気がします。

バイクに乗っている人にサーキットに来てもらいましょう!!


メーカーの激突

ヤマハホンダスズキカワサキのバトルが見たい。

やっぱりそれがないと盛り上がらない気がしませんか?日本の四大メーカー、いや世界の四大メーカー全日本ロードレースでしのぎを削る。そのライダーたちが鈴鹿8時間耐久で世界のライダーと張り合う。

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応援したくなりますよね。

国内の販売が全盛期と比較して非常に少ないのは理解しています。しかしながら、これは4つのメーカーにしかできないことです。もちろん、私たちもKawasakiのマシンでレースに参戦をしますが、やはりファクトリーチームがあってこそのレースの様な気がします。

再びそんな時が来ることを切に願います。


人を集める・お金を集める

バイクレース運営者もメーカーもビジネスです。

だからそこには数字がついて回ります。しかしながら、数字を出そうとすると正しい行動が必要になってきます。今の正しい行動とはなんぞや。

私はライトなファンを数多く作ることだと考えています。

1人でも多くの人にサーキットに来てもらう努力を惜しまない。スーパーGTも全日本ロードレースも同じ場所で開催があります。なのに動員数は違います。何が違うのか。

ライトなファンの数だと思います。

全日本ロードレースに行くと本当に昔からの熱いファンが多い事に気づきます。そういう人に支えられている実感があります。だからこそ、そういう人達の為にも、昔の様に全日本ロードレースを盛り上げていきたい。

以前、女子ゴルフ並みの賞金があればと書いたことがありますが、本当にそれが実現できれば、もっともっと盛り上がるはずです。私もバイクレースとは縁遠い生活をしてきました。2016年に初めて鈴鹿サーキットへ行きましたが、その時の興奮と感動は忘れもしません。

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今回のKawasaki Plaza Racing Teamの出発が大きな盛り上がりの第一歩になることを祈って、そして微力ながらこれからも全日本ロードレースに対してKRP(※カワサキおんがえしプロジェクト)というプロジェクトの元でできることをやっていきます。

本日もありがとうございました。明日もよろしくお願いします。

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井上社長|三陽工業株式会社
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!