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【195球目】セキュリティ

先日、log4shellという脆弱性が見つかったというニュースが出ていました。

史上最悪な脆弱性であり、この上の記事内にもあるようにこの10年で1番の脆弱性であると紹介されています。

私たちが仕事でもプライベートでも当たり前に使っているインターネット

それが使えなくなると、業務がストップするどころか、業務が後退していきます。

今日はITセキュリティについて書いていきます。

ITセキュリティ

以前、言われたことがあります。

企業においては、ITリテラシーの最も低い社員のレベルがその企業のレベルであると。

とても腹落ちしましたのでずっと胸に刻んでいます。

いつも当たり前に使えているもの、日常的に使えるものって、それが当たり前になってしまうと、そこへの意識が薄くなる場合がありますよね。

1995年、高校生の時に阪神淡路大震災を経験しました。

幸いなことに今まで元気に過ごすことが出来ていますが、当時、電気・ガス・水道といった普段は当たり前に使っているものが停止しました。

当たり前が当たり前ではなくなった時の大変さは身に染みています。

三陽工業グループにおいても、2年前のこの時期に開いてはいけない添付ファイルを開いてウイルス感染した事例がありました。

子会社のサンテックですが、現場は大混乱です。

お客様にも大変ご迷惑をおかけしました。

2年前のことを昨日のことのように覚えています。

そんなことがあると、仕事が前に進みません
現状回復するのにとても力がいります

失敗ではなく経験

三陽スタンダードにある思考と行動を続ければリスクは最小限に抑えることができます。

社員全員が瞬発力を持って対応する。
そんな理想のチームを作っていきます。

ITセキュリティ=現場の安全

三陽工業は製造業製造派遣業を行っていますので、どちらにおいても安全パトロールや危険予知、安全衛生活動は最も重要視される行動です。

安全は何事にも優先する。

この言葉が生まれるまでに、先人たちの多くの犠牲を伴っています。

この時代に生きている私たちは、その多くの経験をベースにして現在、安全に生産活動を行うことができます。

それでも災害が発生します。

危険予知をしていても、物的改善をしていても全国で1年間災害0という年はありません

災害が発生すると、その職場の仕事は止まります
重大災害になると完全にストップしてしまいます。

現場検証、「なぜその災害が起きたのか」を明確にして二度と再発しないような改善を行う。

製造現場に携わる人にとっては当たり前の行動であり、「安全は何事にも優先する」、この言葉も何の違和感も無いのですよね。

ITセキュリティについても全く同じことが言えます

情報システム課は現場でいうと、安全衛生課と同じです。

ある企業と新しく取引をした際に、安全衛生課の力がとても強かったことをよく覚えています。

製造現場において安全に対しての動きはそこで学びました。

いち早く情報を把握して、必要な動きを依頼する

安全に対しての指示は最速でやる必要がありますよね。

ITも同じです。

いますぐやる。

いますぐです。

安全は何事にも優先する

現場の安全も情報の安全も同じです。

これも三陽スタンダート通りですね。

不安全行動を取っている人は叱責されても仕方がありませんよね。

不安全状態であれば作業ができなくても仕方がありませんよね。

現場の安全情報の安全、どちらも同等に考えて思考と行動をする必要が現在の社会で仕事をする人には求められます。

情報システム課からの依頼に反応できない

想像してみてください。

製造現場において、危ない状態で作業している人に対して、「この状態は危険なのでこうしてください、時間は数分で済みます」、と言った依頼があってもそれを行わない人に対して、どうしますか?

作業停止もやむを得ないと思いませんか?

もう一度言います。

安全は何事にも優先する!!

三陽スタンダード⑦
身の安全、心の安全、情報の安全を第一に考え守ることを徹底します。

ご安全に!!

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井上社長|三陽工業株式会社
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!