【332球目】明石市
三陽工業の本社所在地は、兵庫県明石市大久保町江井島1388です。
兵庫県の明石市という所にあります。東にはオシャレな街の神戸、西には世界遺産がある姫路に挟まれた、いわゆるパッとしない地方都市明石が、最近全国的にも注目を集めています。子育てするなら明石というフレーズで、明石市が独自に様々な取組を行っています。
今日はそんなお話です。
明石市独自の取組
このリンクに飛んで頂くと詳細を見ることができます。明石市独自の取り組みとして5つの無償化があります。
この5つの無償化をベースにその他、様々な取組を行っており、その結果、人口増、出生率増という成果を出しています。私は神戸市で生まれて育っていますので、昔のイメージは断然明石より神戸です。でも最近はそうではありません。三陽工業の森友工場や西神戸LC、西河原工場は神戸市西区に立地していますが、車で数分で明石市です。明石市と神戸市の境目に工場やセンターがあります。
そんな場所で、いま多くの人が明石市に住むという選択をしている訳です。
昔はギリギリでも神戸に住みたい人が多かったと思います。ちなみに、隣の神戸市は人口減少に歯止めがかからない状態です。明石市がやり出したこの無償化の施策については、近隣の自治体も追随してきています。そうですよね、でないと明石市にドンドン人が流れていく訳ですから。
明石市、小野市、加西市、加古川市は現在18才まで医療費無料になっています。
各自治体の取り組みにバラつきはあるものの、こどもの医療費無料に対しては何らかの施策があります。全国一律は難しいのですかね。一律にしてしまえばいいのに、財源の問題もあるのでしょう。
妄想
参議院議員選挙も先日ありましたので、各党の考え方や方向性について深く考える時間がありました。
そして、明石市の取り組みについてもYouTube等でもかなり動画がありますので、よく見ています。そんな時、ふと妄想してみました。各自治体でバラつきがあるのであれば、会社でそれをやれないか。
例えば、三陽工業の社員のこどもは18才まで医療費無料。(現時点では妄想です)
そんなことができれば面白いのではないかと考えて、いま実際に調べています。ちなみに、500名弱の三陽工業の社員のこどもたちがいます。もちろん、明石市は既に無料ですのでその恩恵は受けませんが、その他の地域においては明石市と同等の恩恵を受けることができますよね。どれくらいの費用のインパクトがあるのかどうか、設計をどうするのか、細かいことはさておき、そんな妄想をしてみました。
明石ではできるのに、神戸ではできない。
そんなことある?神戸以外の場所でも同じことが言えます。明石は良い街です。佐賀も良い街です。名古屋も甲府も良い街です。自分が住んだことのある場所は、その時にその良さを感じて今に至ります。明石市がこんなに目立つ時が来るとは、私が学生時代には想像が出来ませんでした。
できることを増やしたい
よく妄想します。
その妄想にはお金が必要です。その為には、もっともっと強くなる必要があります。強くなれば、できることが増えていきます。できることが増えていけば、もっと優しい会社になれます。強くて優しい会社とは、そういうことです。日本の製造現場を元気にする、これは三陽工業のビジョンですが、これもそもそもは、こんなことしたいよな、という妄想から生まれたものです。これからも1つ1つ妄想を実現していきます。
本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。