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【916球目】今年の漢字

今年の漢字が発表されましたね。今年の漢字は『金』です。
オリンピックでの金、裏金問題、金についての様々なことが今年もありましたが、多くの人がしっくり来ていないのはSNSを見ていると伝わってきます。流行語大賞の『ふてほど』もそうでしたが、人によって、世代によって感じ方が多様化しているので、全ての人に共感というのは難しくなっている気がしますね。今日は今年の漢字についてです。

ここ数年

2024年が金。2023年は『税』でした。数年間の今年の漢字を見てみると、
2022年:戦
2021年:金
2020年:密
2019年:令

となっています。

2021年も金なのですね。私が感じる今年の漢字は『変』です。とても『変』を感じた一年でした。

変化の変です。変わるの変です。
最も近い所で言うと、兵庫県知事選挙。衆議院議員選挙や東京都知事選挙もありました。その1つ1つで変化をとても感じています。兵庫県知事選挙の投票率は前回比でプラス15%。まだまだですが過去の数字と比較すると非常に関心を持たれたと言っても良いでしょう。変化の兆しを感じます。
衆議院議員選挙では、自民公明で過半数割れ。現在、103万円の壁やガソリン税の減税が議論されていますが、これは選挙の1つの成果です。

大きな変化とまではいきませんが、変化の兆しではあります。そう言う意味では『変』よりも『兆』かもしれませんね。

三陽工業でも

三陽工業においても『変』の1年だったと実感しています。主体性と当事者意識。これを持つ人を1人でも増やしたい。そう考えて行動しています。簡単なことではありませんが、想いを持って行動を継続していくと成果へと繋がっていきます。そして、それを感じるには、色々なことがあった2024年でした。

今年の年初に立てた私の漢字は『想』でした。原点回帰の意味も含めてのこの漢字。この漢字の振り返りはまた改めてやりたいと考えています。

誰かの120点

『みんなの75点より誰かの120点』ドン・キホーテがやっている『偏愛めし』のキャッチコピーです。
ドン・キホーテの偏愛めし|みんなの75点より誰かの120点

これを始めてみた時は凄い納得感がありました。共感してくれる人は少ないかもしれないけれど、ある特定の人には突き刺さる。とんでもない満足感を与えてくれる。そんなコンセプトです。

今までに、この誰かの120点を考えたこともあります。ただ、今の三陽工業が目指しているのは、『みんなの120点』です。欲張りなことは重々承知です。その上で、これからも『みんなの120点』を目指していきます。

それぞれの感じ方、考え方

一言で言うと多様性なのかもしれません。流行語大賞に違和感があったのは初めてですし、今年の漢字もちょっと微妙な感じがしています。その一方で両方ともしっくりと来ている人もいらっしゃるはず。全ての国民が1つの感性で統一されるような時代ではない事の証明かもしれませんね。

1964年の東京オリンピックは日本中が湧いたことでしょう。巨人・大鵬・卵焼きは日本国民全員が好きなものの象徴でした。その当時と今では全く環境が異なります。良い悪いは置いといて、環境が異なるということは事実です。そして、その環境に対応していくことが大切ですし、対応しながら過去の自分を超えていくことが成長になります。

三陽工業はこれからも、環境に適合しながら成長を継続していきます。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします(#^.^#)

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井上社長|三陽工業株式会社
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!