【128球目】バイク不足!!
最近、バイクの免許を取ったりバイクを購入したりする人が周りに増えてきています。
バイクを購入したいと行動した時に、欲しいバイクがタイムリーにないことが多いそうです。
リーマンショック以降、いや、1990年代に入ってから、国内のバイク販売は落ちていく一方でした。
私が三陽工業に入社してからも、最初の2年間は絶好調でしたが、リーマンショック以降は低調な状況がずっと続いていました。
なのに、バイクがない????
たしかに、お客様であるKawasakiの工場も、今までにない忙しさです。
リーマンショック以降の12年間では1番の忙しさではないでしょうか。
あくまでも肌感覚ではありますが。
なんでだろう?
バイクがないということは=売れているということでしょうから、なんで売れているんだろう?
少し考えてみました。
コロナリスク
今まで電車やバスで通勤をしていた人が、車やバイク通勤に変えるという話は聞いたことがあります。
その足としてバイクが選ばれていることは1つあるのでしょう。
ただ、都心になればなるほど、駐車場や駐輪場の問題もありますから、もっと環境整備が必要ですよね。
特にバイクの駐輪場は本当に少ないと思います。
私はバイクに乗りませんが、意識はしているのでバイク置き場に目がいきます。本当に少ないですよね。
もっともっと整備が進んでいけばいいなと思います。
余暇の過ごし方の変化
これもコロナの影響ですよね。
飲食や旅行といった外出ができなくなりました。
やれることが制限されている中で、改めてバイクに乗ろうと考えて行動する人が増えているのは、自然な考え方だと思います。
バイクも、もちろん外出するために乗る訳ですが、道中は1人です。
そして、例えばツーリングの目的地はだいたい人が少ないことが多いですよね。
車と違って、目的地に到着するまでも存分に楽しむことができるのが、バイクの醍醐味だと思いますので、何なら目的地はどこでもいい気がします。
バイクに乗って、どこかに行くだけで楽しい。
私の勝手な想像ですが、きっとそういうことだと思います。
そして、コロナ禍における閉塞感の中、今まで乗りたいけど我慢していたような人達も、そこは我慢せずにバイクに乗ることを決める、そんなこともあるのではないでしょうか。
バイクの良さ、楽しさが改めて注目されている。
今までもそこにはあったのでしょうけれども、気づく人が少なかった。
もしくは、気づいているけど我慢していた。
そんな人が解放されてバイクが売れているのではないでしょうか。
どのメーカーのバイクでも、バイクが売れてその裾野が広がっていくことは良いことです。
バイクの為の環境整備が進めば、もっと良いですね。
妄想・未来の明石市
明石市は子育ての町として、積極的に子育ての応援をしている自治体です。
人口も増加傾向にあり、本社のある大久保町の家族向け賃貸物件はとても人気が高いそうです。
そんな明石市にあるのが、私たちのお客様でもある川崎重工明石工場。
住所は明石市川崎町1-1です。
この存在感はとても大きなはずです。
そこでKawasakiのバイクを作っています。
であれば、明石市は子育ての町であり、バイクの町であっても良いのではないでしょうか。と私は良く妄想しています。
ここからは妄想です。
明石市の駅はバイク置き場が完備されていて、市内でバイクを停めるのに困ることはない状態があればいいですよね。
駅だけではなく、オフィス街でも簡単にバイクを停めることができ、みんなが積極的にバイクで移動している。
海沿いにバイクカフェがあったり、バイク運転代行も充実していたりする。
明石工場前の教習所が復活し、明石工場の横にバイクの販売店がある。
そこでは全てのラインナップが揃っており、産地直送(使い方おかしい)のバイクを購入することができる。
もちろん、明石工場内見学もでき、自分のバイクが生まれた場所を見ることができる。
バイクと言えば盗難も問題になっていますから、盗難防止の対策も充実させる必要がありますよね。
明石市から、国内のみならず世界に向けてKaswasakiのバイクが出荷されていることを誇りに思いますし、そのちょっとした役割を担っていることを非常に誇りに思います。
バイクの良さが改めて認識されている今この時代において、そんな未来の妄想をしながら、今日は終わります。
本日ありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!