【848球目】採用と定着について
製造派遣事業においての採用と定着は非常に重要視される要素です。
今日はこの2つについて話をしていきます。
採用について
応募→面接→内定→入社という流れになります。各項目ごとに人数は減少していきます。例えば、
応募10名→面接7名→内定5名→入社2名
の様な感じです。この数字は参考で実際の数字とは異なります。
▼応募→面接
応募から面接の率を上げるために大切なこと。応募はネットを通じてですので、その後のレスポンスと対応の丁寧さです。電話をかける採用グループのメンバーは外部のマナー講習を受講してもらい電話対応のレベルを上げています。
もちろん、それだけではなく求人案件を見てもらって、三陽工業という会社に辿りつくわけです。初めに見るのはホームページでしょう。そのホームページを通じて、私達がやりたいこと、考えていること、そしてどんな仲間を求めているのかを知ってもらっています。
電話対応が微妙な会社やホームページの更新がされていない様な会社には応募が来ません。それでも人が来た時代は随分と昔に終了しています。
▼面接→内定
次は実際の面接です。全体の6-7割がwebでの面接です。面接ではお互いのことを理解することを重要視します。私達三陽工業のことを知ってもらいながら、面接に来て頂いた方のことも知りたい。そして、三陽工業の目指している場所へ行くためにもあなたの力が必要だということを伝えていきます。
現在では多くの会社が求人募集を行っています。複数の内定から1社を選ぶのは当たりまえ。私達は選ばれる存在になる必要があります。様々な武器を使って、面接に来て頂いた方の人生がより良くなるように、その環境が三陽工業にはあることを説明させて頂きます。もちろん、決めるのは本人です。
ただ、一緒に仕事がしたい、仲間になって欲しい、その熱量は大切です。
▼内定→入社
内定から入社についてはより三陽工業のことを知って頂きたいと考えています。事務手続き等も発生してきます。働く環境のこと、サポート体制、新たな仲間が増えることについての感謝と想いを伝えていきます。数多くのことを伝えながら、入社日を迎えます。製造の仕事が未経験の方もいらっしゃいます。不安な気持ちにもなるでしょう。製造現場において最も大切なことは安全であることも、時間をかけて説明をしていきます。
不安な気持ちの入社1日目を1人ではなく三陽工業の仲間と共に迎えること。それを理解して頂けると幸いです。
定着について
定着について某飲食チェーンでのお話がとても興味深く心に残っています。
そのお店は非常に忙しく、アルバイトが全くと言って良いほど定着しなかったそうです。そんなお店に新たに赴任してきた店長がやってきました。
この店長になって劇的に辞める人が減少したそうです。この店長がやった行動とは?
アルバイト1人1人に対して『あなたはこの職場に必要な人だ。お願いだから辞めないで欲しい』とお願いしたそうです。どんな人でも『あなたが必要だ』と言われて嫌な気はしませんよね。ただ、店長という立場ではこの行動が難しく感じる気持ちも理解できます。変なプライドは捨てて、誰にもできることを徹底した行動だと思います。先日、このチェーン店でアルバイトをしていた社員とこの話をしました。確かに、こういったことを言われたことがあると言っていましたね。さすがの一言です。
もちろん、これだけではありません。
その人に寄り添いながら、これからの未来をイメージして、そのイメージに対して一歩ずつ進んでいく環境を作っていくことが必要です。それを行うには、相手が何を求めているかを理解することが大切です。人によって、同じ人でも人生のステージによって、求めるものは異なります。それを理解することが始めの一歩です。そして、相手が求めているものに対しての武器を揃えていく。どうすれば、相手が願う未来を達成できるのか。本気で向き合っていくことが大切です。
仲間を増やす
仲間を増やすために必要なことは、自分自身が楽しむことです。
新卒採用では特に感じることですが、毎年一定割合こんな入社の動機を聞きます。『面接してくれた社員の人が楽しそうだったから。生き生きしていたから』必ずいます。しかも1人、2人ではありません。
仲間を増やすことは大変なことです。だからこそ価値があります。これからの三陽工業を一緒に創っていける仲間をこれからも求めていきます。
本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします(#^.^#)