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【885球目】全日本ロードレース

先週の週末で今年の全日本ロードレースの全日程が終了しました。今日は、全日本ロードレースの振り返りをしていきます。

今年は・・・

全日本ロードレースはこの数年間、YAMAHAファクトリーの独壇場と言っても過言ではありませんでした。エースの中須賀選手がいつからかチャンピオンを取り続けている。そんな状態です。凄い事ですが、面白さという点では少し・・・・

そんな全日本ロードレースに、今年は黒船襲来でした。DUCATIが世界で戦ったマシンを引っ提げて全日本ロードレースに参戦してきました。しかも、昨年までSUZUKIで走っていたTeam KAGAYAMAとして。

体制発表会の場所は東京のイタリア大使館。こういった点も、モータースポーツが、バイクのレースがその国においてどれほど重要視されているかを感じることができました。今年はどんなレース展開になっていくのか。非常に楽しみを持ってスタートしていきました。

KRP三陽工業&RS-ITOH

KRP三陽工業&RS-ITOHの今年の実績はコチラからご覧になれます。

真夏の祭典、鈴鹿8時間耐久レースでは上位クラスであるEWCクラスに出場し、Kawasaki勢トップとなる、16位でのフィニッシュ。直近の鈴鹿サーキットで行われた全日本ロードレースでは、10位という成績で終えています。

2016年から実質スタートしたKRP=Kawasakiおんがえしプロジェクト。来年は節目の10年目を迎えることとなります。今年も多くの社員が全日本ロードレース、鈴鹿8時間耐久レースに観戦に来てくれました。特に、モビリティリゾートモテギや岡山国際サーキットでは多くの仲間と出会えたことは、とても嬉しかったですね。

サーキットでバイクレースを見ることは、それまでバイクと接点がないとなかなか縁がないことです。私もありませんでした。現場で現物を見る。どんな競技でも生の迫力がありますが、バイクの場合は尚更だと思います。スピードと音。知れば知るほど面白くなりますね。

これからのKawasakiのレース活動にも期待したいところです。

バイクレース業界

バイクレース業界は1990年代初頭をピークに右肩下がりと言って良い状態です。そのバイクレース業界を微力ながら盛り上げていきたい。毎年、約100名程度の社員が全日本ロードレースへ応援に来てくれています。そして50名程度の社員が鈴鹿8時間耐久レースの応援に来てくれています。これらは三陽工業の福利厚生の一環であり、社員は無料でレース観戦をすることができます。

そして、純粋のワークスマシンで参戦しているのがYAMAHAだけという現実。それを壊したくて、今年DUCATIが参戦してきました。

コチラの動画は10月27日に開催された全日本ロードレースのアーカイブ動画です。ぜひ2:33:11あたりをご覧になってみてください。DUCATIで参戦していたTeam KAGAYAMAの加賀山監督の熱いメッセージを見ることができます。日本メーカーのワークスマシンVSDUCATIのマシン。考えただけでもワクワクしますし、それが実現すればもっともっと全日本ロードレースも観客が増えていくのではと考えています。

1年間の感謝

この1年間、現地でYouTubeでKRP三陽工業&RS-ITOHの応援をしていただいた皆様、本当にありがとうございました。様々な場面でワクワクドキドキすることがありました。そして、来年はそれがもっともっと大きくなることを祈っています。

私自身は例年よりサーキットへ行く回数が減りました。ただ、ひとつひとつのレースは例年通り、いや例年以上の想いを持って拝見させていただきました。Kawasakiのバイクで走っているKRP三陽工業&RS-ITOHではありますが、メーカーの垣根を超えて、全日本ロードレースをより盛り上げていきたい。微力ながら、出来る限りのことをやり続けていきます。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします(#^.^#)

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三陽工業株式会社公式 代表取締役社長note
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!