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商品開発を積極的にする

--stand fm--
大阪の下町にあるコーヒーショップ・サンワコーヒーワークスを営んでいる西川 隆士です。
このラジオでは小さなお店の奮闘記を通じてお店の生き残り方を考えていきたいと思います。


今日は「商品開発を積極的にする」と言うテーマでお話ししたいと思います。


その前に、3・4日前になるんですけれども、
クラウドファンディングのリターンで医療従事者の方々にコーヒーを贈るプランがあり、
その時にご協力いただいたお医者さんとfacebookなどを通じてお知り合いになりました。

その方が医療現場の最前線の情報を積極的にシェアしてくださったりしてるんですね。
僕は飲食店で今も集客をして経済を回さないといけない方の人なんですけども、
この医療現場の現実というか起こっている事からは絶対に目を背けたらいけないなと思っています。

その方がコロナに立ち向かっている看護師さんを差別の目で見られたりすると言うような投稿していて、
そこで書いていたコメントを少し読み上げますね。

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医療従事者だけでなく飲食店や旅行業者の方もとても大変だと思います。
経済VS医療みたいな議論になりがちなのですが、
人々の暮らしにはどちらも必要なので、
ウィズコロナで両方が両立できるようにバランスをとっていきたいです。
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って言う風な形で書いてくださってたんですね。
今ほんとに経済VS医療みたいな形なってるんですけど、
この最前線の現場を見ながらお店のやり方っていうのは常に考えていきたいとおもっています。


今日は"商品開発を積極的にする"というテーマです。


昨日お話した内容をお時間あれば聞いていただければうれしいなと思うんですけど、
どっちかと言うと今までのお客さんを守りましょう、お店の常連のお客さんを大切にしていきましょう、
っていうようなお話をさしていただいて、翌日には新しい商品作って新しいお客さんを開拓せよ。
みたいな話になるんですけど…

でも、実際そうなんですね。

っていうのも、よく言われてたことやと思うんですけど、
何かお店をやったりとかどのサービスもそうかもしれないですけど、
「現状維持は衰退だ」みたいな話があったりするんですけど、
まさに今がそういう時だなと思っていて、
お店をそのまま営んでいるだけでは間違いなく業績が下がってきます。

それは自分たちが悪いと言うより経済状況的にも確実にそうなっていくのは明らかで、
経済が悪くなると自然と落ちていく中で、
これまで通りのサービスを提供していては確実に悪くなってくる。


特に今は外出自粛っていうのが1つ乗っかっていて、経済が回りにくいようになってます。
ITとかそっちをもともとバリバリやってたアマゾンであったりとか楽天とか、
一部の業界を除いて普通の小さな街のお店さんとかであれば確実に下がってきます。


その時にまず考えないといけない事は、
昨日も話したみたいにまずお店のお客さんを守るための施策を打つ。
次に販売チャネルを増やすって言う方法があるんですけど、
Uber Eatsであったりとか出前館とかその他のデリバリーサービスなのかな、
他に同じ商品を別の所の市場で売るみたいなのが次の策としてあって、お弁当とかもそうですね。


同じ商品を別のやり方で売る。
というのが販売チャネルを増やすやり方になるんですけど、皆やっていてそっちがまた飽和状態になって、
今Uber Eatsでどうやって売ったらいいのか、
写真の取り方を考えてみたり何かお店の名前をどうしてみようって考えてみたり、
商品の説明はこれのほうがいいんかなぁとかちょっと考えてみたりとか、
そういうことに時間が割かれていく…


それはあんまり良い方法ではないと思っています。
根本的な解決にならないって言ったほうがいいですかね。


そうではなくて今すごくしんどい時期ですけれども、
新しい商品今まで自分たちがやってこなかった商品とか、
今まで力入れてこなかったところに時間を割く。


逆に時間を作れる時期だと思うので、
そこにチャレンジしていくほうがいいんじゃないかとおもっています。


僕たちのサンワコーヒーワークスとしても今までギフトっていうのが弱かったので、
ギフト商品・物販商品に今力を入れていて、
イートインは既存のお客様を守るって言う意味でも積極的にやることって結構難しくて、
お客さんを呼び込んで席を回転させてっていうのは、
コロナのこの時代には合わないなと思っています。


なので物販商品やギフト商品とかのことを今はずっと考えています。
それをどういう風に作っていったらいいのかっていうところですね。


販売チャネルを増やすだけでは、
みんな流入してきて競争激化して絶対にジリ貧になるイメージしかわかないので、
そちらに時間を使うのではなく新しい商品の開発時間に当てて、
1年後2年後に花開くような商品作りに時間をかけてがんばっていこうとおもっています。

実際それもどうなっていくのかわからないんですけど、
わたしたちはそちらに向けて取り組んでいきたいと思います。

今日は「商品開発を積極的にする」というテーマでお話させていただきました。
共に頑張っていきましょう。ありがとうございました。

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