マグマだまり
親友がLINEで連絡をしてきた。
とても素敵なパートナーに巡り会えて、仕事も性も満たされているようだ。
彼女は既婚者、秘密だよって打ち明けてくれた。
私は彼女にパートナーの存在を話したことはない。性癖の話をさわりの部分だけして、私の性癖の複雑性を彼女に伝えられる技量を持ち合わせていなかったからだ。
性の目醒め的なものは、幼少期の頃から。ヒロインが敵に捕まり、拘束されたり、敵の衣装に身を包まれているシーンでオシッコに行きたくなるようなムズムズ感に苛まれた。
あとはバラエティや父親の週刊誌や漫画から情報を得ていた。
これまでお付き合いやプレイしてきた方々の歪んだ性癖は、私を通して興奮してくれていると判明したタイミングで私の脳内に刻まれてきた。普段は完全に理性で閉じ込めている。
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