フィードバックの持つ力。
MentorForのウィメンズキャリアメンターコースを学び始めた。
メンタリングとは、コーチング+アドバイス&フィードバックだと言われている。今日は、アドバイスとフィードバックの仕方を習った。
特に印象的だったのは、フィードバック。
メンティー本人気づいていない、盲点のフィードバックの持つ力がすごいと思った。
コーチングでは、傾聴し、論点を整理し、本人に気づいてもらう。
でも、自分では気づけない盲点になっている伸びしろまでは、踏み込みにくい。本人に気づいてもらうために、時間がかかる。
でも、メンタリングでは、メンティとの信頼関係を前提に、率直に、シンプルに、相手の改善点を伝えることをよしとする。
相手の改善点を指摘するのは、簡単ではない。誰だって、自分のできていないことを指摘されるのはいやだから。
でも、他者とのコミュニケーションの中で、無自覚の自分の伸びしろを教えてもらえるなら、こんな大きなギフトはない。
コツコツ地道な改善活動ではなく、一足飛びで変化を起こすイノベーションに近い。ものすごいインパクトを持っている。
振り返ってみると、自分の上司でも、言いにくいことを含め、成長するための耳が痛いフィードバックをくれた人は本当に少なかった。それだけ、フィードバックする側もエネルギーを使い、高度な技術を必要とするのだと思う。
一方で受講生仲間には、「フィードバックをくださいとよく言われる」とう方もいた。フィードバックは、自分が心から信頼している人からでないと、もらいたいと思わない。きっと、その方は、部下の方としっかりとした信頼関係を築いておられるのだと思う。
自分を磨くために、自らフィードバックを求めること。
そして、フィードバックを求められるような信頼関係を築くこと。
メンタリングを学ぶほど、生き方そのものが、誠実でなければならないと思う。その道のりは、人格を磨く、終わりのない修行のようにも感じる。
メンタリング研修直後は、きちんと暮らそうと、散らかった部屋を片付けたくなったり・・・
道のりは長く、奥が深い。
でもこの道をすすんでみたいと思う。
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