RGB 最強の85歳
LEAN INサークルで、映画を見に行った。最高だった。
ルース・ベイダー・ギンズバーグ、通称RBG。若き弁護士時代からアメリカの法を変えてきた彼女は、最高齢の女性最高裁判事として国民的アイコンとなった。関連本の出版に始まり、Tシャツやマグカップなどのグッズも誕生した“RBGフィーバー”とそのオンリーワンな歩み、そして彼女を最高裁判事に押し上げた最愛の夫との胸を打つエピソードの数々を描いた本作は、米国公開時に大ヒットを記録。米映画批評サイトロッテン・トマトでも絶賛95% FRESHをマークし、見事第91回アカデミー賞<長編ドキュメンタリー賞>&<歌曲賞>2部門にノミネートされた。「闘い続ける」RBGを彷彿とさせる歌詞を乗せて、アカデミー賞女優ジェニファー・ハドソンが歌う壮大なバラード「I’ll Fight」が作品を盛り上げる。
働く女子として、きっと励まされる気がして。
案の定、ただただ、力づけられた。
私ががんばることが、後に続く後輩女子の道になるなら
今どんなに大変でも、がんばろう、と思えた。
いくつか印象的だったことを書き残しておきたい。
1.ヒールは無理してはかなくていい。
ルースさんもちっちゃかった。
ちょっとでも大きく見せたくて、ヒールを履いたほうがいいように思っていたけど、無理せず、快適に動けるほうがいいと思った。
2.激しく自己主張しなくてもいい。
もちろん、ここぞというところで、ちゃんと核心をついたことを言えないといけないんだけど。ルースさんが自己主張の激しい人ではなく、控えめだったということは意外だった。
3.根拠をもって、自信を持って、判断をしよう。
今私は自分の立場でさえ、判断をするのが怖くなる。最高裁判事なんて、責任の重さはとんでもないものがある。でも、それにひるまないで。自分はオペラ歌手にはなれないけれど、法律に関しては、その分野で自分の能力を発揮して貢献したいとルースさんは言っていた。
がんばろう、私。
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