【麻雀】続・Mリーグ最大の癌 ~ 打牌批判は悪なのか? ~
ついに動いたABEMA運営
先日、ABEMA公式からこのような声明があった。
簡単に言ってしまえば、Mリーガーを始めとした選手達への
誹謗中傷や嫌がらせが発生しているので、
ひどい奴はコメント機能の制限や法的措置も行うという事。
事実、対応が始まった日のMリーグはこれまでの荒れたコメントが嘘の様に大人しくなり、
コメント欄からは「平和だなあw」と言う感想が出て来た。
しかし、一方でこの対応が始まってから、
コメントやSNS上ではこのような声があがった。
「打牌批判をしてるだけなのに、何故規制しなければならないのか!?
打牌批判がいけないと言うのか!!
そもそも他の競技でも批判はするじゃないか!!」
確かにまあ競技の批判はどの競技でもある。
にもかかわらず、打牌批判は規制?された様にも見える。
そこで打牌批判はしてはいけない=悪なのか考えてみようと思う。
打牌批判は悪なのか?
・そもそも打牌批判はしてはいけないのか
では、打牌批判はしてはいけないのか?
これについては色々な意見がある。
例えば有志の私設リーグだと、大体のリーグは、
”他者への打牌批判・中傷は固く禁止します”
とルールに明文化されている所が多い。
一方、某SNS上の喧嘩師日本プロ麻雀連盟の黒木真生プロは、
打牌批判は普通に良いが、そこに悪意などを混ぜるなという意見もある。
自分は打牌批判は嫌だし、するべきじゃない。
それでも打牌を語りたいなら、牌譜検討で
みんなであーだこーだ批評して、検討すれば…
と言う時に気づいた。
…あれ?批判と批評って国語的には意味同じじゃないか?
検討も広義的に意味同じだよな…、
じゃあ、意味合いとして打牌批判と牌譜検討って同じ事!?
・悪なのは”打牌批判”ではなく・・・
早速意味を調べてみると、この様になっていた。
批判に関しては最近は否定的な意味で言われることが多いが、
本来は検討の意味が強かった。
まあ、これは言葉の意味合いもあるのかもしれない。
批判は異なる意見を主張すると言う意味合いもあり、
そうなると否定になるのは間違いないので悪い印象を受けてしまうだろう。
と、ここでもう一つある言葉を提示したい。
どうだろうか、これ、今のMリーグの規制されたコメント達に、
ピッタリの言葉ではないだろうか。
つまり悪なのは”打牌批判”ではなく、”打牌批難”なのである。
まあ、当然と言えば当然だ。
やってる事は長い1シーズンの中の1局の1手を、
これでもかと叩いてるだけだから。
それも相手を見てやってるわけでね。
それをいくらこれは打牌批判だ!打牌批判はいけないのか!!
と言っても、
いやいやお前、あった事をただただ責めてるだけやんw
ただただその人を叩きたいだけやんw
悪意マシマシやんw 打牌批難やないかこれw
となる。そりゃただ叩いてる奴は悪だし、規制もされますわな。
おわりに
というわけでここまで打牌批判は悪なのか?
という事について述べて来た。
結論としては、打牌批難が悪であるという事。
さらに言えば、ABEMAが問題視しているのは、
当然、打牌批判ではなく、打牌批難・・・でもなく、
誹謗中傷であるという事。
(打牌批難もその延長線上にあるのは確かではあるが)
まあ、そこは説明せんでもねえ。
それでわからないなら痛い目見てもらうしかない。
それでは今日はこのへんで。
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