再就職その後1(飲み会など皆無)
50代男性です。こんばんは。
今日はふと思ったことを書いてみたくなったのですがそのきっかけは。
オードリー若林さんが、(あちこちオードリーで)芸人さんと飲んでても金と女の話を聞いてらんない、というのを聞いて、ふと考えました。
いわゆる「世間の男性で40代50代の人々は飲み会でどういう話をしているんだろう?_」
と、まずは思ったわけです。
ちなみに私の再就職先は、ちょっと年齢構成が極端なところなので高齢に偏っており(契約社員とかそういうのが多いわけです)、同年代などほぼいないし、飲み会をやるような連帯の風土とか友愛の機運とか皆無なので、飲み会はありません。そういうもんですね。
まあいいことです。私は飲み会というものが嫌いだったんだと分かってきましたし、断酒もしたし、そういうものは必要性を感じないのです。
そもそも「友人との会話」が年に1回も無いくらいでも別に構わない、ということもここ数年でわかってきました(現実にそうなので)。
しかし、世間様はどういう感じで推移しているのでしょうか。私は友人がいないので、サンプルがありません。男性がつるんで飲みに・・・いくとしても、私の過去の職場を記憶のめぐらしで検索してみましたが、なにしろ医療福祉系の職場でしたので、飲み会があるとしても女性が多いわけです。そうなると必然的に話題は「金と女」にはならないですよね。なにしろ女性が女の品定めの話題をするわけないじゃないですか。
そういう意味では割と特殊な飲み会環境で生きてきたような気もします。
まあつまりどういう飲み会だったかといえば、飲んで食べて大きい声で喋って、それって職場の延長戦ですよね、そしてあとはカラオケしたりして、発散して、楽しく終了です。
いいじゃありませんか、泥酔する人もいなかったし。
そっちのほうがいいに決まっています。
もっと私の過去にさかのぼって考えてみますと、私はフリーアルバイターだったわけですが、その頃は古書店の店員とか、舞台の裏方とかやっていまして、そういう職の夜の飲み会というのは飲み会という感じではなくただ当たり前に酒があって飲むか、あるいは酒がなくてドーナツを食いながら喋るか、なんだか両極端ですが、いまから説明します。
当たり前に酒がある、のは、舞台の裏方だったときの話ですが、その日の舞台が終わると、ストックの酒がありまして(まあ焼酎ですけど)それを職場で飲み、ひとしきり飲んだら解散、また明日、というスッキリしたものです。職場で飲むのが当たり前だったわけです。といってもそれは約25年くらい前の話(平成初期)なので、いまの令和の世界ではどうなんでしょうか。
古書店員だったときは女性も多い職場でしたが、まあ夜、深夜になってくると店員同士で帰る前にドーナツをくいながらコーヒーをおかわりしながら、音楽とか芸能人とかアニメとかの話をしていました。いかにも古書店らしい感じですね。それも平成の初期から中期ごろの話です。
これらの記憶からわかることは、私が、
「プロ野球とか好きでゴルフが好きで飲むと女と金の話をするようなサラリーマン世界」とまるで馴染むことが不可能だった、ということが分かってきます。大学を出て新卒で勤めた会社は半年でやめましたし、そのあと長いフリーターを経て資格をとって病院(これもある意味サラリーマン)に勤めてみたけれど、ゴルフとか積立とか子育てとか女とか金とかの話題世界に馴染むことはできず、まあつまり同僚と仲良くというのができなかったわけですね。これが私の特質でした。一方で看護師さんとか介護士さんとかの女性方面とは仲良くやれていた(注・それは恋愛要素が一切無い会話だから)ので、ナースステーションとか経理課(女性多し)に遊びにいって雑談とかしてることはよくありました。
思い返すと特徴として分かる感じになってきました。
・男性のホモソーシャルな集団が苦手でなじめない
・女性が多めにいる集団で生き残ることはできる
・恋愛要素は一切発展しない
それはそれで楽しいものです。記憶があるということはそれを思い返すことができるわけで、金と女の話が楽しいのかどうかは知りませんが、つまるところ金と女の話しかできないような奴は侮蔑されても仕方ありませんね。今日はここまでです。
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