日常と違った場所に飛び込む大切さを知った【Rural留学参加者インタビュー】
地域に関心のある若者が集うコミュニティRural Labo企画
「Rural留学」が2023年9月1日から2週間さぬき市で開催されました。
Rural留学とはRural Laboが提供する、「地域に関わるきっかけづくり」を目的としたコンテンツです。Rural Loboメンバー(通称:ラボメン)と共に地域に飛び込み、一生物の思い出を作ってきました!
今回の留学先は香川県さぬき市!
集まったラボメン6人で、さぬき市の海が見える一軒家に宿泊し14日間を過ごしました。
留学中は、地域活性を目的とした『空き家DIY』『薪割り体験』『困りごと掲示板の考案・作成』など全力で体験して全力で遊ぶ時間でした。
この記事では、留学に参加したメンバーに留学の目的や感想について聞いてみました!
笹岡 穂乃花(ささおか ほのか)高校2年生 愛媛県在住
このRural留学inさぬきの参加者でもあり、記事のインタビュアー&執筆を務めました。
執筆初心者ですが、頑張って書いたのでぜひ最後まで読んでいってください!
では早速、参加者の皆さんに色々と聞いていきましょう!
泉景太(北海道)|自分の興味を広げる新たな視点
泉 景太(いずみ けいた)大学1年生
北海道在住大学に通いながら、社会課題を解決するプラットフォームの運営や環境に関するプロジェクトに携わっています!社会課題を解決するプラットフォーム(forest)Instagramアカウント:@forest.consortium
ーー泉さんはRural留学になぜ参加したのですか?
一緒にプラットフォームを運営している人から、このRural留学に誘われたことがきっかけです。あとは、香川に行ったことがないし、元々地域創生に関わるプログラムに参加したことがなかったので、実際に体験してみたいという好奇心から参加してみようと思いました。
ーー実際に参加してみてどうでしたか?
シンプルに楽しかったです(笑)。現地の人たちも参加メンバーも、みんな仲が良くて雰囲気もよくとても楽しかったです!自分自身、元々、地域おこし自体に興味を持っていなかったけれど、留学を通して地方に興味を持てたと思います。
ーー特に印象に残ってることはありますか?
僕は『環境問題』に興味があるので、地元である北海道の環境について探究していたのですが、初めて香川県に来て、北海道とは違う自然や環境を体験できたことが特に印象的でしたね。普段とは全く違う自然の形を、自分の目で見ることで、興味分野である『環境問題』にまた違った視点を取り入れることができました。今後、北海道外で環境についてアプローチする時には、香川で見聞きした竹害について考えられるようになったことはかなり大きな成長でしたね。
ーー留学に参加してどんなことを学びましたか?
いっぱいあるんですけど、特に『横の繋がりを作る大切さ』を知りましたね。地域の人と出会う中で、人とのつながりから何かが生まれることが多いと感じました。もしこれから、自分が地方の現場に行き何か始めたい時とかには、人との繋がりや地域との関わりを持つとすごくやりやすくなるだろうしね。
ーー今後どんなことをやってみたいと思いますか?
Rural留学を終えて、いろんな地域に行ってみたいという欲が強くなりました。その土地について知ったり人と関係を持つことで、今回のように視野を広げたり自分の今後にも繋げられたりすると思うので、挑戦してみたいです。
OMORI YUSEI(神奈川県)|さぬきで自由を知る
OMORI YUSEI社会人25歳
神奈川県在住普段は、飲食店の経営・フットサルチームの運営・社会課題を解決するプラットフォームの運営などをしています。
ーーOMORIさんはなぜこの留学に参加したんですか?
自分が運営している社会課題を解決するプラットフォームのプロジェクトの一環で、地域プロジェクトをやってみたいと思っていました。今回のRural留学のような地域交換留学や地域マルシェみたいなことを全国のいろんな都道府県でやってみたいと思っている中で、地方に関することをリサーチしていました。そして、Rural Laboについて知り、たまたまスケジュールが空いていたので、参加しました。
ーー1番印象に残ってることは何ですか?
特に地域の人たちや参加者メンバーとの出会いが1番印象に残っていますね。
地域を盛り上げたいと頑張っている若い子とか自由に人生を謳歌している人たちにであって、一人一人のパーソナリティから得られるものと自分自身を照らし合わせて考えることができてよかったです。海や山などの自然や初対面の人たちに出会って自分を見つめ直すことができた2週間でしたね。
ーー今後どんなことをやってみたいと思いますか?
これからはもっと人生を深く味わうことにフォーカスして生きたいですね。
自分自身、経営で数字見たりすることは好きだけど、目に見えない人の温かさだったり感謝やご縁をみえるようになるのが、人としての成長だと思うから、そうやって目に見えないものを見えるようにすることをテーマに、日々を味わって生きることを大切にしていきたいです。
もう一つは、当初の目的であった地域プログラムを作っていきたいですね。現在運営している社会課題を解決するプラットフォームの中で、今回よりももっと面白い地域留学を作ってみたいです!
藤原(岩手県)|非日常で当たり前に振り返る
藤原(ふじわら)
大学3年生 岩手県在住
大学に通いながら地域の活動に参加したりバイトを頑張っています!
ーー藤原さんはなぜこの留学に参加したんですか?
元々、地域に関する活動をしていたりRural留学のようなプログラムを作りたいと思っていたので、自分の地域おこしの活動に役立てたいと思って参加しました。
私自身、地域留学みたいなプログラムに参加するのは初めてだし、香川に行くのも初めてだったので、自分にとってかなりチャレンジングなことでした(笑)。
ーー実際に参加してみてどうでしたか?
今まで自分が行ったことのない場所に行ってみて生活すること自体が、とても新鮮で自分の世界が広がりました。全てが非日常な空間だからこそ素直に2週間のプログラムに取り組めたと思います。
ーー1番印象に残ってることは何ですか?
やっぱり、留学中に出会った人たちやあつくいっぱい語ってくれた話が印象的ですね。他にも印象に残ったことが、いっぱいあったと思うんですが、留学中の想い出が濃くてあまり言語化できないですね(笑)。
ーー留学に参加してみて何を学び感じましたか?
Rural留学を通じて、人として大事なことだったり生活や生き方を考えさせられました。
実はいつもの日常でも学べるようなことだけど、非日常に飛び込んだからこそ、素直に学びが身に入ったと感じましたね。日常と違った場所に飛び込む大切さと同時に、日常の中でも大事にすべきことがあるんだと気づくことができました。
ーー今後どんなことをやってみたいと思いますか?
もちろん、学んだことを自分の地域に生かしたいということもあるけれど、それよりも自分の在り方や生き方をちゃんと考えていきたいなと思ってます!
新谷紘平|自主的な行動から手に入れた体験
新谷 紘平(しんたに こうへい)
社会人21歳 岩手県在住
最近は、趣味の旅行やサウナ・自分のやりたいこと探しをしている。
ーー皆さんはなぜこの留学に参加したんですか?
自分のやりたいことを探すためのヒントを得るために参加しました。自分は、専門学校を出てから就職したのですが、働く中で心が折れてしまった経験をきっかけに、本当にやりたいことは何なのか見つめ直しにきました。
ーー実際に参加してみてどうでしたか?
参加者の6人でのシェアハウス生活や留学プログラムなどのたくさんの体験を通して、普段の生活じゃ絶対に味わえないような非日常を体験できました。結構大変だったけど、自分の中で「また戻ってくる場所を作る」ことをテーマに参加していたので、津田の人たちと積極的にコミュニケーションを取れてよかったです!
ーー1番印象に残ってることは何ですか?
当たり前ですが、自分から行動を起こさないとチャンスは巡ってこないことを改めて実感したことですね。留学プログラムがお休みの日に、プログラムの体験でお手伝いさせてもらったご夫婦のところに自主的に行ってみたんです。行ってみた結果、色々なあつい話をたくさん聞けたり飲み会に誘っていただいたりしました。もちろん、飲み会での出会いや話も印象に残っていますが、それらを自分から掴みに行った経験が心に残っています。
ーー今後どんなことをやってみたいと思いますか?
Rural留学を通じて、地域創生に携わってみたいという思いが芽生えたのですが、今はまだこの思いを就職という形で実現するべきか悩んでいます。当初の目的である『自分探し』に対してのゴールはまだ見えませんが、参加した後の方が圧倒的に自分について深く知れたので、これからも頑張っていきたいと思います。
参加者の4人に留学中のことについて伺ってみましたが、いかがでしたか?私も参加者として、非日常な2週間で多くの出会いや経験を積むことができました。私だけでなく他の参加者の皆さんにとっても、一生忘れられない最高の思い出になったと思います。この記事で言い表せないほどの感動が各々あり、今後の人生をより豊かにする旅になりました!
Rural Laboの地域留学は、地方創生に興味がある方も自分探しをしてみたい方も、とてもおすすめなプログラムです!今後のRural Laboのイベントもお見逃しなく!!
(文・取材=笹岡 穂乃花)
※こちらの記事は転載となっております。
元の投稿はこちらになります。