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猿ドーサレッド解説、パウパー神レポート

1.初めに

 久しぶりに記事を書こうと思いました、砂抜です。
づかさぬゲーミングの片割れ、いいづかさんが神になり、モチベーションが高まっている中、第8期パウパー神挑戦者決定戦に参加してきました。
 デッキは『ダスクモーン:戦慄の館』で更なる強化を得たカルドーサレッド🐒🐵

2.デッキリスト解説

 今回使用したデッキリストです。

・細かいカード採用理由

 4枚採用のカードはとても強いため、減らすことはほとんどありません。
 《ゴブリンのそり乗り》は親和のクラーク対策や、ミラーの祭典壊し等を見るために採用。
 《ゴブリンの手投げ弾》は、一枚デッキに入れておくと、これでしか勝てない状況を相手に警戒させることがデッキ全体として大事。要は舐められないようにしておく、お守りの枠。
 《発明者の斧》は、猿という強い速攻クリーチャーが増えたことで殴り続けることが増えたので美食家と合わせて、1/1のクリーチャーの圧を高めるためカード。後述する《炎の印章》の4枚目と悩みましたが好きなカードでもあるので採用。

好みがわかれるカード達

・稲妻の連鎖の不採用、炎の印章の採用

どちらも一長一短ではある

 今回は4枚入ってることが多い《稲妻の連鎖》を入れずに《炎の印章》を採用。
 まず、《発火器具》を抜いたことによる《ゴブリンの爆風走り》の誘発が減ってしまっていることの問題があり、爆風走りは初手のキープになるカードなのでこのカードの誘発は非常に大事。
 また、《機械仕掛けの打楽器奏者》の死亡誘発と《実験統合機》の誘発でめくれた時に、連鎖は打つ対象がいないと本体に撃つしかない場面も多いが、印章は爆風走りのトップ引きや相手のブロッカー排除にも使え、猿でダメージを通していけるのが優秀。
 カルドーサは常に殴り続けるデッキなので、マナを使い続けたいが、ここでもおいて置ける印章は強く使えた。
 環境的には、繁殖鱗コンボに対してインスタントの火力を2枚構えるのは、マナ的にもテンポ的にも難しいことがあり、相手の《蛇皮のベール》に対して2枚打ち込める状況が作りやすいのも使いやすい要因。連鎖はソーサリーなので対策にならないことも多い。

タフネス3代表

タフネス3のクリーチャーである《コーの空漁師》や《ボーラスの占い師》が少なく、除去できず止まってしまうことが減ったのも大きかったと感じた。
《稲妻の連鎖》を入れるなら《発火器具》を採用し、衝動ドロー系も入れたバーンに寄せたタイプのデッキになるのではないかと思う。

・サイドボード

 ミラー対策の1点ラス4枚、テラー対策の遺産3、青対策の紅蓮破3、親和対策のゴリラ3投げ入れる2のシンプルなサイドカード。
 抜くカードは、そり乗り、手投げ弾、斧、等を減らすことが多い。後手だったら美食家を1枚だけ抜いたりも。

3.当日の戦績

①ブラッドバーン:後×〇〇

 1本目は綺麗にドレインされ切り負け。2、3本目は相手がマナフラッドをし勝利。ブラッドバーンはかなり不利ではあるので非常に幸先の良いスタート。

②青単テラー:先〇×〇

 非常によくデッキが回り勝利、綺麗にテラーが出て2本目を失う。3本目の2ターン目の《大祖師の遺産》への打消しを《紅蓮破》で返した後、墓地を掃除し続けて1/1が2体だけで殴り続け、噛み合いもあり勝利。

③カルドーサ:後〇〇

 見知った顔で笑いました。炎の印章も強く、後手だったが受けきれる除去ハンドで耐え切った。カルドーサミラーは運がいいやつが勝つのだ。

④カルドーサ:先〇〇

 運がいいやつが勝つのだ。炎の印章が除去として強かったが、《実験統合機》のめくれがつよく勝利。

⑤ジャンド繁殖鱗コンボ:後〇×〇

 最強の引きをして勝利。コンボが決まるよりも早く殴れば良いのだ。

⑥カルドーサ:ID

 5-0が4人いるのにIDをしてしまい、最後対戦しなくてはならない状況に……。どちらにしろ勝たなければならないので勝てば確実に先手がもらえるIDともいえるかも。

⑦グリクシス親和:先×〇×

 《クラーク族のシャーマン》を《血の泉》で使いまわされ、クリーチャーが展開できず負け。ライフを火力で詰め切るプランも《勢団の取り引き》で回復され完敗。勝った試合は《火の中へ投げ入れる》で相手の土地を追放し続けて勝利。

 この時点で5-1-1の戦績でTOP8の目がなくなったと思っていたが、6-1が5人で何とか滑り込みでTOP8に進出!!!
 初めての経験なので非常に嬉しい。

SE1回戦目 グリクシス親和:×〇〇
 

 予選で当たった人と再戦。トリプルマリガンをさせて一本目を取ったかと思ったがクラークで流され取り引きで回復され、いつの間にか手札が6枚以上ある親和に成すすべなく敗北。
 このまま終わってしまうのかと思ったが、今度は相手がクワドアマリガンをし、勝利した。そのままの勢いで7枚キープの強い手札でダブルマリガンの相手を轢き倒して勝利。

マリガンを多発させた、運の勝利ではあるが勝ちではあるので何とか配信卓へ乗り込むことが出来た。

SE2回戦目 青単テラー:×〇×

 ダブルマリガンから始まり、打消しに綺麗当たる展開で敗北。
 2本目は相手がドローを撃ち続けるが、手札に島が集まり続けてこちらが勝利してしまった。晴れる屋の配信でその時の様子が見れるが、島まみれになった手札は非常に珍しい。
 3本目は少し弱めの手札7枚で始めたのだが、土地を多く引き、カードを回す《実験統合機》も消されてしまい手札だけで戦うことに。
 一体だけ出てきた《謎めいた海蛇》を相手のタップアウトの隙に焼いて対処するがその返しに2体出てきて敗北。直後に遺産を引いた時は引きのずれを嘆いてしまった……。

3.おわりに

 最終戦は残念に終わってしまったが、それでも初の神挑戦者決定戦TOP4!
カルドーサレッドは勝てるときはとにかく勝てる運のデッキではあるが、デッキの地力も高いのでこのデッキが好きな人は、このデッキが強い環境でたくさん回すのが大事。みんな回そう!!!!!
 スタンダード🐀やモダンもやっていきたいですね。
 これからもマジックをやっていきます!





 


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