Leica M11 にビゾフレックス2 EVF を装着したら「結局は気持ちいいかどうか」につきる件
こんにちは。Santosです。
一応、M11ユーザーですが、ここしばらくはM11をあまり持ち出せていません。それは何故か??
ここしばらくはX2Dに神経が行っていたから、それに間違いない訳です。
それもそろそろ少し落ち着き、またM11を持ち出そうかなと考えていました。合わせるレンズはSummilux-M 75mm。その場の空気感が写るような、いい描写をしてくれるMレンズで個人的に好きなレンズですが、なんせピントの山はシビアなのです。
レンジファインダー機なわけですから、そのまま撮るべき、なんならノーファインダーで撮る、みたいなことも言われそうですが、75mmとなるとそうもいきません。90mmほどのシビアさではないものの、柔らかい描写ともあいまってピントが取りにくいのです。
よって、入手したのがビゾフレックス2。レンジファインダー機にEVFなんてという心の中のジレンマはあるわけですが、ここは「やりたいように撮れば良い」という持論を口実に入手してしまいました。
EVFの「見え」としては「普通に」見やすい。決して超高解像度というわけではないですが、M11が一種のコンデジ化されたような感覚になります。「見え」で言えばSL2やQ3のEVFの方がよりクリアだと思いましたが、M11のカメラとしてのキャラクターにはちょうど合ったスペックと感じます。
Visoflex2の良いところは、フリップするところ。90度近くフリップしてくれるので、ローアングルが構えやすく、別機種になったような感覚さえ覚えました。
気をつけねばならないのは、バッテリー消費がやや高めなこと、手にブラブラと持っていて足にあたることでEVFが外れそうになることがあったこと、など。通常よりは気を使うようにはなってしまうので、時と場合によりつけ外しはした方がよさそうです。
このような28mmでは、レンジファインダーで撮る方が気持ち良かったので、あまりEVFは意味をなさなかったなとも。分かってはいましたが、実際にやってみて、やっぱりそうだよねと。
そう、結局は「撮っていて気持ちいいかどうか」そこが鍵なんですよね。
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