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Zeiss Nano Prime シネマプライムレンズが発表され早速お触りした件:レビュー

本日、Zeiss社から新しいシネマプライムレンズのNano Prime が発表されました。

このタイミングで、Zeiss社から「ぜひ見てもらいたいレンズがあるので、短時間ですがお触りして見ませんか?」とご連絡を頂き、そりゃもう即答で拝見することになりました。

Zeiss Nano Prime はEマウント。α7CⅡに装着してお触り。

はい、さっそくスタジオにお持ちいただき、お触りです。Zeiss Nano Primeは Eマウントがデフォルトとなるショートフランジバックな設計の新シネマレンズ。

ということで、手元にたまたまあったα機に装着してみました。なかなか可愛い〜!!!

たぶん、日本初インプレッションではなかろうか。

レンズとしては6本構成 18mm、24mm、35mm、50mm、75mm、100mm となっており、全てT1.5 (すわわち、F 1.4 ) の大口径。その割に小さく設計されていました。もちろんながらシネマレンズですからギア位置もしっかりと同一になっております。

CP.3 35mm とのサイズ比較。小ささが際立っています。

手持ちのZeiss Compact Prime CP.3 35mm と比較してみたり。自分のはPLマウントのため、PL →E マウント変換アダプタを介してますが、レンズの太さを見て貰えばわかりますが、より細くなっています。

前径はφ 95mm でCP.3と同じでしたので、手持ちのマットボックスも問題なく装着できました。

前にφ86mmのフィルターを装着することができるようになったのも良いね。

絵の特徴としては、ピント面はキリッとシャープだが硬すぎることはなく、被写界深領域から手前奥へとなだらかなとろけ感を纏いながらいいボケ味を出していたように感じました。

Nano Prime 18mm T1.5 が特に印象的。

それにしても、このNano Prime 18mm T1.5 は特に驚異的!超広角ながらビシッと歪みのない線を出しつつ、T1.5 を確保。電子接点付きにて、ボディ側はレンズデータを認識しているため、電子補正も効かせたければそれも可能。

ちなみに、マウント部はとりあえずはEマウントととしてリリースかれるが、将来的にインターチェンジマウントがリリースされる可能性はあるとのことだが、まだ未定とのこと。ちゃんと交換できる構造になっていたので、将来が楽しみだ。

Nano Prime 50mm T1.5 によるショット例。背景、手前のボケ味がトロトロでありながらピント面はシャープ。まるでSupreme Prime のような描写だ。
Nano Prime 35mm T1.5によるショット例。この描写感には正直なところ参った、素晴らしい立体感だ。
Nano Prime 75mm T1.5 によるショット例。


ちょっとだけ撮影ショットを描写サンプルとして掲載しておきたいと思います。α7CⅡのスチールモードでRAW撮影しストレート現像したものです。

久々に興奮気味にレンズをお触りした1時間ほどのひとときでした。

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