Zoom Meeting にNDIでスイッチャー映像信号を入力する方法
こんばんは。santosです。
いま、来週にあるZoomのからむ配信案件の仕込み作業をしています。その合間でこの記事を書いています。
Web会議システムとして日常的に使われるようになったZoom Meeting。
最近はクローズドの小規模配信などにも使われる事が増えてきました。
Webカメラを入力する事が通常ですが、配信となるとスイッチャーなどのプログラムアウトをZoomに映像信号として入力したい、という場合があります。
その場合、よく使う手はハードウェアタイプのキャプチャーデバイスを使うのが通常ですが、TricasterやWirecastなどと組み合わせて運用する場合、ネットワーク越しにNDIを使って入力することができます。
NewTek社から無料リリースされている「NDI Tools 」の中にある「NDI Virtual Input」を使えば、NDIソースを受け取ってZoom Meeting に受け渡すことができます。
起動すると、この様にアイコンが表示されるはずです。
右クリックすると、ネットワーク内に走っているNDIソース一覧が表示されますので、入力したいNDIソースをセレクトします。
そこまで準備ができたら、Zoom Meetingアプリケーションのビデオ設定にて、「NewTek NDI Video」を選べば、NDIソースがプレビューとして表示されるはずです。
マシンスペックはあまり非力なマシンだと動作不安定になるので注意が必要ですが、そこそこ余裕のあるPC端末であれば問題なく稼働させられるかと思います。
使い方次第で可能性の広がるNDI。お試しください。