占い師のトーク術(表)
🌟この記事が向いている人🌟
占いの結果をもっと相談者に聞いて欲しい人
自分の占術に「説得力」が欲しい人
色々な人と楽しく話たい人
相談者から頼られたい人
🙅この記事が向いていない人🙅
占いは結果を伝えるだけで良いと思っている人
相談者の満足度を上げる必要がないと思う人
今の収入に満足している人
みなさん、こんにちは
占い師のトナカイです┗|´・_●・|┛
「占いをしている中で、もっと上手く話せるようになりたい」
というご相談を頂きました。
占いをしている中で
相談者さんにもっと適切に言葉を紡ぎたいと思うのは
占い師として非常に良い思考だと思います。
というわけで
トナカイが普段どんな事を考えながら占いのトークを組んでいるのか
皆さんに共有できればなと思います。
1.トークができるようになるメリット
ところで、トークが上手いと相談者さんに
上手く言葉を紡げる事だけがメリットなんでしょうか。
実はそんな事はないです。
様々な「占い師側のメリット」があるので
そちらを紹介します。
1-1.占いのスキルが上がる
「トークで占いのスキルが上がる?」
と疑問に思う方もいるかもしれません。
ただ、よくよく考えてみるとこれって当たり前の事なんです。
例えばタロットカードを扱う占い師。
タロットカードには、皆さんご存知の通り多くの意味があります。
そして時には、タロットカードに描かれているモチーフや、絵そのものから
インスピレーションを得て、相手に伝えるわけです。
トーク術とは、即ち「伝える技術」です。
そして頭の中にある様々なインスピレーションを
「言葉」
に昇華するのが、「トーク」です。
伝える技術がゴミだと、どんなに未来が見通せようと
その占い自体も同様にゴミになってしまいます。
「伝える技術」
を鍛えようと思った時点で
「トーク術の勉強」
は避けては通れない道なのです。
1-2.人生が上手く行く
トークができる人とできない人
この両者を比べると、トークができる人ってめちゃくちゃ得です。
何故なら、トークが上手い人は
「自分の感情を開示できる」
からです。
ところで、読者の方は
自分の感情を説明する事ができますか?
「つらい」とか
「かなしい」という
表現を使う事はできるかもしれません。
でも、感情を「説明」する事って難しいんじゃないでしょうか。
特に日本人には「自分の感情を表に出さない」事を美徳とする文化があります。
しかし、自分の感情を表に出さずに自分の意見を述べる事ができないと
どうしてもコミュニケーションは単調なものになってしまいます。
特に日本と諸外国の「コミュニケーション力」を比較すると
日本人のコミュニケーション力は低いと言わざるを得ません。
それは言い換えると自分の感情を相手に伝える事ができていないとも言えます。
そしていつの間にかそれは
「相手の気分を悪くしたらどうしよう」
という漠然とした不安に置き換わります。
するとまた相手に自分の話ができなくなってしまい
どんどん負のスパイラルに陥ってしまうのです。
コミュニケーションの基本は「自己開示」と「他者受容」です。
そして自己開示が上手くできないと、相手も受容する事はできません。
相手と信頼関係を構築するのが難しくなってしまいます。
「引き込まれるトーク」というのは
事実を言えば良いというわけではありません。
その中で「感情」がいかに動いているかを適切に伝えるのが
実はとっても大切だったりします。
そしてその感情の動きに共感してもらい、時には反発してもらう
こうして相談者との絆を深めていく事が
占いにおいて、非常に大切なのです。
1-3.失敗を恐れなくなる
「人は何故失敗を恐れるのか」
それは
「失敗を取り返しのつかない事」
だと考えているからです。
自分の中で相手に「きちんと伝わっただろう」と思っていたのに
相手は全く違う解釈をしてしまった。
占いの現場ではあるあるだと思います。
ただこれ
「この言葉を相手が言ったら、こう解釈されてしまうかもな」
という考えを自分が話をしている時に思いつけば
この失敗をなくす事って可能だと思いませんか?
トーク術を学ぶと、そういった余裕ができるのです。
理由は単純です。
トーク術には
「法則がある」
からです。
トナカイが普段「相手に伝えよう」と思って話をする時は
この法則を使っています。
だから余計な事を考えずに済みます。
余計な事を考えずに済むから
単語のチョイスとか、間の取り方とか
そういった細部に注意を向ける事ができるのです。
2.トークとは何か
それでは最後に
「トークとは何か」
についてお答えして、この表編を締めようと思います
トークとは
相手を満足させた上で
自分の情報や感情を適切に開示し
それを相手に知ってもらう事で
自分自身にメリットを生ませるように仕向ける事です。
つまり、メリットを生まない「会話」は
トークではありません
では、トークでどうやってメリットを生み出せば良いのか
それを裏編にてお話していこうと思います。
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