マガジンのカバー画像

言い出しっぺのチラシ裏

18
SIFの雑記帳です。
運営しているクリエイター

#発達障害

Decentralized Autonomous Community1

以前にも書きてきましたが、いよいよ実装に向けて動き出そうかと考えております。 すでにご存知の方も多いとは思いますが、インターネットの仕組みが以前とは大きく変わってきました。DAOの概要はNRIの解説ページのリンクを貼っておきます。活用についてはクリプトヴィレッジの山古志DAOの解説を貼っておきますのでご関心のある方はぜひご覧ください。 読む時間のない方向けに超絶単純に説明すると、 中央集権的であったインターネットの構造が、ブロックチェーンという仕組みができたことによって、

踵鳴る

精神・発達障害当事者の方々にとって有益な情報とはならないとは思いますのでこの「チラシ裏」で書いてみます。 マガジンの編集で少し疲れたので、箸休め的なものです。本腰入れて読んでいただかなくても結構ですが「あっ?」と思われる人がいたら面白いなと思うので書いてみます。 ぼくがADHDと診断されたのは去年のことで、実はそんなに昔のことではないのですが、過去を振り返ってみるとかなり多くの発達障害と思われる特性は強かったなと自覚しています。 それでも二次障害に繋がったり、例えば不登校

精神・発達障害者の自己理解と対人的構造

代表の久馬です。 蚕都Grantsプロジェクトやクラウドファンディングにご支援ご指示ご協力いただいている皆々様、本当にありがとうございます。 必ず達成することを目指して頑張っています。 達成率50%を超えると、クラファンサイト内で広告を打つことが可能になります。全国的にご支援いただけるチャンスを逃したくないのです。 もう少しで50%です! 厚かましい限りではありますが、ご賛同いただける方がおられましたら、ご支援をどうかどうかお願いいたします。。 蚕都Grantsをはじめたキ

「多様性」とはいうけれど…

仕事をしていると「多様性」とか「社会適応」といった言葉に触れることがあります。うまく言えないのですが、多様性を重視すると、社会に適応できなくなるような、また適応すると多様性が薄れるような。そんな気がしています。 ※この記事に無意識的な偏見が含まれると思われた方は、どうぞご指摘ください。 多様性を認め合うということは、文化・教育・宗教・家庭等々の様々な背景によって形成されて、共有される価値観やルール(倫理観・道徳観・常識等に基づく善悪の基準など)の違いも認めるということでも

先人をたずねて…

蚕都Grantsでは、蚕都とよばれた時代の産業や地域経済について再考します。 私達なりのコミュニティ論にたどりつければいいなと思っています。 例えば、100年前頃の日本は、急速に資本主義社会が展開され、生活様式も共同体内の人と人との関わりも大きく変容する大転換期だったと想像しています。 もうその頃にお生まれになられた方もおられませんし、その子世代の方々でさえ、ご存命かどうかわかりません。 孫世代の方々も、もう60~70代くらいでしょうか。 当時について、あらゆる文献を探し

Decentralized Autonomous Community(DAC:自律分散型共同体)

タイトルの単語はありません。ぼくの造語です。 DAOをもじってます。 さて 蚕都Grantsでのプロジェクトに関して、文献を漁ったり、ネットで調べたりすることがあります。 流行りのChatGPTも使ったりもします。 ChatGPTはすでに使っておられる方はとわかると思いますが、確かにとても便利です。 ぼくの所感は「マジョリティ向けの正解を出すのには使える」という感じです。 汎用的、一般論、普遍的、中央値、みんなにウケる そんな風に、みんなの正解をAIが出してくれる大きな共

社会モデルというならば…

『「社会」を扱う新たなモード』 飯野由里子/星加良司/西倉実希 を読んでいます。 本書では序章において「障害の社会モデル」の一般的理解について、下の内容を引用しています。 「障害」は個人の心身機能の障害と社会的障壁の相互作用によって創り出されているものであり、社会的障壁を取り除くのは社会の責務である、 という「障害の社会モデル」 (首相官邸・ユニバーサルデザイン2020関係閣僚会議『ユニバーサルデザイン2020行動計画』) 社会モデルのひずみ 本書では、上の文言には「

だからなにをするのか②

前回の、だからなにをするのか①の続きです。 だからなにをするのか② 「地域の困りごとを知る」 例えば、自治体、村や町、地域に住まう方々、「だからなにをするのか①」の文脈で表せば、非障害者の「困りごと」を知って共有し、障害のある方が関われることはないかを協議する機会を設けたいと思っています。 目的のひとつは障害のある方が得意を発揮できる場を探すためです。 もうひとつは、支援や訓練の内容をより具体化していくためです。 これには、支援機関との協議が必要になります。すでに、農福連携

だからなにをするのか①

個人的には、障害のある人に、夢や希望や目標を持って生きて欲しいとか、障害のある方をみんな助けたいとか、そんなふうには考えていません。既存社会との間のバリアを経験する自分自身のバリア解消への挑戦だと言ったほうが妥当な表現だと思っています。 でももし、今の日本の社会や地域の課題の解決にあたる人材として、障害のある方々が得意を活かして「解決」に「挑戦」できる仕組みが構築できるなら、障害者だけでなく、非障害者にも良い効果が生まれると考えています。 だからなにをするのか① ダイバーシ

蚕都Grantsクラファン文章ボツ001

クラファン用に書きためてボツった文章を残しておいていいですか。 以下、ボツ文章。 「マイノリティの生きづらさと文化の喪失」 今まで、資本主義という手段はたくさんの社会課題を解決し、おかげで私たちは一定の幸福を得られています。先人の方々にはとても感謝しています。 しかし、解決された課題の多くは経済合理性が高く、資本を投じやすい課題であり、そこに資本が集中していました。一方で、資本を投じにくい「マイノリティの生きづらさ」や「地域文化や民俗の喪失」の問題は必然的に放置され、社会