#ボンゲンガンバンガラビンゲンの伝説ツアーの伝説 とは…
ウ◯コ漏らしながら書いてます(笑)
たまたま今日、スピード違反の現場に遭遇しました。
私が仕事用のクルマで高速道路を動かしながら、同乗者がふと…
「アレ、覆面ちゃいますか?」
追越車線から前方の走行車線を見ると、確かに何かしら2名乗っかった白いクラ◯ンが…
ヤヴァイヤヴァイ!慌ててその前方に滑り込む感じで走行車線に戻り落ち着けると、私の後ろに連なっていた黒塗りやら大型トラックやら何やらが順番に追越車線をサーッと…
をを!これはどっかで覆面動くやろ!とバックミラー越しに見てたら、追越車線の一団が通り抜けた後にスッと追越車線に入る白い営業車。それが覆面の横をグイッと抜けたら、すかさずウーッウーッ…
これ、これで合うてるん?はじめの黒塗りやら捕まえなアカンちゃうん?何か理不尽なシーンを見ました。てか、それ以前に大型トラックが普通車と同じ速度で追越車線走ってええのん?なかなかトラックが捕まるシーンて見かけないけど。何かそこからな気がします…
ザ・お盆。これからそこであった貴重なひと時を書いていこうかと。そんな毎回ウン◯ネタあるかいな!さすがにご先祖様に対して失礼(笑)
ということで、私の中でのお盆にあった一番のトピック!
『 #モダンチョキチョキズ 』
『 #モダチョキ 』
分かる人には分かる。分からない人には分からない。見たこと無い聞いたこと無い…何をや?
平成のはじめに一世を風靡した大所帯バンド。延べ所属メンバーは100名以上!?当時の関西の音楽関係者、あるいはクリエイター業界人皆が所属したとも言われる娯楽のデパート。これがいわゆる"平成モダチョキ"。
特に当時『砂場』というバンドで『イカ天』まで登場した #濱田マリ さん(マリちゃん)がヴォーカルに入り、キューンソニーでメジャーレーベル所属になると、そこで展開されるハチャメチャなパフォーマンス、更にゴールデンホーンズ/ストリングス/鍵盤/リズム隊の築く音符のマリアージュに負けないマリちゃんじゅの超絶ヴォイスにハイトーン、更にその頭脳でもある #ハセベノヴコ さんの作られる独特の世界観が見事にスクイーズされ、唯一無二のバンドがここに完成しました。
私がその存在を知ったのは、やはりキューンソニー以降?ちょうど仕事で関西に就いたタイミングで、同じレーベルの電気GROOVEなんかと共に、うぉ〜こんなん流行ってんねんなぁと一気にハマりました。
好きな曲はやはり殿も愛した、そして奇跡的にCMでポテチにもなった『 #ジャングル日和 』だよ〜ん!あと『 #ふられ節 』『 #自転車に乗って 』『 #素敵なマーナ ( #悲しみのマーナ )』など。時代は平成になったけど、伴奏も達者な昭和のエッセンスを上手く取り込んだニュー歌謡こそキモ。
何とは書かぬが、当時流行っていた商業主義のそれらと一線を画すよな独特の空気感が見事。今でこそアイドル応援でメンバーと同じ振り付けしたりとかは不可欠だけど、ホール全員で手足を上げてそこへ参加するシーンとかお客さんを勝手にステージ引っ張り上げてヘビのぬいぐるみを被せて一緒に踊らせるシーンなんかは、映像やらで見返すと壮大な和製プログレでした♪
しかし大所帯バンドゆえの個々の音楽性の違いとか、やはり関西人には無視出来ない1.17の存在とか、細かくは分からんが諸々あって突然活動休止に…
以降マリちゃんがモードなグルーヴをソロ活動で表現されたりあってそれはそれで好きだったけど、何か違う。もしかしたらここで感じた残念な思いが、マイフェバリット #赤犬 さんを知った時に爆発して通じたのかもしれません…
で、時ははるか過ぎて令和の世。まさしくコロナ禍のタイミングで再結成されることになりました。はじめは期間限定の配信。そして東西でライヴをぼちぼちと。それが"令和モダチョキ"。
暫定的に始まる中でバンド構成に欠かせない #フィリップ君 がカンバックしたり、渋谷で対バンながら千人規模の中でライヴしたり、今年は有難くもその福音をインスタドンスタから毎月聴けたり、色んな情報をSNSやらで拾うたび、私の中でもその時の熱や感覚が徐々に甦って来ました。
マリちゃんはその間、テレビや映画でもおなじみのリッパな女優さんになられ、その独特の声はナレーションにも欠かせなかったり、またプライベートではボルダリングの大家として、パリ五輪のスポーツクライミングについてもコメントが残せる位に。
一方で他のメンバーもそれぞれの所属バンドあるいはサポートで腕を磨き続けて、当時以上の技や音楽性の高さを披露出来るようになりました。
今年2.4、バンドデビューの地でもある #難波BEARS にてスピンオフ的な『 #余談チョキチョキズ 』というライヴがありました。
マリちゃんハセベさんと東京組は不在ながら関西組はバリバリで、そこへ活動休止前位からフロントに立たれる #真城めぐみ さんのソウルフルなコーラスに重なるゲストのルンルン #宍戸留美 さんの歌声がマリちゃんに感じる時が随所にあったり、きっと自らの"生前葬"もなされたこの場所だから、いやいつもこんなんか #保山ひャン さんも活き活きされてたり、オリジナリティあふれるパワフルなライヴでした。
それを経て、私にとってはいよいよおよそ30年ぶりに体感出来る本隊。しかもマリちゃんの地元、神戸三宮 #チキンジョージ にて!今行かなければいつ行くよ?のノリで、ずっとずっと胸躍らせながらよーやくこの日を迎えました…
8.12、酷暑の中でたどり着いたそこは、い…いつの間にかデカいビルの地下深くへ!私の記憶は闘龍門が狭いフロアにリングをこさえて戦っていた時代(笑)ってミレニアム位まで?
蒸し暑い中を列に並んで地下へ降りると、既に100席ほどある前列のイスは埋まって、後列はスタンディングでギッチリ。思わずその最前に立って見渡すと、意外に私より年長者が多い?ブームの頃はむしろ私より若い人が多かった気がしたけど、結局オトナな音を奏でる個々の所属バンドを応援する方々ですかね。
一方で、若い方もいた!関係者のご子息は無論だけど、自分のチカラでこの世界までたどり着けたよな方々も?としたらリッパ。アノきゃりーさんとか熱いファンも多い訳ですし、若い方ももっと増えて欲しいです♪
18時、伝説の幕は開いた!いきなり『 #あの世へ帰りたい 』でアカペラに挑む勇気がスゴイ!しかし意外にもここで二代目店長 #ブライアン繪野 さんがええ男声を響かせてうっとり。
そして『 #コンガと私 』音叉をかざして耳を澄ますマリちゃんのシルエットが職人技で燃える。パーカス #中村岳 さんとマリちゃんソロから徐々に楽器隊が音を重ねるシーンで早くもジーンと、ゾーンに入って来ました…
楽器隊も揃ったところで24時間→海住→ふられ…とあえて略して書くけど右肩上がりの名曲アルバム!
その曲間に保山さんが教える突然の"三宮"創生のお話…伊勢神宮からヴェルサイユ宮殿まで世界の有名な"宮"から天に伸ばした垂線が交わった点にかつて存在した"空中楼閣"こそが三宮!?それが落ちた先が元町、いや"元・町"?その謎は徐々に解明されるのか果たして???
「盆休みんげん、晩から元気!」珍曲『 #アルサロピンサロ 』でポンポン言ってたら『 #蛇はスネーク 』でポポンポポンポポンポポーイ!と満を持しての #ヌルピョン さん登場で会場一気にオーヴァー!!!
現在はタイ料理の銘店『 #バーンタイマーケット 』店長ということで、ツアー同席はなかなかかなわず。そんな中で本当に本当に待望の登場。そして当時同様のステージクラッシャーぶり(笑)
歌うフリースタイル!モダチョキの一人ブレイキン!彼のターンでは全員スタンダップ。そして皆してその勝手な歌詞と変調子に合わせる苦労(笑)ただこれも音楽の原点というかセッションらしい流れで、特に聴き応えありました♪
前半のシメは、ハセベさんの無限のストックから召喚された待望の新曲『 #天辺の嘘 』ノリのええ振り付けも音も歌詞も楽しい、モダチョキらしい逸曲。アンタはきつねつき〜♪
保山さん曰く「ボンゲンガンバンガラビンゲン…」とかつての空中楼閣の鐘の音が地の底から響いて来るのを聴いた人たちそれぞれの託宣、それこそが人生すなわち電気GROOVEと(笑)
出たキューンソニーでつながった!そしたら信濃町とかにもあるのかな?てか元レーベルメイツ、マリちゃん通じれば『イカ天』同士でもアリ。いつか対バンしたら、ホンマに革命!人生が変わりまっせ!!!
後半はおなじみ『 #博多の女 』から。保山さんから一人一人饅頭のアイデンティティを問いながら、大トリにマリちゃん、前半のレイア姫風のヘアスタイルからドレッド付け直してギリギリにイン(笑)
楽しい宴の終わりが近づく切なさからか、後半はとにかくハイスパットに感じた。主夫→恋山→自転車→そしてインスタドンスタでの事前配信でわざわざマリちゃんいや"濱田ンス先生"が直々にご指導下さった振り付け発表の場、それがフロア全員スタンダップして、盆JOVI以上に盆BAHEADした!
『 #あたまはクラクラおめめはグルグル 』
ここの盛り上がりこそまさしく当時のそれ!決して思い出フィルターや思い出バイアスで無く!途中マリちゃんトランス状態で倒れたり、二代目店長以下皆で楽しませようという全員演奏全員歌唱!!!
周りもあるので声に出すのはエールとサビ位でしたが、何も無ければ踊るというより勝手に通しで歌いたかった位の熱量。ヌルピョンさん曰く、当時一番盛り上がった曲!マリちゃん曰く、ある意味セトリから一番外れて欲しい曲(笑=全身表現で疲れるから)
そしてデビュー曲『 #新オバケのQ太郎 』で大団円!「山田さん、頭に何か付いてますよ!」マリちゃんの名台詞も久々にキマった!?この辺りスゴく懐かしくて、踊りながら沁みました…
熱い手拍子のアンコールに戻って来る一同。偶然なのか必然なのか、メンバー紹介でスルーされたヌルピョンさんが「お爺さんになりました…」と最後に挨拶された流れで歌われた、令和モダチョキとしてのデビュー曲…
『 #きんかん 』!
初めて目の前で耳に出来たのはウレシでした。ただ年老いて行く愛する者を懐かしみつつ自分自身を振り返る、エヴァーグリーンな名曲。涙腺にキますね。私の中ではこれこそが「ボンゲンガンバンガラビンゲン」なのかもしれない(笑)
そして楽器隊やら楽屋へ下がり、ポツンと残されるマリちゃんハセベさんの名コンビで歌われる『 #凍りの梨 』で終劇。
「二人合わせて150歳まで歌っていよう!」マリちゃんよくぞ言って下さいました。歌い人として、それがかなえば本望。
私の記憶が確かならば、自身が平成モダチョキのライヴを最後に見た時、それはハセベさんが離れるとかそんなだった気が?記憶違いだったらごめんなさい。音楽活動って自発的でも他発的でもそんなことが時としてあるんだよなと、その時は感慨にふけてました。
それが確かだとしたら、こうしてお二人更にメンバーがまた一緒に演奏して歌えてというのはただ奇跡でしか無くて、そのタイミングでそれを楽しめる側も奇跡で、この僥倖こそ至福のひとときでした。何より二代目店長に最敬礼m(_ _)m
で、ボンゲンガンバンガラビンゲンの伝説…って何?全く解決してない(笑)その続きは12.15大阪BIGCATにて!これはまた参戦せずにはいられない。
何より保山さんと一緒に、その謎を追求したい(笑)そしてマリちゃんハセベさん真城さんの福音を、フィリップ君のギャグを、ヌルピョンさんのフリースタイルを、楽器隊の波動を気迫を、踊りながら全身で感じ続けたいものです。
平成の続きを令和の世に有難うございました。そして明日からも、また新しい時代になっても、どうか…