初めてのロープロファイル機械式キーボード、Lofree Flow Liteを使ってみた感想
はじめに
私はキーボードを収集するのが好きで、これまでさまざまなキーボードを試してきました。しかし、ロープロファイル(薄型)の機械式キーボードは未体験。そんな私が今回初めて手を出したのが、Lofree Flow Lite。実はLofree製品を購入すること自体も今回が初めてでした。
そこで本記事では、私がFlow Liteを数日使ってみて感じた率直な感想をシェアしたいと思います。
ロープロファイルでも感じる心地よい打鍵感
初めて打ち始めたときに感じたのは、「ロープロファイルでもここまで気持ちの良い打鍵感が実現できるのか!」という感動でした。薄型キーボードというと、パンタグラフ式のような軽いタッチをイメージしがちですが、Flow Liteはしっかりとした機械式スイッチの感触を残しつつ、軽やかな打ち心地を実現しています。これは予想以上に快適でした。
外観や質感について
アルミからプラスチックへ
同社の上位モデル「Lofree Flow」ではアルミニウム製ケースが採用されていますが、Flow Liteではプラスチック製となっています。私はFlowを直接見たことがなく比較はできないものの、少なくともFlow Lite単体を見た限りでは「プラスチックだからチープ」という印象はないと感じます。実際に両方を所有している人からすれば、Flowの高級感と比べてややチープに映るかもしれませんが、個人的には十分満足できる質感でした。ボリュームコントローラがアクセントに
キーボード右上にあるボリュームコントローラは、見た目のアクセントにもなっていて、デザイン全体を引き締めています。機能面でも手元で音量を調節できるのは便利で、ちょっとした作業効率アップにつながりました。
接続方法の柔軟さ
Flow Liteは、無線 / Bluetooth / 有線の3通りの接続が可能です。私の場合はノートPCとのBluetooth接続、デスクトップPCでの有線接続、といったように使い分けています。複数のデバイスを持っている人にとって、この汎用性は大きな魅力だと思います。
気になる点:キーの余白と平らなキーキャップ
打ちづらさとミスタイプの増加
Flow Liteには、他のキーボードと比べるとややキー間の余白が少なく、さらにキーキャップ自体が平らであるためか、ミスタイプが増えました。指が滑ったり、隣のキーを押してしまうことがあるので、この点は少し注意が必要です。慣れれば快適?
とはいえ、どのキーボードでも形状が異なれば慣れが必要。Flow Liteもある程度使い込んで指が配置に慣れてくれば、自然とミスタイプも減っていくのではないかと感じています。
価格と総合評価
17,000円という価格帯で、これだけのクオリティを持つ薄型メカニカルキーボードが手に入るのは素晴らしいと感じました。
打鍵感はロープロファイルらしからぬ満足度
プラスチック製とは思えない質感
ボリュームコントローラも使いやすい
複数接続方式に対応
一方、キー配置にはやや慣れが必要
総合的には、「ロープロファイルでもしっかりとした打鍵感を求めている方」にとって、Flow Liteはかなり魅力的な選択肢になりそうです。初めてLofree製品を使ってみましたが、打ち心地やキーキャップの質感が予想以上に良かったので、私はすっかり気に入っています。
まとめ
Lofree Flow Liteは、ロープロファイル機械式キーボードの入門として非常におすすめできる逸品だと思います。キー間の余白や平らなキーキャップによる打ちづらさはあるものの、それ以上に柔らかく気持ちの良い打鍵感とおしゃれなデザイン、優れたコストパフォーマンスが魅力。
もしロープロファイルのメカニカルキーボードを探している方がいたら、ぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。