守谷城探訪(茨城県守谷市) 2022年12月
秋の紅葉を見に行った際、ここ数年で守谷城がさらにわかりやすく整備されたと知り、改めて訪ねた2022年冬の守谷城。
最近出版された「守谷城と下総相馬氏」の内容が反映されたと思われる解説板が城内の要所に設置。城の歴史だけでなく、遺構の見方をイラストとともに解説。イメージしやすい解説を通じて実物が味わえる城は貴重。解説はネットにもあり。
今までは大空堀のゲートが閉まっているのが通常だったが、現在は開放。大空堀だけでなく、画像左手の御馬家台曲輪にも入ることができた。城内は全体的に藪が取り除かれ遺構が見やすくなっている。
守谷城は下総相馬氏の城である。
下総相馬氏が足利義氏の御座所として小田原北条氏に進上した結果、北条流の技巧に満ちた戦国の城に改造。ただ、義氏の御座所となることはなかった歴史。
撮影地点図
守谷城の遺構撮影地点(リンククリックで別ウィンドウにTwitter上の図)。想像たくましく描かれた解説板のイラストを拝借。