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倒産の危機からの奇跡:私たちの財務コンサルの原点

こんにちは、3.5合同会社の代表李です!
今日は、私がこの会社を立ち上げたきっかけと、その背後にある思いを物語風にお伝えしたいと思います。
もしもあなたが「経営の悩みを抱えている」としたら、このお話がきっと参考になるはずです。

すべては一本の電話から始まった

あの日のことを、今でもはっきりと覚えています。
2018年、夏の真っ只中、強烈な日差しが窓に反射する中で、私のスマートフォンが鳴り響きました。電話の相手は、長年お世話になっている先輩。
普段なら軽い冗談や食事の約束をするのが常でしたが、その日の彼の声はどこか重々しく、いつもと違っていました。

「少し相談があるんだが、今時間あるか?」
彼の声には、明らかに焦りが滲んでいました。何か重大なことが起きている、とすぐに感じ取りました。

「実は、事業承継で会社の決算書を確認したんだが、とんでもない債務超過だったんだ。さらに、半年以内に債権回収会社が資産を差し押さえると言ってきている。どうにかしないといけないんだが、投資家に繋いでくれないか?」
深刻な相談に、私はすぐに答えました。
「お力になれるよう、ベストを尽くします!」と。

そこからというもの、私は知り合いに片っ端から連絡を取りました。
しかし、斜陽産業であるパチンコ業界では、投資を前向きに考えてくれる人はなかなか見つかりませんでした。
さらに、債務償還年数は20年以上。投資家にとって、この状況ではリスクが大きすぎると感じていました。

そして訪れた一筋の光

そんなとき、保険業界で働く仲間が私に救いの手を差し伸べてくれました。
「財務コンサルタントという人がいるよ。企業の財務を適正化し、銀行交渉まで行ってくれるんだ。彼らを育成する塾もあるし、行ってみる価値があると思う」と。

そのアドバイスを受けて、私は迷うことなくその塾に飛び込む決心をしました。

塾での挑戦

塾での最初のセミナー、私は最後の質疑応答で勢いよく手を挙げました。
「救いたい企業があるんです。どうかご相談に乗ってください!」
周囲の驚きには構わず、私は必死でした。

塾長が「決算書は持っているか?」と尋ねた時、「家にあります!30分だけ時間をください!」と答えました。
会場のある品川から急いで自宅へ戻り、決算書を手に戻ってくると、塾長は冷静に「まずは銀行格付けを正常化することが必要だ」とアドバイスしてくれました。

それからというもの、私は手探りながらも先輩の会社のためにできる限りのことをしました。
苦しい交渉が続きましたが、最終的に差し押さえを回避し、先輩の会社は無事に事業を続けることができました。

新たな道へ

この経験が、私が財務コンサルタントの道を歩み始めるきっかけとなりました。
先輩の企業を助けたいという一心で始めた活動が、今では多くの企業へのサポートへと広がっています。


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