地元を愛する3児の母、ネイルサロンで挑む！融資成功の秘話
地元でネイルサロンを営む3児の母が、新たな挑戦として脱毛や美容サービスを取り入れ、テナントへの移転を目指しました。しかし、資金調達に不安を抱える彼女のサポートは私の役目。地元愛と情熱を伝え、融資を成功に導くまでの物語をお届けします。
2020年夏、当時所属していたビジネス交流会のメンバーから、都内でネイルサロンを経営する方を紹介したいとの連絡を受けた。オーナーは地元を愛する3児の母で、とても個性的な人物であった。今回の資金調達は、店舗移転とサービスのバージョンアップが目的である。自宅1階を改築してネイルサロンを運営していたが、脱毛や美容サービスを拡充するため、近場のテナントへの移転を計画していた。この大きな挑戦には手持ち資金では足りず、融資を決意。「融資を受けてでも自分のやりたいことを貫きたい」という姿勢が、何ともロックでカッコいい。
まず、住宅ローンでお世話になった地元の信用金庫を訪問した。地域密着型らしい親切な対応ではあったが、そこはやはり金融マン。事業計画の数字や見通しについて、的確で具体的な説明を求められた。
オーナーは肝っ玉母ちゃんのようにエネルギッシュな人物であるが、数字の話になると少し自信なさげな様子を見せた。そこで、私がフォローに回り、事業計画の現状や今後の展望について、具体的な数字を補足して説明を行った。
その後、再度の銀行面談を経て、移転費用以上の資金調達に成功した。今回の成功のポイントは、商店街にある他の店舗を巻き込んだイベントの提案であった。これが地域社会の活性化に寄与する計画として評価され、信用金庫の心をつかんだ結果である。
地元愛と情熱を持つ彼女の挑戦は、地域とともに歩むネイルサロンの新たなスタートラインとなった。その姿勢は、多くの人に勇気を与えるだろう。私も引き続き、彼女の挑戦を全力で応援していきたいと思う。
今後も3.5合同会社では事業計画やプロジェクトを成功に導くためのアプローチについて発信していきます。
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