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【画像処理】レタッチの話#01
こんにちは!
今回は、私たちの業務でとても重要な「画像レタッチ」についてご紹介します。
レタッチとは?
まずレタッチとは、「撮影した画像をより美しく見せるために加工する技術」のことです。
プロのカメラマンに撮ってもらうんだから、必要ないのでは?と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、撮影技術でカバーすることが難しい要素(例えば、悪天候・ロケーション・被写体の美化等)は、撮影後のレタッチが必須になります。
「せっかく集合写真を撮ったのに、何人か目を瞑ってしまっている…」
「屋外撮影をしたけど、空が曇っている…」
「旅行でセルフィ―を撮りたいのに肌の調子が良くない…」
「知らない人が写りこんでしまった…」
誰でもこんな経験、ありませんか?
そうなんです。みんなあるんです……
なのでこれらの画像をなるべく綺麗に、美しく、(時には自分しか気にならないような個所も)レタッチをすることが重要なのです。
事例紹介
それではさっそく事例を見てみましょう!
こちらは、有限会社東邦工業さまの社屋です。やはりさすがのプロカメラマン。この日は曇り気味で、尚且つ逆光だったにもかかわらず、こんなに綺麗に撮影してくれました。本当に感謝です。
皆さんはこの写真を見て、何か気になる要素、ありますでしょうか?
Before
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シンキングタイム
…………………
…………
……
ないですよね。こんなに綺麗な写真なんだから。
ただ、レタッチするとしたらここ、、、と私は思います。
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無いって言ったのにたくさん出すなぁ~と思った方、本当にごめんなさい。
ひとつずつ解説していきます。
レタッチの要素❶
シンプルに電線です。この程度なら気にする人は少ないだろうけど、無い方がより綺麗!と感じます。
レタッチの要素❷
社屋。改装したばかりでピカピカなのに、やっぱりちょっと逆光が気になるかもしれません。太陽にはあらがえないのだから、致し方無しです!
レタッチの要素❸
お隣さんの社屋が写りこんでしまっている!どんな画角で撮っても、どうしても入ってきてしまう要素なので、これも致し方無し。でもやっぱ、無い方がより綺麗!
レタッチの要素❹
電柱の影!路面のひび割れ!この伸びた影が夕方のようにも、冬のようにも見えて、写真によっては重宝される要素なのですが、今回はそういった哀愁には一旦お休みしてもらいましょう。
何を意識したのか
この画像は社屋がメインで、伝えたい要素としては「一般的な工場のイメージとは異なった、新しくてピカピカのおしゃれな社屋」です。
今回に限らずですが、私がレタッチする上で特に気にするのは
「まず最初に写真を見た時に、目線が向かう場所」です。これに関しては正しいも間違いも無いので、皆さんなりのレタッチポイントがある方が良いと思います。そんな気がします。
私が目線誘導を気にしているのは、一番重要な情報がダイレクトに、見た人の脳に突撃してほしいからです。
では、それらを意識してレタッチした画像と併せてご覧ください。
Before
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After
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消しました。気になる個所を消しに消して、さらに消しました。
並べると違いが分かりやすいと思います。
これについて詳しく説明するのはまた今度にします。お願いします。
それでは!