日本子ども未来展inメタバースを開催いたします!
こんにちは、リプロネクストに新卒で入社いたしました制作部の菊田と申します。
出身:石川県
仕事内容:Blenderというツールを使用してメタバース空間を制作しています
趣味: サバイバルの動画を見ることです
今回、児童養護施設の子どもたちの絵画を多くの方に見てもらうプロジェクトに参加することができて、非常にうれしかったです。私自身、社会福祉の大学を出ており、児童養護施設には何回か授業で訪問したことがあります。当時は、児童養護施設の子どもたちに対して協力できる力は何もありませんでしたが、今はこうしてメタバース空間を制作し、子どもたちに少しでもプラスになるようなことができているかなと感じています。
今回、あしながサンタ・日本子ども未来展の二つの企画と連携した「日本子ども未来展inメタバース」のプロジェクトリーダーを務めました。実際にメタバース空間を制作して、こだわりや見どころポイントがいくつかあるので紹介したいと思います。
メタバース空間の見どころ
「日本子ども未来展inメタバース」は、エントランス、展示ルーム、パリを再現した衛星ルームの3つの空間を楽しむことができます。エントランスの制作は菊田、展示ルームの制作はもうひとりのプロジェクトリーダー熊澤が行いました。パリの空間は菊田と熊澤で制作いたしました。初めてのプロジェクトリーダーをしながらの空間制作はなかなか大変でした。しかし、時間がない中、細部までこだわった空間に仕上げることができましたので、担当した空間のこだわりや見どころを紹介していきます。
エントランスのこだわりと見どころ
エントランスはヨーロッパ風の子ども部屋です。小さな子供部屋から展示ルームやパリの空間などの大きな空間に移動していく空間の広がりのギャップ、子ども部屋から展示ルームや衛星空間へのワープというファンタジー要素を演出いたしました。
エントランスのこだわりは小物にあります。小物のクオリティにこだわることで人が住んでるっぽい部屋を演出できたかなと思います。ここでは、本や飲み物がはいったマグカップ、ノート、鉛筆、スタンドライトのコード、コンセントまでこだわりました。
エントランスの見どころは、ヨーロッパの雰囲気が感じられる色使いです。次の空間である展示ルーム、パリの空間もヨーロッパ全開の空間なので、エントランスからヨーロッパに行った気持ちになっていただきたい想いから家具や色味を実際のヨーロッパの子ども部屋を参考にして制作しています。エントランスなのでメインの空間ではないですが、細部まで見ていただけると嬉しいです!
パリの空間のこだわりと見どころ
パリの空間には金、銀、銅賞を受賞した子どもたちの絵が飾られます。パリの空間は、凱旋門を中心に街が広がっています。このパリの空間の特長として、衛星データを使用して作られている点があります。衛星データを使用しているので、建物の大きさ、高さ、比率などすべてが正確に作られています。衛星データは建物自体の作り込みがされていないので、建物の作りこみは私たちが行いました。
パリの空間のこだわりは、導線です。実際には存在しないレッドカーペットを敷くことで、子どもたちの絵画を鑑賞しながら次のルームに移動できるバスまでスムーズに誘導しています。しっかりと凱旋門の真下を通り過ぎることもできるので、臨場感あふれる楽しい空間にできたかなと思います。
パリの空間の見どころは、凱旋門と子どもたちの絵画です。凱旋門は私が担当したので、思い入れが強いところになっています。なかなか大変な作業でしたが、満足なクオリティに仕上げることができたので、強い達成感がありました。子どもたちの絵画は凱旋門以上に見ていただきたいポイントです。今年の日本子ども未来展のテーマが「僕と私のワクワクすること」なので、活気あふれる絵画がたくさん並んでいます。パリの空間は夜の設定なのですが、子どもたちの絵画のおかげで、夜でありながらも暗くなく、賑やかで素晴らしい空間になっています。
ぜひ、凱旋門に絵が飾られている非現実的な空間を楽しんでください。
最後に
今回のプロジェクトは、皆さんが1アクセスしてくれたら1円が子どもたちに寄付されます。ぜひ、多くの方にメタバースをご覧いただきたいです!SNSとかでもエゴサするので、シェアいただけましたら嬉しいです。