ダイヤモンドSの穴馬

ダイヤモンドステータス

狙いの穴馬
カレンルシェルブル

本当に二桁人気になるのか疑問というか、自己条件との天秤なので出てきてくれるか分からないが、出てくるならこの馬はぜひ狙いたい。まずダイヤモンドステークスというレースの主な特徴として

・ハーツクライorステイゴールドの系統が強い
・上がり1位と2位で(9.6.2.6)

というのがある。この2つは絶対におさえておきたいポイントだと思う。長距離を走る上でのタフさと持続力を血統的に兼ね備えており、かつ末脚上位を繰り出せる馬がこのレースでは活躍するというのが基本的な考え方でいいだろう。

狙いのカレンルシェルブルは、母父だがハーツクライの血を持ち、全9走のうち7回が上がり上位(3.3.1.2)と末脚は確かで上記のポイントに該当している。

さらにこれを今回と同様の左回り5戦に限定すると、戦績(2.0.2.1)上がり(3.2.0.0)で超優秀だ。条件戦でのものだから100 %参考に出来るかと言うと違うと思うが、今回に限って言えばメンバーは条件戦上がりの馬が多く、中には人気する馬もいるレースだから普通に評価して良いだろう。

また、長距離戦で末脚を発揮するには折り合いが最重要になるがこれもおそらく心配ない。前走はノリさん騎乗でいつも競馬する位置よりも出していく競馬を試していたが、それでもかかる素振りは一切無し。これを参考にすれば、距離延長で折り合いを欠くようなタイプではないだろう。

単純に3勝クラス3着どまりと額面だけ見ればここで上位評価というのは出来ないのだろうが、上述の通りこのレースで好走する要素は持っているし、いつもと違う競馬をしてのタイム差無しの3着なら、しっかりと自分の競馬が出来れば3勝クラスはじきに突破できる能力はあると考えても良さそうだ。今回のダイヤモンドステークスは3勝クラスを勝ち上がったばかりの馬が人気しているし訳だし、チャンスがあると考えても特におかしなことはないだろう。

また、この3勝クラスは突破可能という考え方の裏付けは物差し的な考え方でも出来る。

物差しとなる馬はアリーヴォだ。カレンルシェルブルは、1勝クラスでこのアリーヴォとタイム差無しの2着に好走している。一方で、今回ダイヤモンドSで1人気想定のヴェローチェオロはこのアリーヴォを1勝クラスで負かしているが、こちらもタイム差無しである。

こんな単純に比較が出来るものではないことを承知の上であえて言うが、アリーヴォを物差しにするとヴェローチェオロとカレンルシェルブルはタイム差無し~0.1秒程度の差しかないことになる。この2頭が3勝クラスを突破しているのなら、カレンルシェルブルもじきに3勝クラスは突破するだろうという見方は決して妄想的な話ではない。

しかもカレンがタイム差無しの2着になったのは小倉でのこと。このアリーヴォという馬は勝ち鞍の全てが小倉でのもので、おもいっきり小倉巧者である。それを踏まえてか、今週開催される小倉大賞典では想定1人気に推されている様子。

アリーヴォが得意の小倉でタイム差無しで走ったカレンと、得意ではない新潟でタイム差無しで走ったヴェローチェオロ。この2頭の想定人気がこんなに開くのはおかしいと思いませんか?

この3頭は雑に言ってしまえば実力差はそう無いはずです。ヴェローチェオロとアリーヴォは今週の重賞で1人気想定。一方でカレンルシェルブルは11人気想定。どう考えても舐められすぎでしょう。

鞍上の乗り替わりはマイナスに見えるが、セントライトで1回乗ってますからそこまで心配する必要ないでしょう。というか、ルメ福永川田武横典Jあたりがみんな揃っていないのだから評価を下げる必要がない。

ここはめっちゃくちゃ期待して馬券買いたいと思います。2~3枠くらいでお願いします!

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