「ものをつくるということ」
はじめまして、santa productsです。
santa productsは北田浩次郎、高城裕平、小西明の3人で結成した
オーダーメイドやオリジナル家具のデザイン・製作、住宅や店舗の設計などを主に大阪・兵庫を中心に活動しているデザインチームです。
僕たちの関係性は高校時代の同級生だったことから始まったのですがこの3人の馴れ初めや結成に至るまでの話などは追ってお話しできればと思っています。
santa productsは会社組織ではなく、
3人それぞれに仕事をしていて北田は大工、木工家具デザイン・製作をメインに活動している「mokuro」代表。高城は現在フリーランスとしてマンションのリノベーションや店舗改装、ロゴデザインを中心に活動している中、今後建築デザイン事務所を設立予定。小西は集合住宅や個人邸などの新築、店舗改装などをメインに活動している「小西明建築設計事務所」代表。
そんな3人がそれぞれの経験や知識、センスを持ち寄り様々な視点からものづくりしています。
「愛着の持てるものづくり」
僕たち3人に共通している想いの一つとして物が溢れている現代の中で、ずっと永く使い続けられるものが良い物だという想いがあります。
それは耐久性やメンテナンス性などの機能面の部分はもちろん大切ですが、一番大事なことは使い手がものに愛着をちゃんと育めるかどうかだと思います。
そのために僕たちは使い手の気持ちに寄り添いながら一緒にデザインができていく過程を共有する事を大切にしています。
オーダー家具では色や高さや大きさ、〇〇テイストが良いといった様な事だけではなく、使い手が本来欲しかったもの、求めているもの、その背景などを深掘りし、一緒に作っていく事は大変な作業ではありますがそこから産まれるものに愛着は育まれるのではないかと思っています。
ものづくりが教えてくれること
それぞれ別の仕事をしている僕たち3人に共通している共通言語は「ものづくり」です。
ものづくりは読んで字のごとく物を作ること
なのですが、ものをつくることを通して自分自身の考え方や大切にしているもの、なにを抱えているのかなどという本質と直面することになります。
と、いうのも僕たちに依頼が来たときに使い手がこれが欲しいと思っているその背景には様々な理由や欲求、希望、問題点などがあったりします。
オーダーメイドの家具をご依頼していただくクライアントのほとんどは明確なご要望を持っておられたりしますが、その背景にある様々な事柄まで一から語られる事や気づかれておられる方は少ない様に思います。
その要望の源流となる部分に触れていくことで使い手が本当に欲しかったものの形が見えてくる。というその過程の部分がものづくりが教えてくれる大切なことだと思っています。オーダーメイドして頂く一生モノの家具づくりにはかかせないことです。
そうしてつくられた「もの」はどの時代になっても色褪せずいつまでも良いものであると信じています。
僕たちの目指すもの
目指すものというと少しばかり大袈裟な感じもしますが、santa productsが想う理想は一人でも多くの方と「もの」をつくる事の楽しさ、尊さを語り合ったり、共有する事です。
普段何気なく無意識に過ごしている日々の中で様々な価値観、生き方、流行り廃り等目まぐるしい勢いで時代が動いていくのを感じます。
そんな厳しく変化していくこの時代でも、ものづくりの良さをみなさんと共有し、普段の暮らしや自分自身の小さな気づきを得ることが出来ればと思っています。
noteをはじめた理由も、僕たちのものづくりの過程が今まで公表できていなかったので一つ一つ皆さんと共有できればと思い、noteを始めました。
これから、
どうぞよろしくお願いいたします。
santa products
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