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フィルム写真撮影をしてスナップ写真が好きになった


タイトルそのままの話なのですが、割と最近はスナップ写真も撮影するけれど、カメラを持ち始めて5年間くらいまではスナップ写真をほぼ撮っていませんでした。

友人を被写体にポートレート撮影したり、単焦点レンズやオールドレンズでf値を低めに設定してお花をふわふわに撮影していました。

ポートレート
ポートレートその2
オールドレンズで椿撮影
オールドレンズでコスモスを撮影
単焦点レンズで河津桜を撮影

カメラを持って5年目くらいまではふわふわ写真以外イマイチ撮り方をわかっていなかったのです。

女の子やお花はふわふわでも様になるのですが、街角スナップ写真となるとちょっと相性が良くなく…

編集とか露出とかピントの問題もあるのかと思うのですが、なんとなくあらゆる要素がチグハグな写真になってしまって自分が求めている写真が撮れなかったです。

自分にはスナップ写真は楽しめないんだなと思っていたのですが…

ふとフィルム写真ってどんな感じなのだろうか、と思い立ってメルカリで4000円ほどで完動品のPENTAX ESPIO 120miというフィルムカメラを買ってみることにしました。

オールオートフィルムカメラなのでフィルムを装填すればあとは撮るだけ。
どう撮れるかわからないのでポートレートというわけにはいかないし、植物はピントがあわなそうなので(昔写ルンですで失敗した)とりあえず試しに景色を撮ってみるかと思って撮ってみで現像したら…

あれ?めっちゃしっくりきて好きな写真が撮れた!!

わたしがスナップ写真につけたい色味ってフィルム調だったのかと気づきました。
あと景色はハッキリ撮った方が綺麗だということにも。
それからフィルムも何度か撮影したけれど、なんせ手間とお金がかかるのでデジタルカメラで撮影後にフィルムライクに編集できるアプリRNI filmを使って編集するようになりました。

「別にフィルムカメラを使わなくてもいろんな写真を見て参考にすればf値あげたりフィルムカメラ調レタッチが好きだって気づけるんじゃない?」
というツッコミが書いていると自分の中でわいたのですが、でもやっぱり…どんなに写真を見ていても実体験じゃないと自分の実感にはならなくて、自分が実際に撮影して気づけたからきっかけとなったフィルムカメラは必要だったかなぁと思います…!
人によってはフィルムカメラである必要はなくて、別のレンズだったり、新しいカメラだったり、知人の一言だったりするのかもしれないです。


現像したフィルム写真をみるとデジタルで撮った時より、目で見たそのままの世界を写し出している気がします。
デジタルの時はシャッター切る時にあれこれ考えてしまうのですが、フィルムカメラではあまり何も考えてないです。いいのか悪いのかはよくわからないですが…


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