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ガチの経営会議に、経営者仲間をゲストとして呼んだら割と最高だった話

どの会社も経営陣だけ集まって「経営会議」を行っているかと思います。

私の会社も週に一回70分、四半期に一回ほぼ終日、年に一回まるまる二日間、という経営会議をしています。


こういった経営会議では、「過去の振り返り」や「課題の洗い出し」「今後の経営方針」などを話合っていますし、大体の会社の経営会議も似たようなものだと思います。


ただ、他の会社の経営会議に参加することはどのような経営者でも少ないのではないでしょうか。

他の会社に社外取締役や顧問として入っている場合はともかくとして、基本的には招かれることは無いと思います。


とはいえ、私自身、経営者の端くれとして他の会社の経営会議ってどんな風に行われているのかが結構興味ありまして、出てみたいなと前々から思っていました。

思っているだけでは始まらないので、行動に移そうと思い立ち、まずは自社の経営会議に他の経営者を呼んでみる、というところからやってみました。

今日はそんなお話をしようと思います。


私の会社の経営会議

まず私の会社の話ですが、経営チームは私を含めて四人で構成されています。私とマーケティング責任者・営業責任者・納品責任者という役割です。

先述した通り、毎週・毎四半期・毎期末という区切りでそれぞれ経営会議をしているのですが、仕組みとしてはEOSという経営システムのルールを取り入れていまして、この枠組の中でやっています。
(詳細はこちらにありますので、興味ある方はどうぞ)

このEOSという経営システムは会議のやり方もフォーマットがあるので、色々と細かなことを考えることが割りとおっくうなタイプの私としては、そのやり方に従えばいいので、結構助かってます。

会議としてはざっくりいうと
・近況のアップデート共有
・現状起こっている課題の確認とそれについての議論
・次の会議までのお互いのToDoの決定
といった流れでやっています。

今回は四半期に一回開かれるミーティングにゲストとして2名の経営者をお呼びしました。

普段私が活動している経営者団体である東京ニュービジネス協議会の仲間です。

お二人には会議内容は外部に漏らさないという守秘義務を守ってもらうことと、基本は会議中に発言をせずにあとで感想なりをいただく、ということを条件として、終日開催される四半期ミーティングの午前の部だけオブザーバー参加してもらいました。(お一人はZoom参加、お一人はリアル参加)



呼んでみた結果

経営会議に外部の方がいらっしゃるという経験は私達も全く無く、当日どうなるかなと結構不安だったのですが、結論からいうと非常に良かったと思っています。

まず我々の側としては、ゲストがいたからと言って変に構えたり発言に気をつけたりすることもなく、みんな普段どおり自由に発言をして、活発な議論を行うことができました。

また、私の会社の雰囲気や経営方針、理念などを経営者仲間にお伝えする機会にもなりましたので、
「今後こんな形で協業できるのではないか」
という今後の協力関係のあり方や、
「こういった考え方もあるのではないか」
といった会議内容自体への客観的なアドバイスももらえました。

一方で、参加してくださった経営者のお二人もメリットがあったようで、私達の会社が実践している課題解決や振り返りの方法は、お二人の会社に取り入れることができそう!というお話を後でもらいました。

そもそもとして、そういった機会自体があまりないので、オブザーブ参加自体がすごく刺激になりますよね。

「三四郎が経営陣でどんな風にコミュニケーションをとっているのかが雰囲気を通じてわかって、トライエッジという会社のカラーがすごく見えた」と言ってもらったのは、私としても嬉しかったです。

終わってみて思ったのですが、間接的に自社のブランディングというか、会社の良さみたいなのを結構濃く伝えられるなぁって思いました。


結論として

情報管理の点など、課題もいくつかありましたが、やってみて総じて良かったなというのが率直な感想です。

経営会議という本来であればトップシークレットに属する会議ですが、これを敢えて外部の方にも参加してもらうというのは、色々とチャレンジングではありますが、得られるものが大きいと思っています。

今後、どういう形でやるかは別にして、継続していきたいなぁと思っています。


経営者仲間に見せて恥ずかしくない会議をこれからもしよう・・・。


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