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『算数授業研究 No.152』|子どもを算数好きに育てるコツ [パート1 授業観編]
◆小学校の先生方で、ご自身の子ども時代に算数が好きだったという方は、どれくらいいらっしゃるでしょうか。
◆私が高校生のときの教育実習の先生で、「17頭のラクダと3兄弟の話が好きで、こういう問題を学びたいと数学科に進んだけれど、この寓話のようなおもしろいと思える問題にはほとんど出合えなかった」とおっしゃった方がいました。
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「17匹のラクダを、長男に2分の1,次男に3分の1,三男に9分の1となるように分けよ」
◆この実習生の先生は、算数好きだけれど数学好きではなかったのかもしれません。
オイラーの公式$${e^{i θ} = cosθ + i sinθ}$$が美しいと思えるような人だったら数学科が向いていそうですが……。
◆「好きな教科」「深めたい学問」と「将来就きたい職業」、一本道で希望の進路を描ける人は一握りだと思います。だからこそ、小学校のうちは、可能性を狭めず算数を好きでい続けてほしいものですね。
◆そんな前置きをしつつ、本号では、算数好きに育てるコツを特集しています。算数が好きな子どもが育つ教師の授業観と、教材づくりを12名の先生方に計36本ご執筆いただいています。
ぜひ算数好きが育つ授業づくりにお役立てください!
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