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東京大田区・川崎市「時間を楽しむ散走」2023年8月レポート

8月(2023年)酷暑で外出を控える人も少なくない季節ですが、時間を少しズラせば、涼しい風を感じ、澄んだ空気を味わうことが出来ます。

今回は、朝6時平和島駅前COCOONひろば平和島集合「大田市場へ行こう!モーニング散走」と、夕方17時ごろ天空橋駅イノベーションシティ前羽田空港公園予定地集合「川崎工場夜景を見に行く”夏の夕景・夜景散走”」をご紹介します。

大田市場に一番近い「京浜運河」

まずはじめに、日の出と共に朝の時間を楽しむモーニング散走は、日本一の市場である「大田青果市場」のセリ(6:50〜)を目指して「平和島」駅に6時集合し、京浜運河の橋を渡り、約20分くらいの道のりを楽しみます。

※ 京浜急行「平和島駅」前COCOONひろば平和島は、2022年8月に地域交流拠点としてオープンし、週替わりでキッチンカーや、地域マルシェなどイベントを開催している。

東京・大田市場

東京都が運営管理している大田市場では、原則自由見学で受け入れを行っているので、誰でも気軽に見学をすることができます。※団体で見学する場合は、事前申請や、自転車駐輪場所など確認が必要です。

日本一の売り場面積を誇る「大田青果市場」
事務棟2階 資料展示室

事務棟2階に資料展示室あり(土・日・祝を除く平日の8:30~15:30開室)平日であれば、ターレー(運搬車)に乗って写真撮ったり楽しめます!

大田市場内を行き交うターレーの展示車

卸売市場は生鮮食料品等の卸売を行うことを目的とした業務施設なので、現場では大量の生鮮食料品等が取引されているほか、車両が頻繁に出入りするため、衛生面・安全面で十分注意することが必要ですが、基本的に見学者コースに沿って見学すれば、セリのある場所までたどり着くことができます。

営業日の朝、毎日開催されている高級メロンのセリ

営業日6時50分から、固定の場所で行われているセリ(固定セリ)では、旬の野菜や果物がズラリと並び、仲買さんの威勢の良いかけ声によって、僅か10分程度で商品が完売します。

所々で突如はじまる移動セリ

所々で行われている移動セリでは、「カラン♪カラン♪」という鐘の合図で、高級マツタケやワサビなどの促成野菜、市場のあちこちでセリが行われ、一瞬のうちに落札されます。買い取られた大量の野菜や果物などは、ターレーに積込され、各々の運搬車へ移動。無尽蔵に行き交う姿は市場ならではの圧巻の光景でした。一通り、セリと市場内を見学した後は、関連棟へ。

関連棟内にある「基集(きしゅう)」さん

関連棟は一般人も出入り自由で、いろんなお店が立ち並んでおり、新鮮な食材を使ったお料理を食べることができます♪ 今回は海鮮丼の美味しい基集(きしゅう)さんで朝食をいただきました!

お腹が満たされた後は、15分ほどの道のりを楽しみながら「京浜島つばさ公園」に向かいます。

京浜島つばさ公園

羽田空港に隣接する公園は、空港に離着陸する飛行機が間近に見える絶景スポット!!ここで、淹れたての珈琲でブレイクタイムを楽しみました♪

携帯ミルで珈琲豆を挽いて、ブレイクタイム

最後は、つばさ公園を出発して、大森ふるさとの浜辺公園を抜け、旧羽田道を通り、ゴール地点の天空橋駅前「羽田空港公園予定地」へ向かいます。

つばさ公園の海沿いを走行
大森ふるさとの浜辺公園
旧羽田道

陽が熱くなる前の10時前には解散して、朝時間を楽しみました!

次に、本日2つ目の時間を楽しむ「夏の夕景・夜景散走」は17時頃、天空橋駅イノベーションシティ前羽田空港公園予定地集合しました。

羽田空港公園予定地にて、ブリーフィングの様子

はじめに、向かった先はソラムナード羽田緑地。

ソラムナード羽田緑地 入口(Gate1)
スロープをあがった展望デッキ

現在は、自転車走行不可となっているので、自転車押し歩きで通行することは可能ですが、あくまでも歩行者優先で安全に配慮するマナーが大切です。

ソラムナード羽田緑地

来年(2024年)春頃には、多摩川沿いの散策路を自転車通行できるように、定期的に社会実験を行っています。ソラムナード羽田緑地Gate4から直ぐの羽田空港第3ターミナルへと、周辺環境を確かめるように、参加者と散走しました。

羽田空港第3ターミナル

空港バスターミナルは、自転車押し歩きで通行。海外から多くの来日観光客が行き交う羽田空港からの自転車アクセスには、今後も注目しています!
私たちは、皆さんと定期的に散走することで、羽田空港周辺の自転車利用環境が、より良い方向に進むように見守り続けています。

飛行機が一番近くで撮影できるスポット
五十間鼻無縁仏堂(ごじゅっけんばなむえんぼとけどう)

羽田空港周辺散走途中に、五十間鼻無縁仏堂に立寄りました。無縁仏堂は、多摩川の水難で、そして関東大震災、東京空襲で亡くなった人を祀る堂で、昭和53年の護岸工事で、現在地に移設されたものです。毎年元旦、初日の出とともに無縁仏の供養が行なわれており、地域住民の人柄が伺えます。

多摩川沿いの羽田地区

かつて漁師町だった名残のある道のりを進み、大師橋を渡って川崎側へ…。途中の橋の上から、高速道路の架けかえ工事の様子を見ることが出来ます。また、橋から見る夕景は本当に美しく、夕陽が多摩川へ沈んでいく風景を楽しむことが出来ます。

大師橋
川崎キングスカイフロント The WAREHOUSE

川崎に入って多摩川沿いすぐの場所、川崎キングスカイフロントにあるThe WAREHOUSE1Fパーク&リバーアクティビティ「TREX KAWASAKI 」では、まずはお腹を満たすところから・・・。

TREX KAWASAKI

各々好きなメニューをオーダーし、参加者同士で会話が弾みます♪
ひとしきり食べている間に、外は夕景から夜景に様変わりしていました。

川崎から見える、東京・大田区「羽田空港」の夜景

さらに、川崎工場夜景に向かいます。

川崎工場夜景

点在する工場夜景の映えスポットで撮影しながら、浮島から飛行機をしばらく眺めて・・・

浮島町公園
多摩川スカイブリッジ

最後は、多摩川スカイブリッジを渡り、スタート・ゴール地点の東京大田区・羽田空港公園予定地まで夕景から夜景までの散走を楽しみました♪

暑い季節は頑張らなくても、時間で楽しめる散走、是非、実践してみてはいかがでしょうか?季節が変わると、また違った景色に合えることでしょう!

2023年東京・おおた散走のスケジュールや、過去のレポートは下記をご参照ください。