#33 安物買いの銭失い
今年も冬となり、とても寒い時期がやって参りました。私は朝日が昇る前、夜明け前からウォーキングをしていることが週に2~3回あり、またエアコンの暖房代を節約したいということもあって、室内でも着れる防寒着を新調してみました。某作業服専門店に以前からお世話になってるのですが、近頃は作業着なのにお洒落なデザインのものも増えてきており、そこで今日は少し奮発してコスパ抜群の素晴らしい買い物ができたのです。
さて、私は何年か前から大量生産されているメジャーな商品(普及品)を買うときはそのシリーズの2~3段上のグレードのものを買うとよいということをSNSで述べております。今回もそのように強く感じる買い物ができた気がしておりまして、むかしから「安物買いの銭失い」という言葉もあるように、とくに"衣食住にまつわる買い物"においては、安かろう悪かろうという場合がどうも目立つ気がしていたのです。例えば、初めてウィスキーを宅飲みする人が居るならば、スーパーやドラッグストアで一番安い値段で売られているウィスキーから入門しない方がいい。せめてやはりそれよりも2~3段上のグレードのウィスキーから入門した方がコスパがいいとウィスキー好きの私は感じるのです。なぜなら、いちばん下段のグレードのウィスキーから入門するとウィスキーって美味しくないと感じてしまって、嫌いになってしまうこともあると考えるからです。
しかし、一方でやはり高ければよいというわけでもないというのも真実でして、特に"真善美にまつわる買い物"においては、私の経験上、限りなく無料あるいは格安で購入した方がよい気がしています。例えば、Webクリエイターとして将来独立したい入門者が居たとして、Web制作を学ぶために学校やセミナーにお金を払って勉強する人も居ますが、書籍や無料の動画やブログを通してでもかなり勉強できます。また、自身がボランティアで見習い講師として活動しつつ、勉強をしてゆくというスタイルも面白いかも知れません。私の経験上、見えるモノ、つまり衣食住にまつわる商品やサービスにはある程度お金を払った方がよい。しかし知れるコト、つまり真善美にまつわるそれらはお金を払わない方がよかったことが不思議と目立ちます。そういった個人的な考察をむかしからする癖がありまして、今日はなにへどのようにお金を使うべきかというお話となりました。