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【3時間目】Google広告の認定資格(検索広告)資格取得の勉強


2時間目の学習を終えたところで、
試しに試験を受けてみました。

なんと結果は61%
80%以上で合格できるので、なかなか高得点。

まだ2時間目までのカリキュラムしか受けていないので、問題内容は知らない言葉だらけでしたがもちろん分かるものもある。

あと、ひっかけ問題も多い様子。

今回ヤマカンの要素が大きかったけれど、この先もしっかり学習すればいけそうな感触です。

試験は1日に一回まで受けられるので、時間があれば練習がてらに受けてみるのもおすすめかもです。もちろん無料です。

では引き続き、3時間目スタートです!



1. Google 広告とは?

Google 広告とは、検索エンジンの検索結果ページや YouTube、その他のウェブサイトなどで広告を表示できるサービスです。
「検索広告」の場合は、ユーザーが検索したキーワードに合わせて広告を表示します。
たとえば「スポーツシューズ おすすめ」と検索すると、その言葉に関連する広告(スポーツシューズのオンラインショップなど)が検索結果の上部などに表示されます。

ポイント

  • 広告主はクリックされて初めて料金を支払う(クリック課金型:PPC=Pay Per Click)

  • キーワードに基づいて広告が表示されるため、ユーザーのニーズに合った広告を届けやすい

章の用語メモ

  • キーワード: 広告を表示するために指定する語句。ユーザーが検索する言葉。

  • クリック課金型: 広告がクリックされたときだけ支払いが発生する仕組み。


2. Google 広告のオークションの仕組み

Google で広告を出稿すると、どの広告がどの順番で表示されるかは「オークション(入札)」によって決まります。これは買い物競り(せり)やオークションのようなイメージに近いですが、Google の場合は少し特殊なルールがあります。

2-1. セカンドプライス オークションとは

Google 広告の検索広告は、セカンドプライス オークションと呼ばれる仕組みを使っています。
これは「2番目に高い入札額に基づいて、1位の人の支払額が決まる」方式です。

たとえば次の例を考えてみましょう(※実際の試験でもよく出るしくみなので覚えておきましょう):

  • A社:\400

  • B社:\300

  • C社:\200

  • D社:\100

という入札額でオークションに参加しているとします。
結果として A社が 1 位を獲得した場合、A社が本当に支払う金額は「2位の入札額 + 1円」= B社(\300) + 1円 = 301円です。
同じように、B社が 2 位ならば支払い額は C社(\200) + 1円 = 201円、といった具合に決まります。

たとえ話:
“学校のバザーで出品されたレアアイテムをオークションするイメージ”
最高値をつけた人が落札するけれど、実際の支払いは2番目に高い人の入札額 + 少しの上乗せ分。

つまり、「勝つために自分が出してもいいと思う最大額」を入札しつつも、実際に払うのは「競合相手を上回るのに必要な最小限の額」というわけです。

2-2. 広告ランクとは

オークションでは「広告ランク」という指標によって、どの広告を何番目に表示するかが決まります。
広告ランクが高いほど上位に広告が表示されます。
もし広告ランクが一定の基準を下回ると、まったく表示されないこともあります。

Google が目指しているもの
ユーザーが求めるのは「検索結果に関連性がある広告」広告主は「ユーザーがクリックしてくれる広告」を出したいGoogle は「ユーザーも広告主も満足する仕組み」を作りたい

この “ウィンウィン” を実現するために、広告ランクには入札金額以外の要素も考慮されます。

章の用語メモ

  • オークション: ここでは広告枠を奪い合う仕組みのこと。

  • 広告ランク: 広告の表示順位を決めるスコア。


3. 広告ランクを決める 5 つの要素

Google は、以下の 5 つの要素を考慮してオークションごとに広告ランクを算出します。

  1. 入札額(Bid): 広告主が「1 クリックあたりこれぐらいまでは払える」と設定した金額。

  2. 広告の品質: (後述)

  3. 広告ランクの基準(Threshold): Google が定める「最低ライン」。品質や関連性などが一定基準に満たない広告は、どんなに高い入札額でも掲載されにくい。

  4. ユーザーのコンテキスト: 検索キーワード、ユーザーの所在地、使用デバイス、時間帯など。

  5. 広告表示オプションや広告フォーマットの影響: 広告表示オプション(電話番号表示、サイトリンクなど)の活用度合いも考慮される。


4. 広告品質を高める 3 つの主な要素

「広告の品質」を細かく見てみると、主に下記の 3 つが重要です。

  1. 推定クリック率(CTR)

    • ユーザーが広告を見たときにクリックする可能性の高さを推定したもの

    • CTR は “ユーザーの投票” のように考えられ、高い CTR の広告は多くの人から「いいね!」と言われている状態と似ています。

  2. 広告の関連性

    • ユーザーの検索意図やキーワードと、広告文がどれくらい合っているか

    • たとえば「野球グローブ」と検索しているユーザーに、サッカーボールの広告を出しても関連性は低いですよね。

    • 関係ないキーワードで上位表示されるのを防ぐために、広告の内容と検索語句の関連性は重視されます。

  3. ランディング ページの利便性

    • 広告をクリックしてユーザーが移動する先(ランディング ページ、略して LP)の使いやすさ・情報量・透明性など

    • ユーザーが欲しい情報にすぐたどり着けるか、オリジナルで分かりやすい内容があるか、個人情報の取り扱いが明確か、といった点が重要です。

章の用語メモ

  • 推定クリック率(CTR): 広告が表示されたときにクリックされる確率(推定)。

  • ランディング ページ(LP): 広告をクリックすると表示されるページ。

  • 検索意図: ユーザーが検索で本当に求めている情報や目的。


5. 広告ランクとクリック単価(CPC)

広告がクリックされたとき、実際に支払うクリック単価(CPC)は固定金額ではなく、オークションの結果によって毎回変動します。
平均して、次点の広告主が提示している額や広告ランクの状況を踏まえ、自分が提示している入札額よりも安い金額で支払いが発生することが多いです。

ポイント
品質(広告ランク)が高いほど、同じ入札額でも実際の支払いが少なく済み、かつ上位に掲載されやすい良質な広告はクリックされやすく、ユーザーの満足度も高い


6. 品質スコアとは?

「品質スコア」は、推定クリック率(CTR)・広告の関連性・ランディング ページの利便性を数値化したものです。
Google 広告の管理画面で、以下のようにチェックできます。

  • 品質スコア

  • ランディング ページの利便性

  • 広告の関連性

  • 推定クリック率

品質スコアが高いと、入札単価を低く抑えながら広告を上位に表示できる可能性が高まるので、とても重要な指標です。

章の用語メモ

  • 品質スコア: 広告・キーワード・ランディング ページの品質を示す指標。1〜10 などで数値化される。


7. 品質スコアを上げるための改善ポイント

ここでは、それぞれの要素を高めるための具体的な取り組みを紹介します。

  1. 推定クリック率(CTR)の改善

    • 広告見出しや説明文を魅力的にする(ユーザーが思わず「クリックしたい」と思うコピーを書く)

    • キーワードと広告文の関連性を高める(キーワードをタイトルなどに含める)

    • 広告表示オプション(電話番号、サイトリンク、住所表示など)を積極的に活用し、広告を目立たせる

  2. 広告の関連性の向上

    • キーワードや広告文を、ユーザーの検索意図に合うように見直す

    • 広告グループごとにテーマを絞って、関連するキーワードだけを入れる(ごちゃ混ぜにしない)

  3. ランディング ページの利便性を高める

    • ページを見やすく・わかりやすくする(導線をシンプルに)

    • 必要な情報を明確に記載(ユーザーが迷わず目当ての情報を得られる)

    • ページの読み込み速度を改善(表示が遅いとユーザーが離脱しやすくなる)

    • 個人情報の取り扱いをわかりやすく説明(安心感アップ)


8. まとめ:テスト対策

最後に、Google 広告の検索広告試験を受けるにあたって押さえておきたいポイントを整理しましょう。

  1. オークションの仕組み

    • セカンドプライス オークションであること

    • 入札額が高いだけでなく、広告ランク(品質スコア含む)が重要

  2. 広告ランクの決定要素

    • 5 つの要素(入札額、広告の品質、広告ランクの基準、ユーザーのコンテキスト、広告表示オプションの見込み効果)

    • 広告の品質 = 推定クリック率、広告の関連性、ランディング ページの利便性

  3. 広告ランクと実際のクリック単価(CPC)の関係

    • 実際に支払うのは「次点の入札額 + α」

    • 品質の高い広告ほど同じ入札額でも費用が安く抑えられ、掲載順位も高くなる

  4. 品質スコアの見方と改善方法

    • 品質スコアは管理画面で確認できる

    • 推定クリック率広告の関連性ランディング ページの利便性 を上げる施策をセットで行う

  5. 試験によく出るひっかけ

    • 「ランディング ページのコンバージョン率」 は広告ランクの算出要素ではない(ただし利便性や関連性は考慮される)

    • 「平均クリック単価(CPC)」 はあくまでも平均値。リアルタイムで変動する。

  6. 広告表示オプションも大事

    • 広告表示オプションをテストしてみると広告ランクにプラスの影響が出る場合がある

    • ビジネスに合うものはどんどん追加


以上が、Google 広告(検索広告)認定資格の試験に必要な基本知識のまとめです。
覚えることが多いと感じるかもしれませんが、「ユーザーに関連性の高い広告を出して、役に立つ情報を届ける」 という視点で考えると理解しやすいです。

試験では、広告ランクを決める仕組み品質スコアの具体的な内容・改善策などを中心に問題が出ます。
テキストの内容をしっかり押さえて臨めば、きっと合格に近づけるはずです。がんばってくださいね!


最後に

  • わからない用語や機能が出てきたら、都度調べてその意味をクリアにしておくと理解が深まります。

  • 実際の Google 広告の管理画面を触ってみると、さらにイメージしやすくなります。

この参考資料が、みなさんの学習に役立ちますように!
試験合格を応援しています。頑張ってください!


このマガジン「実績に飢えた私の資格取得の挑戦」で引き続き更新していきますので、資格取得までの道のりを、どうぞ見守ってください。

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