才能の測り方
子供の頃、ちょっとピアノが得意で
「すごい才能だ!将来は音大だね」
なんて、大人からよく言われていました。
ですが、高校に上がると
私より上手い子なんて星の数ほどいて
だったらやらなくていいや、と
私は早々に音楽の道を諦めました。
「だったらやらなくていいや」
の真意は、
自分よりピアノの才能のある人がいるなら
その人たちがやればいい。
私にはきっと、
他の才能があるだろうから。
というようなものだったろうと
今なら思います。
それは諦めであり、悔しさからの
逃げでもあったかもしれません。
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才能という言葉は厄介です。
自分にも一つくらい、
他の人よりもうんと優れた
何かがあるんじゃないかと
思わせる力を持っています。
でも、他人と比べた時点で
自分が本来持っていた能力というのは
どうやら失われてしまうようです。
いつまでも
「人より優れた何か」を探していても
他人を基準に自分の能力を
測っているかぎり、
必ずどこかで挫折します。
次から次へと新しい人が現れ
他人からの評価にも振り回され
楽しむことが分からなくなり
得意だったはずのことは、次第に
疎ましいことに変わってしまうのです。
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それほど長い人生を
生きてきたわけではないですが
私には、「誰よりも優れた何か」
というものは特にないな、と
本当に思います。
これまでに評価していただいたことや
確かに得意だと思うものはあっても
自分が一番だ、と容易に言えない程度には
様々な分野の専門家たちと
たくさん出会ってきました。
ですが、
「人がやらない何か」に取り組み、
私なりの工夫を重ね
作品にしたり、仕事にしたり
楽しむことを続けていたら
気づくと次の「やりたいこと」が待っていて、
懸命に取り組むと
それは「出来ること」になっている
そんな風に、人生は続いていっています。
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ピアノを早々に諦め、
「私にはきっと別の才能が」
…特になかったわけですが😅笑
他人と比べることをやめ
好奇心を大切にしていたら
楽しんでいる内に技術や経験が身につき
他の人にはできない仕事というのが
自然と出来上がっていました。
今ではそれが、私の才能と
言ってもいいのかな、と思っています。
今日、何かに感動しましたか?
夢中になって、楽しむ時間は持てましたか?
あなたの才能はきっと
あなたが何かにひたむきに取り組む中で
じっくりと育っています。
今日も明日も、あなたの毎日が
美しいきらめきに満ち溢れていますように✨
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