初めてGreencastleから出てみた
10月8日の授業終わりにDePauwからバスで6時間かけてUniversity of Michiganに行きました!MJSAという「中西部日本人学生会」に参加するためです。
MJSAに参加する前は、DePauwの先輩みたいに日本からアメリカに来た大学生と日本に興味のある学生(日本語を専攻しているとか)と出会うんだろうなと思っていたのですが、ほとんどの生徒がアメリカ育ちの生徒だったことに驚きました。18年間日本で過ごして、今年の夏に初めてアメリカに来たって言ったらめっちゃびっくりされました笑。「なんで日本からアメリカに来たの?」とか、「なんでインディアナ州の小さい大学にしたの?他にも大きい大学あるじゃん」などの質問をもらって、育った環境が違うから、大学の選び方も違ったし、話し方、持っているVibes、雰囲気も違ったし、「こんな人たちがいるんだー!」って新しい発見があって楽しかった。
そして、初めてGreencastle(DePauwがある小さな町)から出たことで、DePauwってマジで田舎なんだな笑笑ってことにも気づきました。奈良県出身なので、あんま田舎度変わらんやん?って最初は思っていたのですが、まあMichiganを見ちゃうと、変わりましたよね。でも、元々都会、人混み、大量の高層ビルが苦手なので、キャンパスライフはGreencaslteで楽しみつつ、休日は都会にも足を運んで、アメリカのいろんな場所をもっと見たいなと今は思っています。
街単位の違いだけでなく、University of Michiganを知ることで、DePauwの特徴をよく知れたのもおもしろかったです。一番大きな違いは、コミュニティに属していることを生徒ががどのくらい意識しているのかだと思います。DePauwにいると、アメリカにいるのになぜか時々日本にいる感覚を感じます。おそらく、DePauwの人は、それぞれがどのコミュニティーに入っているかを重要視している部分が、日本と似ているからだと思います。日本で自己紹介をする際に、1. 大学名、2. 名前の順に述べるように、個としての自分というよりも、グループ、コミュニティ、組織に属している私、というような表現をすることが多いです。DePauwで自己紹介をするとなると、Hi! I'm Miho. I'm from DePauw. って言うから、1. 名前、2. 大学名という順番になるのだけれど、I'm from DePauwの後に、いろんなコミュニティを表す表現をつけることが多い気がします。I'm a vice president of Jclub(Japanese Club), and I'm in KPOP dance club, and also……みたいな。
コミュニティを大切にする環境だからこそ、課外活動のグループに入って、その中の人と仲良くなるのはよく起こることで、友達を増やすのにいい環境だと思います。一方で、異なるコミュニティの間に生まれるなんかちょっと離れている感覚、ライバル心、溝、みたいなのが見えることがあるのも事実。それらってなんでできるんだろう。ライバル心、溝が対立を生む時っていつなんだろう、みたいなことを、頭の中でぐる〜っと考えることがこの1週間は多かったです。
初めてGreencastleを出てみたからこそ、DePauw、Greencastleの文化、環境を客観視できたので、もっともっと色んな場所に足を運びたいなと思いました。それにしても、MichiganはGreencastleに3ヶ月こもっていた身からするとちょーー都会、めっちゃテンション上がった。季節がちょうど紅葉の季節なのもめっちゃラッキーやった。まだまだ余韻に浸ってます笑。
そういえば、MJSAを通してDePauwの同期と先輩と仲良くなれたのがなんだかんだ一番楽しかったかも。入学前は知らなかったことだけど、DePauwの先輩は、みんな、ずば抜けて優しいです。日本にいたときに、「DePauwの先輩は変な人が多いけど、怖い人はいない」って聞いたことがあって、個性豊かで面白い+めっちゃ優しいから、あーなるほどなと思いました。1年の中で、なんで先輩は超絶優しいのかって話していたら、今までの先輩がめっちゃ優しかったから、受け継がれているみたいで、いい循環やなと思いました。
終わり!じゃあまた〜